【もおすけ日記】新表銀座縦走・上高地まで駆け抜けろ!8
昨日のブログを見返してみたら。
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も:『これって“さぶちゃん写真集”じゃん…。』
リンちゃんがいないと、こんなにも画面は平坦になるのか。
ウニ蔵、帰りを待っているよ、のもおすけです。
皆様こんばんにゃ。
そんなさぶちゃんには、道中で一言。
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も:『さぶちゃんとはさぁ、入籍届け出したいとかは全然思えわないんだけど、
養子縁組とかして(養う気もさらさらないけど)名実共に姉弟になりたいよ。』
と言ったら『はぁ?なんじゃそりゃ。』と返されました。
傍から見たらカップルで縦走していると思うであろうが、さにあらず。
さぶちゃんとは、前世で姉弟だったと思うのよねー。
ああさぶ姉さんが羨ましい(歳も私と近いことだし)。
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実の姉弟だったら、テントの向きを決めるのに言い合いになってジャンケンで大騒ぎしてても
スントの標高がカウントダウンのように下がってる!と、うるさく言うもんだから
ストップウォッチじゃないの?違うよほら見てよ、ぁあ?きっとストップウォッチだよ、
違うよ、じゃあ壊れたんだスントよく壊れるって言うしねほらリンちゃんの壊れたのもスントだしあーあ壊れちゃったー残念ねーー、と言ったら首根っこ掴まれて“もっと他に言い方ないのか?ほんっとにムカつくよな。”とケンカを売られてあっさり安く買ったとしても。
ぜぇんぶただの姉弟ゲンカと、世間は大目に見てくれるだろう。
皆さん、男女二人でで縦走してるからってカップルってワケではありません。
こんな綺麗なお姉さんと口の悪い弟との凸凹コンビがおくる、新表銀座縦走・8でございます。
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大天荘の休憩から、再び出発。
クラックがビシバシ。こわー。
去年は私が吹っ飛ばされて、四つんばい状態で移動した横通岳のコルも
お散歩気分でのほほんと通過。
雪のある山は、雪と天候で恐ろしいほどに変わります。
こんなに楽なのよね、穏やかだと。
雪庇もずいぶん溶けかかっていました。
下から見てもコワー。
トコトコトコと、これまでに比べたらゆるモードで歩く。
でも大天井から常念小屋までって。
実は結構な距離があるんですよね。
どうしても歩きやすい道だから、すぐ着きそうなイメージがあるのですが
これがなかなか着かない。
ようやく小屋を見下ろせる所まで来て、ホッとしたのも束の間。
ここからが、また意外に長いのです。

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ここから常念小屋までの道がすごかった。
この日、常念側からすれ違った人は、たったの一人。
ハイマツの中の登山道の雪がスカスカ。
一歩進む度に、膝まで、腿まで埋まるのだ。
歩きにくいったらありゃしない。
そんな道を小屋を目の前にして、ズボズボ、ズボボ。
後もう少しと言う所で、足を置いた途端、一気に腿の付け根まで落ちた。
そして。
動かない。
抜けない。
入ったんだから出るだろうと皆さん仰るでしょう。
でもね、出ないんですよ。
押された体重の重みで足回りの雪はガッチリと固められ、ビクとも動かない。
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も:『イタイーーー!動かないよーー。』
さ:『グイって引っこ抜けよ。』
も:『それが出来たらやってるよ(涙)。』
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前後にずらしても、かかとが引っかかって抜ける気配が全くない。
そのうち全体重&ザックの重さを全て支えている右足の付け根まで、痛くなってきた。
しかも動かせないのは、昨夏に靭帯切った左足。
動かせば動かすほどに痛い。
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も:『ちょっとさぶちゃん。なに笑ってんのよッ、痛いんだから助けに来てよッ!!』
さ:『オレだって無理だよー。』
確かにさぶちゃんもズボってるけどさ。
ヘラヘラ笑って見てるなんてひどいじゃん。
だんだん抜けないことに腹が立ってきた。
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も:『もーーーーーー、何で抜けないのよーー!キィーーーーーーッ!』
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と、もおすけ発狂してピッケルで足元の雪を滅茶苦茶にかき出す。
さすがにそれを見たさぶちゃんが、ようやく助けに来た(遅いよ)。
イタイイタイ。
イタイイタイイタイ。
こうしてようやく足が抜けた私はぐったりと疲れ、先ほどまでの楽しかった気分は何処へやら
もぅやだもぅいいよ、と小屋を目の前にしてワケわかんないスネに入ったのでした。
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←こうして書いていて改めて思う。さぶちゃんのばか。
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