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2010年11月17日 (水)

もおすけ日記 11月13日 八ヶ岳・硫黄岳登山。

天気がいい日は、空を見上げる度に『絶好の山日和だなぁ。』と思ってしまう

もおすけです。

皆様おぱようございます。

ついでに低い雲を見ると『あー、あの上から雲を眺めたいなぁ。』とか思っちゃいます。

皆さんは、そんな事ないですか?

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エヘ

だからってワケじゃないけど。

また お山に登ってきました

実は先日の六甲山トレッキングで、思いの他脚力が衰えていて

これでは六甲全山縦走は無理・・・と断念。
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ちなみに、この六甲全山縦走とは。

神戸~宝塚市までの四市をまたがる六甲山系の山々は、

高さこそないけれど累積標高は富士山の2倍、北アルプスの1.7倍もあって

この56kmを一日で縦走するというもの。

去年は余裕だったけど、今年は咳も残ってるし…と参加券を譲って頂いたのですが

今年は散々悩んだ挙句、キャンセルすることに

で、仕方ないと思いつつもかなり残念がっていた私。

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も:『母とのウォーキングも、ザック担いでしよっかな。』なんてぼやいていたら

友人サトちゃんが一言、

サ:『それなら八ヶ岳、行く?』

と、神のお言葉で誘ってくれたのだ。

健脚の男子三人組だけど、泊りがけのコースならまだ何とかついていけるかも!

って事で、飛び入りで参加させて頂くことに。

捨てる神あれば、拾う神あり(ちと違う)。

急いで支度をしたのでした。

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天候や気温も不安定な今時期。どこまで冬装備をしたらいいか、悩むところ。

ましてや山頂の寒さを下界にいると、どうしてもイメージしにくい。

よくお客様も『こんなに寒いと思わなかった!』と言っていたが、その気持ちがわかる。

一応アイゼン・ピッケルも用意して、でも買ったばかりの山スカートも履いたりなんかして。

(必要性と自分の欲望がかみ合っていない。そう、わかっていても履きたいスカート。)

そのくせ集合場所で気づいたのが、ピッケルコードやダウンパンツを忘れたり。

忘れたことを告げると、サトちゃんは

サ:『イヤイヤ、どこまで冗談なんかわからへん。』

も:『イエイエ、全部ホントです。』

と、出発前から焦らせました。

死ぬほど寒かったらどうする気だ?

と、自分に突っ込み・反省しきり とにかく出発。

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八ヶ岳は、今年2月に行く予定だった山。

その時は、天候が悪くて北横岳に変更したのだった。

当時の私は、山に行きたくて仕方がなかったヒトだから『○○山がいい!』などはなく、

『山に行ければ、どこでもいい!』だった。

視界の悪い北横岳だったけど、アイゼンつけて登れるだけで楽しかったのを

覚えています。

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でも、八ヶ岳最高峰はあこがれる。それだけに嬉しい。

美濃戸口に到着して、車中で仮眠を取りました。

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11月 13日(土)AM8:00

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薄曇のような黄砂の中、美濃戸口を出発。目指すは赤岳鉱泉。

そんなに急登ではないものの、歩き始めはいつも石のように体が重い。

無言です。

もちろん写真なんてありません(いつもの事です・笑)。

20分ショートで、赤岳鉱泉に到着。

目の前に、アイスキャンディーが作られている所でした。

7360374

これっていつか、登ってみたいよなぁ・・・

ここで東京の友人・モリゾくんとは現地集合ですが、到着はお昼頃。

ならばと携帯にメールを残し、天気のいい今日のうちに硫黄岳にアタック。

モリゾくん、明日天気悪かったらごめんね~って事で

沢筋の水は、端の方が凍っていて道も解けた雪が凍っていてちゅるんちゅる~ん

おっかなびっくりで登りました。

ようやく稜線に出た所で、お昼ご飯。

はるか遠くに、北アルプスの山々が見えました。

Dsc00003

私にとっての“家んち”である、白馬岳まで見えました。

Dsc00007

さすが北に位置するだけあって、一番雪がかかっていました。

お昼を食べてから、頂上へ。

頂上は意外に広く。

Dsc00011

やっぱり山頂の道標って嬉しいもの。

『あっちが 家んち~♪』のポーズ↓

Dsc00005

爆裂火口は、もの凄くわかりやすい景観です。

爆裂ーーーッって感じでしょ!?

Dsc00009

恐る恐る覗き込む私↓

Dsc00014

いつも遠く白馬岳から、南アルプスの向こうに見えていた富士山。

ここから見たら“でかっ!”っと、あまりの大きさに驚愕。

目の前の横岳と、ほぼ同じ高さなんですもん。

遠近法が狂った絵のような富士山の大きさに、改めて日本一を感じました。

そしてこの写真で、私の嬉しさっぷりがわかるでしょう↓

Dsc00019_2

あまりの馬鹿ヅラっぷりに載せるのは相当ためらいましたが、楽しそうなのが

自分でもよくわかる一枚だったので(笑)。

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左に北アルプスの山々。

Dsc00024

右に富士山。

Dsc00018_2

目の前には、横岳・赤岳。

特に赤岳の文三郎尾根は、見るからに急登

Dsc00025

あんなしんどい道はイヤだ・・・と思いながら、鉱泉への帰路へ。

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帰りがけには、もの凄い霜柱を発見。

Dsc00029

えのき茸か、マロニーか?

Dsc00026_2

13cmくらいはありました。めっちゃ長い!

そしてサクッと手で摘み取れます(←変だぞ、この表現)

きらきらと光る霜柱。成長の段階も見て取れます。

Dsc00032

ご機嫌の景色を堪能して、ニコニコで山小屋に戻ると。

退屈そうに待っていた モリゾ君が。

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モ:『小屋の人にも何も言って行ってないから、俺、なんか間違えたかと心配しましたよ

サ:『えー。俺、メールしたで。』

モ:『ソフトバンクは、美濃戸からすでに圏外です

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そう。

私達はメール見るやろ、と小屋の人にも何も言わず呑気に硫黄岳に向かっていたのだ。

Kさん曰く“水牛のよう”に、がっちりした体格の彼。

『きっと雪煙を上げながら、追いついて来んで  』と私達は、

山頂でのんびり待っていたのだった。

先に3人に硫黄岳に行かれてしまって、残念そうなモリゾくん(ごめんね~

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でも夕食は、その思いを払拭させてくれるほど豪華なものでした。

Dsc00035

ステーキです。これには皆、大満足。

ご飯を食べた後は、部屋で先日 誕生日だったモリゾくんの為に、

なんとKさんがケーキを歩荷してくれていたのです。

ね?美味しそうでしょ!?

Dsc00038

一瞬にして、私たちの胃袋へと納まりました。

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そして明日は、“ガッツリ登ろう!”と言うことで、なんとあのきつそうな文三郎尾根から

赤岳・横岳・硫黄岳へと縦走しようと。

さすが弾丸三人組

女子達と違って、言うことが違います。

果たして私はついて行けるのか?

初冬の八ヶ岳縦走、続きは明日~♪

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.山登り」カテゴリの記事

コメント

ほんとですね!ウリりゃんさんのブログ見て、同じ日だからびっくりしました!

そのうち偶然山頂で再会☆も、多いにありえますね。

これからは、山頂に着いたら探してみます(笑)。

おおおおおおおおおおおおお、
おんなじ山域、もうちょっとでした。

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