天気がいい日は、空を見上げる度に『絶好の山日和だなぁ。』と思ってしまう
もおすけです。
皆様おぱようございます。
ついでに低い雲を見ると『あー、あの上から雲を眺めたいなぁ。』とか思っちゃいます。
皆さんは、そんな事ないですか?
-----
エヘ
だからってワケじゃないけど。
また お山に登ってきました
実は先日の六甲山トレッキングで、思いの他脚力が衰えていて
これでは六甲全山縦走は無理・・・と断念。
.
ちなみに、この六甲全山縦走とは。
神戸~宝塚市までの四市をまたがる六甲山系の山々は、
高さこそないけれど累積標高は富士山の2倍、北アルプスの1.7倍もあって
この56kmを一日で縦走するというもの。
去年は余裕だったけど、今年は咳も残ってるし…と参加券を譲って頂いたのですが
今年は散々悩んだ挙句、キャンセルすることに
で、仕方ないと思いつつもかなり残念がっていた私。
.
も:『母とのウォーキングも、ザック担いでしよっかな。』なんてぼやいていたら
友人サトちゃんが一言、
サ:『それなら八ヶ岳、行く?』
と、神のお言葉で誘ってくれたのだ。
健脚の男子三人組だけど、泊りがけのコースならまだ何とかついていけるかも!
って事で、飛び入りで参加させて頂くことに。
捨てる神あれば、拾う神あり(ちと違う)。
急いで支度をしたのでした。
-----
天候や気温も不安定な今時期。どこまで冬装備をしたらいいか、悩むところ。
ましてや山頂の寒さを下界にいると、どうしてもイメージしにくい。
よくお客様も『こんなに寒いと思わなかった!』と言っていたが、その気持ちがわかる。
一応アイゼン・ピッケルも用意して、でも買ったばかりの山スカートも履いたりなんかして。
(必要性と自分の欲望がかみ合っていない。そう、わかっていても履きたいスカート。)
そのくせ集合場所で気づいたのが、ピッケルコードやダウンパンツを忘れたり。
忘れたことを告げると、サトちゃんは
サ:『イヤイヤ、どこまで冗談なんかわからへん。』
も:『イエイエ、全部ホントです。』
と、出発前から焦らせました。
死ぬほど寒かったらどうする気だ?
と、自分に突っ込み・反省しきり
とにかく出発。
-----
八ヶ岳は、今年2月に行く予定だった山。
その時は、天候が悪くて北横岳に変更したのだった。
当時の私は、山に行きたくて仕方がなかったヒトだから『○○山がいい!』などはなく、
『山に行ければ、どこでもいい!
』だった。
視界の悪い北横岳だったけど、アイゼンつけて登れるだけで楽しかったのを
覚えています。
.
でも、八ヶ岳最高峰はあこがれる。それだけに嬉しい。
美濃戸口に到着して、車中で仮眠を取りました。
-----
11月 13日(土)AM8:00
.
薄曇のような黄砂の中、美濃戸口を出発。目指すは赤岳鉱泉。
そんなに急登ではないものの、歩き始めはいつも石のように体が重い。
無言です。
もちろん写真なんてありません(いつもの事です・笑)。
20分ショートで、赤岳鉱泉に到着。
目の前に、アイスキャンディーが作られている所でした。
これっていつか、登ってみたいよなぁ・・・
ここで東京の友人・モリゾくんとは現地集合ですが、到着はお昼頃。
ならばと携帯にメールを残し、天気のいい今日のうちに硫黄岳にアタック。
モリゾくん、明日天気悪かったらごめんね~って事で
沢筋の水は、端の方が凍っていて道も解けた雪が凍っていてちゅるんちゅる~ん
おっかなびっくりで登りました。
ようやく稜線に出た所で、お昼ご飯。
はるか遠くに、北アルプスの山々が見えました。
私にとっての“家んち”である、白馬岳まで見えました。
さすが北に位置するだけあって、一番雪がかかっていました。
お昼を食べてから、頂上へ。
頂上は意外に広く。
やっぱり山頂の道標って嬉しいもの。
『あっちが 家んち~♪』のポーズ↓
爆裂火口は、もの凄くわかりやすい景観です。
爆裂ーーーッ
って感じでしょ!?
恐る恐る覗き込む私↓
いつも遠く白馬岳から、南アルプスの向こうに見えていた富士山。
ここから見たら“でかっ!”っと、あまりの大きさに驚愕。
目の前の横岳と、ほぼ同じ高さなんですもん。
遠近法が狂った絵のような富士山の大きさに、改めて日本一を感じました。
そしてこの写真で、私の嬉しさっぷりがわかるでしょう↓
あまりの馬鹿ヅラっぷりに載せるのは相当ためらいましたが、楽しそうなのが
自分でもよくわかる一枚だったので(笑)。
-----
左に北アルプスの山々。
右に富士山。
目の前には、横岳・赤岳。
特に赤岳の文三郎尾根は、見るからに急登
あんなしんどい道はイヤだ・・・と思いながら、鉱泉への帰路へ。
-----
帰りがけには、もの凄い霜柱を発見。
えのき茸か、マロニーか?
13cmくらいはありました。めっちゃ長い!
そしてサクッと手で摘み取れます(←変だぞ、この表現)
きらきらと光る霜柱。成長の段階も見て取れます。
ご機嫌の景色を堪能して、ニコニコで山小屋に戻ると。
退屈そうに待っていた モリゾ君が。
.
モ:『小屋の人にも何も言って行ってないから、俺、なんか間違えたかと心配しましたよ
』
サ:『えー。俺、メールしたで。』
モ:『ソフトバンクは、美濃戸からすでに圏外です
』
.
そう。
私達はメール見るやろ、と小屋の人にも何も言わず呑気に硫黄岳に向かっていたのだ。
Kさん曰く“水牛のよう”に、がっちりした体格の彼。
『きっと雪煙を上げながら、追いついて来んで
』と私達は、
山頂でのんびり待っていたのだった。
先に3人に硫黄岳に行かれてしまって、残念そうなモリゾくん(ごめんね~
)
-----
でも夕食は、その思いを払拭させてくれるほど豪華なものでした。
ステーキです。これには皆、大満足。
ご飯を食べた後は、部屋で先日 誕生日だったモリゾくんの為に、
なんとKさんがケーキを歩荷してくれていたのです。
ね?美味しそうでしょ!?
一瞬にして、私たちの胃袋へと納まりました。
-----
そして明日は、“ガッツリ登ろう!”と言うことで、なんとあのきつそうな文三郎尾根から
赤岳・横岳・硫黄岳へと縦走しようと。
さすが弾丸三人組
女子達と違って、言うことが違います。
果たして私はついて行けるのか?
初冬の八ヶ岳縦走、続きは明日~♪
.
←この間までいた長野に、もう戻ってる自分が好き♪ってことで。
にほんブログ村
最近のコメント