“りく”に言わせりゃ“四番目”の、もおすけです。皆様こんにちにゃ。
何のことやら。
そして昨日。
ブログも更新せずに何をしていたかと言いますと。
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またしてもお山に登っておりました~。
エヘ
働きもせず、こういう人を世間では“ごくつぶし”と言います。
(いや、来月からは働きますよ!?)
まあまあ。冬休みって事で(誰に弁解?)
で、本日は関西近郊にお住まいでない方々に、こちらのお山のご紹介です。
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先日もモモちゃんと行った六甲山。
コースの多さでは、日本一とも言われています。
最高峰の標高は たった931mの山ですが、ここから見える景色、そしてコースの多彩さは、
驚くべきものがあります。
今回のパートナーは、この人↓

“もおすけ”というあだ名の名付け親・甥っ子のリクです。
まだ彼が小さい頃、
り:『メイちゃん(姉)やろー?で、りくやろー?で、次にマリさん(うちの柴犬)やろー?
もーちゃんは四番目の子分だから、“もおすけ”だっ!』
と、犬よりも下に格付けされたワタクシは、この時から姪っ子・甥っ子に
もおすけと呼ばれるようになりました。
で、ちっこくて可愛かったりくも、いまや高校2年生。
私より大きくなって(こんなに小さかったのに)、現在 身長176cmもあるのに、
今だ伸び続けているという。
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退屈してる、プーもおすけ。
お山に登りたい。
早速、お山の世界へお誘いしてみることに。
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そういえば先日、姉が
姉:『暇そうにしてるから、山にでも連れ出してよ。』
なぁんて言ってましたが。
静かに聞いてるふりをしながら、内心、
も:『お姉ちゃん、今、言ったね? 今 言いましたね?
りくがお山の魅力にどっぷりはまっても“山は危険だからダメ!”とか後で言っても
知らなからね。無理だかんね~。』
と、“しめしめ、イヒヒ
”状態で、早速誘ったわけであります。
何せ家族から山については、心配&反対されてるもおすけですから、
身内で共感できる仲間が出来るのは最高ッ!
今は、シーズンオフとも言える寒い冬の低山ハイクなので
楽しんでもらえるか心配ですが、何はともあれ出発です。
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2010年 12月26日(日)晴れ AM8:30
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阪急芦屋川駅に集合した、もおすけコンビ。
ハイシーズンなら、ハイカー達でごった返すこの駅も、今日はまばら。
準備運動をする私に、『そんなんいらんわ。』と、りく。
ならば出発。
初めは住宅街の中の坂道を登っていくのですが、さすが17歳だけあって、
軽快に坂道を登っていきます。
スロースターターな私は、すでに息が切れます(いつも切れているが)。
さすが若者!アップテンポで上がっても、息切れ一つしていません。
登山口手前で上着を脱ぎ、ここから登山・スタートです。
“茶屋”も、“登山口”も初めて見る彼。
街の日常とは違う、山の世界特有の濃い空気に“へぇー”って感じ。
高座の滝は、滝の茶屋さんのすぐ奥にあります。
少し上がって降りれば、すぐに分岐点。
も:『そっちの道だよ。』
と、促します。
小さな沢。流れの脇を登るりく。
り: 『え。こんなとこ登んの?』
も: 『そう。こんなとこ登んの。』
初めての岩登りでも、難なく こなしていく。
斜面が縦になると、リーチが長いと途端に有利だもんなー。
もおすけなんて手足が短いから、いっつもサル状態で へばりついてよじ登っております。
梯子も上り、
さらに進んで振り返れば、神戸の海が一望できます。
でも、このコースのお楽しみは、沢沿いでもこの景色でもなく、これからなんです。
登山道を進んでいくと、花崗岩で出来た岩場がひらけてきます。
“わぁ。”と言いながら、進むりく。
あっという間に通り過ぎます(歩幅が大きいから、速いの何の)。
そう、ここがピラーロック。
ここも、もおすけが大好きなコースの一つ。
も:『あっちの高い所に行ってみ。』
と今や(お山の)親分となって、無理やり行かせて撮った写真
で、やっぱり私も撮りたくなって。りくに撮ってもらう。
怖いくせに、立ちたがる私。(おサルですから
)
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も:『普通に整備された道を、歩くだけやと思とったやろ~
』
り:『うん。』
も:『もおすけが、そんなとこ連れてくわけないや~ン
』
小さな頃から道路の細い溝(ほんとに細い下水溝)をまたぐ事さえ怖がってた姉に比べ、
公園のフェンスの上を端から端まで両手離しで歩き切る事に、命を懸けていた私。
そんな私を小さい頃から見ている彼ですから、今更 驚きもしないでしょう。
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ここで小休止して、風が出てきたので風吹岩まで移動。
ここでは老若男女、沢山のハイカー達が休んでいました。
すでに燃費の悪いもおすけは空腹ですが、リクは大丈夫と言う。
ならば、と風を避け打越山まで登って お昼ごはんにすることにしました。
途中の横池は、奥の方が白くなっていて。
どうやら昨日の積雪が凍っていたようでした。
初めて行った打越山山頂には、丸太のテーブルと椅子があってラッキー♪
クッカー・シュラカップなどを広げ、もちろんメニューはいつものラーメン
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も:『お山で食べるラーメンって、最高だよねー
』
と、これまたいつもの台詞を繰り返しながら、あっという間に二人共完食。
すると、ザックからゴソゴソと何かを取り出した りく。
り:『これ、もおすけに、だってさ。』
と、りくがくれたのは、なんと“Power bar”。
どうやら姉が買ってくれた様で、りくのは彼が好きなチョコ味。
もおすけのは“バナナ味”でした。
二人で話し合った結果、
『きっとあの人(姉)は、ネットで“山登り”とか検索して、持ち物とか調べて
今までの人生で知ることはなかったであろうパワーバーとか買ってみたに違いない。』
と言うことで、意見は一致。
そして、
も: 『 りくー。 お姉ちゃんにさぁ、
“ありがとう。でもバナニャンは、バナニャン
が美味しいのであって、
総じてバナナ味はまずいのだ。”って、言っといて
』
り: 『(笑)うん
』
と、私はまたもや雷が落とされそうな暴言を吐きながらも、ありがたく頂戴しました。
私は山で落雷に遭わなくとも、家庭内で落雷事故に遭うかもしれません。
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帰り際には住宅街まで降りたところで、イノシシ親子にも遭遇。
『でかっ!』と、二人で驚きながら、
無事に、岡本駅に到着~。
そしてそのまま三宮の好日山荘になだれ込み、丁度お仕事中のマイちゃんに
も:『また一人、新しい人を拉致って来ました~♪』
と甥っ子を紹介。もおすけと初めてお山に行った人は、みんなここでなんか買っています
今回は、りくに誕生日プレゼントとして、登山靴と靴下を購入。
も:『今度は須磨アルプス行こうゼ!』
と言う台詞と共に、『岳』の一巻も手渡しておきました
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果たして彼は、山に来るのか。
願わくば、来年の夏休み。
一緒に北アルプスに登って、絶景をお見せしたいもおすけであります。
だって、こんな景色が待ってるんだもんねー。
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