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2010年12月27日 (月)

【もおすけ日記】奇岩の登山コース・ピラーロック

“りく”に言わせりゃ“四番目”の、もおすけです。皆様こんにちにゃ。

何のことやら。

そして昨日。

ブログも更新せずに何をしていたかと言いますと。

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またしてもお山に登っておりました~。

エヘ

働きもせず、こういう人を世間では“ごくつぶし”と言います。

(いや、来月からは働きますよ!?)

まあまあ。冬休みって事で(誰に弁解?)

で、本日は関西近郊にお住まいでない方々に、こちらのお山のご紹介です。

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先日もモモちゃんと行った六甲山。

コースの多さでは、日本一とも言われています。

最高峰の標高は たった931mの山ですが、ここから見える景色、そしてコースの多彩さは、

驚くべきものがあります。

今回のパートナーは、この人↓

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“もおすけ”というあだ名の名付け親・甥っ子のリクです。

まだ彼が小さい頃、

り:『メイちゃん(姉)やろー?で、りくやろー?で、次にマリさん(うちの柴犬)やろー?

   もーちゃんは四番目の子分だから、“もおすけ”だっ!』

と、犬よりも下に格付けされたワタクシは、この時から姪っ子・甥っ子に

もおすけと呼ばれるようになりました。

で、ちっこくて可愛かったりくも、いまや高校2年生。

私より大きくなって(こんなに小さかったのに)、現在 身長176cmもあるのに、

今だ伸び続けているという。

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退屈してる、プーもおすけ。

お山に登りたい。

早速、お山の世界へお誘いしてみることに。

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そういえば先日、姉が

姉:『暇そうにしてるから、山にでも連れ出してよ。』

なぁんて言ってましたが。

静かに聞いてるふりをしながら、内心、

も:『お姉ちゃん、今、言ったね? 今 言いましたね?

  りくがお山の魅力にどっぷりはまっても“山は危険だからダメ!”とか後で言っても

  知らなからね。無理だかんね~。』

と、“しめしめ、イヒヒ”状態で、早速誘ったわけであります。

何せ家族から山については、心配&反対されてるもおすけですから、

身内で共感できる仲間が出来るのは最高ッ!

今は、シーズンオフとも言える寒い冬の低山ハイクなので

楽しんでもらえるか心配ですが、何はともあれ出発です。

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2010年 12月26日(日)晴れ AM8:30

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阪急芦屋川駅に集合した、もおすけコンビ。

ハイシーズンなら、ハイカー達でごった返すこの駅も、今日はまばら。

準備運動をする私に、『そんなんいらんわ。』と、りく。

ならば出発。

初めは住宅街の中の坂道を登っていくのですが、さすが17歳だけあって、

軽快に坂道を登っていきます。

スロースターターな私は、すでに息が切れます(いつも切れているが)。

さすが若者!アップテンポで上がっても、息切れ一つしていません。

登山口手前で上着を脱ぎ、ここから登山・スタートです。

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“茶屋”も、“登山口”も初めて見る彼。

街の日常とは違う、山の世界特有の濃い空気に“へぇー”って感じ。

高座の滝は、滝の茶屋さんのすぐ奥にあります。

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少し上がって降りれば、すぐに分岐点。

も:『そっちの道だよ。』

と、促します。

小さな沢。流れの脇を登るりく。

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り: 『え。こんなとこ登んの?』

も: 『そう。こんなとこ登んの。』

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初めての岩登りでも、難なく こなしていく。

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斜面が縦になると、リーチが長いと途端に有利だもんなー。

もおすけなんて手足が短いから、いっつもサル状態で へばりついてよじ登っております。

梯子も上り、

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さらに進んで振り返れば、神戸の海が一望できます。

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でも、このコースのお楽しみは、沢沿いでもこの景色でもなく、これからなんです。

登山道を進んでいくと、花崗岩で出来た岩場がひらけてきます。

“わぁ。”と言いながら、進むりく。

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あっという間に通り過ぎます(歩幅が大きいから、速いの何の)。

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そう、ここがピラーロック。

ここも、もおすけが大好きなコースの一つ。

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も:『あっちの高い所に行ってみ。』

と今や(お山の)親分となって、無理やり行かせて撮った写真

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で、やっぱり私も撮りたくなって。りくに撮ってもらう。

怖いくせに、立ちたがる私。(おサルですから

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も:『普通に整備された道を、歩くだけやと思とったやろ~ 』

り:『うん。』

も:『もおすけが、そんなとこ連れてくわけないや~ン 』

小さな頃から道路の細い溝(ほんとに細い下水溝)をまたぐ事さえ怖がってた姉に比べ、

公園のフェンスの上を端から端まで両手離しで歩き切る事に、命を懸けていた私。

そんな私を小さい頃から見ている彼ですから、今更 驚きもしないでしょう。

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ここで小休止して、風が出てきたので風吹岩まで移動。

ここでは老若男女、沢山のハイカー達が休んでいました。

すでに燃費の悪いもおすけは空腹ですが、リクは大丈夫と言う。

ならば、と風を避け打越山まで登って お昼ごはんにすることにしました。

途中の横池は、奥の方が白くなっていて。

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どうやら昨日の積雪が凍っていたようでした。

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初めて行った打越山山頂には、丸太のテーブルと椅子があってラッキー♪

クッカー・シュラカップなどを広げ、もちろんメニューはいつものラーメン

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も:『お山で食べるラーメンって、最高だよねー

と、これまたいつもの台詞を繰り返しながら、あっという間に二人共完食。

すると、ザックからゴソゴソと何かを取り出した りく。

り:『これ、もおすけに、だってさ。』

と、りくがくれたのは、なんと“Power bar”。

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どうやら姉が買ってくれた様で、りくのは彼が好きなチョコ味。

もおすけのは“バナナ味”でした。

二人で話し合った結果、

『きっとあの人(姉)は、ネットで“山登り”とか検索して、持ち物とか調べて

今までの人生で知ることはなかったであろうパワーバーとか買ってみたに違いない。』

と言うことで、意見は一致。

そして、

も: 『 りくー。 お姉ちゃんにさぁ、

   “ありがとう。でもバナニャンは、バナニャンが美味しいのであって、

   総じてバナナ味はまずいのだ。”って、言っといて 』

り: 『(笑)うん 』

と、私はまたもや雷が落とされそうな暴言を吐きながらも、ありがたく頂戴しました。

私は山で落雷に遭わなくとも、家庭内で落雷事故に遭うかもしれません。

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帰り際には住宅街まで降りたところで、イノシシ親子にも遭遇。

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『でかっ!』と、二人で驚きながら、

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無事に、岡本駅に到着~。

そしてそのまま三宮の好日山荘になだれ込み、丁度お仕事中のマイちゃんに

も:『また一人、新しい人を拉致って来ました~♪』

と甥っ子を紹介。もおすけと初めてお山に行った人は、みんなここでなんか買っています

今回は、りくに誕生日プレゼントとして、登山靴と靴下を購入。

も:『今度は須磨アルプス行こうゼ!』

と言う台詞と共に、『岳』の一巻も手渡しておきました

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果たして彼は、山に来るのか。

願わくば、来年の夏休み。

一緒に北アルプスに登って、絶景をお見せしたいもおすけであります。

だって、こんな景色が待ってるんだもんねー。

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