【もおすけ日記】2011・1月11日唐松岳登山・1
で、ワタクシが今日も働きもせず、一日スキーして遊び呆けていたもおすけです。
皆様こんばんにゃ。
今日は働く気満々だったのですが、“仕事は明日からでいいよ。”と言われ、
シャチョーにも、『今日は絶好のスキー日和だよ。スキーしてきたら?』なぁんて言う
最高のお言葉まで頂いたので、遠慮なくスキーさせて頂きました。エヘ
皆様、もおすけは明日から身を粉にして働きますのでどうぞ許して下さい。ペコペコリ。
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で、先日の唐松岳。
8日の朝、兵庫県を出発して、青春18切符を片手にわくわくのもおすけ。
実はワタクシ、せえしゅん18切符を使うのは 初めてなのでございます。
なんだかとっても得した気分♪
いや実際得しているのだが。
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電車の中で、『退屈するかもー。』と思いきや、寝る寝るおさる。
ぐうぐうと寝ておりました。
で、夕方18時20分に白馬駅到着~♪
この日は着いてからも、すぐ眠れました(なぜだあんなにたくさん寝たのに)。
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2011年1月9日 曇り時々雪
で、今回のパーティのメンバーですが。
これがまた不思議な縁といいますか。
お話は、白馬山荘の頃まで遡ります。
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皆様ご存知、昨年の夏。
もおすけが、白馬山荘で受付をしていた時のこと。
一人の男性が、問い合わせにやって来ました。
さ:『あのー、○○さんて方、もう到着されてますか?』
も:『ちょっとお待ちください。お調べしますね。』
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宿帳の名前をめくってみても、そのお名前はありませんでした。
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も:『まだ到着されていないようですね。ここで待ち合わせのお連れ様ですか?』
さ:『いえ、昨日唐松で知り合った人です。こっち方面だから、また会うかなぁと思って。』
も:『じゃあ、もし到着されたらお伝えしておきますね。』
さ:『その人、すぐわかると思います。なんせ120Lのザックですから。』
も:『120L~?』
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私は未だに、120Lと言うサイズのザックを見たことがありません。
結局その120Lさんは、テント泊のできる頂上宿舎に泊まっていた様で
さ:『お散歩がてら見に行ったら、村営さんの方にいました!』と、後で報告を頂きました。
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で、その120Lさんを探していた“さぶさん”が、このブログをずっと見てくれていて
帰宅後も、読んではコメント下さっていたのがご縁。
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さ:『冬の唐松に、登りに行こうと二人で話してるんだ~。』
も:『いいなー、私も行きたいなぁ。』
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と言う流れから、今回の三人組。
白馬山荘で、さぶさんとお話したのは5分足らず。
120Lさんとは、結局お見掛けすることも出来ず。
それが、こうして年をまたいで三人一緒に山を登るんですから、
山でのご縁ってホント不思議です。
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9日はスキーをして過ごし、10日は晴れたものの『明日の方が天気が良さそう。』と言う、
リーダーのいっちゃん(彼が120Lさんです)の一言で、この日もスキー。
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三人:『明日は、晴れてくれよぉ~!』
と、半ばプレッシャーをかけるような気持ちで、山の神様にお願いします。
登山前日にもかかわらず、夕食後は『ドライマティーニ、ドライマティーニ』と、いっちゃんは
大喜びで飲みに行こうと誘い出します。
なにせもおすけは下戸ですし、明日は大事な厳冬期の冬山登山。
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も:『そんなに飲んでも知らないからね!』というもおすけの台詞は一蹴され、
お二人は大喜びで飲んでいました。
私は大して飲んでいなかったけど、最高に楽しい初顔合わせの三人組に
大爆笑しっぱなしで、何故かスキーの筋肉痛でなく、笑いすぎて腹筋が鍛えられた一日でした。
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2011年 1月11日 晴れ
いまいちな天気予報とは裏腹に、晴れた朝。
待ちに待った登山です!
装備をチェックし、お湯を入れて…
今回は、初のビーコンです。
おやつも入れたし、いざ出発!
もんきち先生は、ちょっと不安気。。。
不安げなもんきち先生とは裏腹に、ご陽気な三人組。
駐車場に車を止めて準備をしていると、リーダーのいっちゃんがサクリと一言。
い:『今日のこの天気だと、ハーネスはいらないな。』
さ&も:『え???』
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そう、この風もなく安定した天気でこのコースならば、ハーネスは不要。
でも、さぶちゃんともおすけはハーネスに大喜びで“岳の三歩くんみた~いかっこい~い!”って
大喜びしていたのだ。
さぶちゃんなんて、買った日に嬉しくて家の中をハーネスつけて歩いていたと言うのに。
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も:『天候が、良いに越したことはないんだけど…。』
嬉しいんだけど、かなり残念。
で、悔しいからとりあえず写真を撮る。
まず、着けてるだけで嬉しい二人。
意味なく着けてるハーネスコンビ。
で、結局まったく“必要ない”のに、そのまま着けて登ることにした二人(おバカコンビ)。
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ザックを担いでのリフトって乗りにく~い。皆様、なつかしのプチ恐怖感を味わえます。
そして八方ゲレンデからゴンドラ・リフトを乗り継いで、まずは八方池山荘まで。
ここで登山届けを提出。
で、いよいよ登山が始まります!
も:『これからあっち行くのーー!』
すでにご機嫌。
で、いきなりの壷足で、もおすけはわかんを。
いっちゃんは、板にシールを。
さぶちゃんは、スノーシューで。
ガシガシ登ります。
昨日までは、一番(!?)はしゃいでお茶らけていた いっちゃんですが、さすがリーダー。
昨日とは打って変わって寡黙です。
反してゴキゲンな天気と景色にテンションな さぶちゃんともおすけ。
ウキウキで喋りながら登ってます(そして私だけが息切れる)。
登って、
登って、
ひたすら登って。 ここまできたのかと、振り返る。
雪紋も綺麗です。
“写真撮るよー!”の呼びかけに応えるさぶちゃん。
ゴキゲン具合が伺えるポーズでしょ?
ここからは、白馬山系の景色が一望!真ん中の山、三つの一番右が白馬岳。
雪の白馬岳を見たかったもおすけは、大喜び。
そして道なき道を行き。
更に登っていきます。
板を担いでの登りはきつそー!
空もどんどん青くなって、絶好の山日和に。
さぶちゃんが見たがっていたのは、“雪のかかった不帰の剣”。
不帰をバックに『不帰と さぶちゃん』。
不帰ともおすけ。
見事な不帰の剣の一峰・二峰。
ただただ “格好いい!”の一言です。
ここからだと、白馬三山もほぼ同じ高さに。
もおすけが一番見たがっていたのは、実は『冬の白馬山荘』だったのです。
ここからは、私が住んでいた白馬山荘の屋根が肉眼でもはっきりと見えました。
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いつもお散歩しては、座っていた岩場も、
『今日のお客さんはどうかな~?』って、双眼鏡で大雪渓を覗いていた無線場も。
みんなが休憩時間に通っていた、山頂も。
はっきりと見られたことが、何より嬉しくて。
もう これだけで大満足でした。
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景色を眺めながら、さらに緩やかな稜線を登っていきます。
今日は、本当にいい天気。
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もう少しだけ登って、程なく丸山ケルンに到着。
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『帰りの時間を考慮して今日はここまで。』となり、お昼ごはんとすることに。
ふかふかの雪の上を、登って登って着いた丸山ケルン。
板を担いでのスノーボーダーや山スキーの人はいましたが、ここまで登ってきたのは
今日は私達だけでした。
最高のお天気に恵まれ、上機嫌の三人はここでバクバク食べてましたとさ。
(つづく)
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コメント
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すごい景色

きれいな空ですね~
家にこもっていつもチェックしてますよ
明日からのお仕事、頑張ってくださいね
やっぱり姉さんは、山にいる時の笑顔が最高ですね

投稿: ヨネチ | 2011年1月14日 (金) 22時33分