« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

2011年2月

2011年2月28日 (月)

【もおすけ日記】突然届いた小包の中に…

で、阿久津君はどうなるの?どうなるの??の、もおすけです。

皆様こんばんにゃ。

.

池田シェフが毎回買っているビッグコミック・オリジナル。

私が岳好きだと知るや、読み終えたら池田シェフは毎回私に下さるようになりました。

長野で岳が読めるシアワセ。 

で、二人で『岳』のその後が、気になって仕方がありません。

うーん、心配だ。

-----

ちょっと前の話ですが。

ある日、突然ロッジに小さな小包が届きました。

も:『あれ?私、お母さんに荷物なんて頼んでいないよなぁ・・・。』

.

はて。

どなたからの荷物でしょう。

110227_1                               突然の小包に 人は驚くものです。

と、思って差出人を見てみると・・・

.

それはなんと白馬山荘で一緒だった、モモちゃんからの小包でした!

も:『何?何?何が入ってるの?』

.

何にも送りモノを頼んでいなかったので、不思議に思いながら開けてみると・・・

.

まず箱を開けたら、これが目に飛び込んできました!

110227_2                                どーーん。 いきなり、これですわ、これ。

も:『 プッ。なぜサルちゃんのぬいぐるみ?』

と、笑いながらも開封していくと・・・

110227_4

ぬいぐるみの他には、洗濯用洗剤、唐辛子成分入りのシルク靴下。絆創膏。

そして まだまだ入っています。

110227_5 

天津甘栗、オーガニックのローズヒップティー、ミルフィーユ、アーモンドチョコ。

そして更に、

110227_6

パウンドケーキと、とろろ巻き昆布。

これ、知ってる!

モモちゃんが白馬山荘で働いていた時、モモちゃんの荷物(愛情小包)の中に入ってたッ!

どっちも すんごく美味しいの~♪

そして最後に、懐かしくも嬉しいコレが。

110227_7

白馬山荘を下山する直前の、最高に寒い夕暮れのモモちゃんと下山する日の朝の集合写真。

裏は、どちらも手紙になっていて、モモちゃんからのメッセージが書かれていました。

リサとガスパールのカードは、なんとモモ父さん・モモ母さんからのカードでした。

.

モ:『しろぷー!元気ですか?毎日食べてますか?』

.

ハイ、いけないくらい沢山食べております。

.

モ:『職場にしろぷーが好きそうな、おサルのマスコットがいたから送ります

モ:『Mって書いてあるよ!!』

.

おお。確かにお腹の所にMって書いてある・・・。

モ:『あと、もんきち先生シールもあったので あげる~♪』

.

ありがとう。これ、かなり嬉しいわ。

モ:『最近はマーサ(モモ母さん)が、携帯でブログを見れる様になったので、

  一人でブログ見て笑ってるよ。』

・・・じーーーん。 モモ母さんまで、ありがとう。

.

-----

モモちゃんからの手紙には、『山でリラックスしたいぞよ。』と書かれてありました。

うんうん。

わかる。

街にいると、お山に行きたくなるよね。

.

モモ家族からの、愛情たっぷりの小包。

パウンドケーキは、スタッフの皆で。

お菓子は早速モグモグと。

アーモンドチョコは、先日の冬山講習の山行中に。

靴下も目下ご愛用中で、余す所なく有効活用させて頂いております。

モモ父さん・モモ母さん、そしてモモちゃん。

身内の愛情小包みたいな、嬉しい贈り物をありがとう

早春に、会えたらいいねーーーッ!

-----

で。

いい年をした大人の部屋には、現在おさるが二匹おります。

110227_3                            ワタシ的には、お腹の“M”は モモちゃんのM。

色も可愛いピンクだし、明るく元気なお顔も モモちゃんに似ている。と思っている。

.

110227_8                        こうして見ると、もんきち先生って地味顔。

二つ並べると、なんだかモモちゃんともおすけ(しろぷー)って感じ!?

現在愛情たっぷりのプレゼント・モモちゃん人形は、大事に私の部屋に飾ってあります。

これ見て、今日もお仕事頑張らないとね!

.

 

ちなみに私もいい大人なので、一人で人形遊びとかはしないので皆様ご安心を。

        

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ← ランキングの応援ポチコも、どうぞよろしく!
にほんブログ村

2011年2月27日 (日)

【もおすけ日記】雪洞泊生活3日目・報告

志賀高原もすっかり暖かくって、春みたい。

もおすけです。皆様 こんばんにゃ。

.

二月は、大抵“爆弾”と呼ばれる大雪を降らす低気圧が通って、

一度位はドカ雪が降るそうなのですが、今年はまだそれがありません。

だから雪は、最近の暖かさで解ける一方。

なんだかこのまま、春が来ちゃいそうな感じです。
(と、思わせて この後一回はドカンと降るのでしょうが。)

-----

そんなこんなで、雪洞泊。

皆様も、忘れかけてた雪洞泊。

でももおすけは、秘かにしっかりと続行しておりました。

☆ 雪洞泊生活 三日目 ☆

■レイヤリング 上

ユニクロ ヒートテック(長袖)

TNF エアージップフーディ ※今までものより、一つ薄手のフリース。

これです。

1027_2     ※歯磨きしている少女二人は全く関係ございません(モモちゃん&テラちゃん元気~?)

.

■レイヤリング 下

TNF マイクロフリースパンツ

靴下のみ

■雪洞泊装備

銀色シート

サーマレスト プロライト 

マウンテンハードウェア ファントム0

ヘリテイジ ゴアテックスシュラフカバー

スペース暖シート

.

☆ 結果

.

この日の気温は、いつも通りとも言える程度の最低気温-9度。

感想からいいますと『ちょっと失敗。』でした。

まず、枕を忘れてしまった為に、ダウンジャケットを枕代わりに。

そうすると朝方、肩周りが寒かった。

それから昼間に降った雪のせいで、雪洞に入る時、ズボンに雪がついてしまって

そのままシュラフに入り、スペース暖シートをシュラフの内側に入れたから

結露と言うか、少し湿ってしまってベタついて寝にくかった。

『結露しないの?』と言う問いかけに答えたかったのですが、結露以前の問題で

結露したかどうかわからないほどでした。

おそらく。

冬山もしくは雪洞泊する状況ならば、フリースの下はそれなりの長袖シャツでしょうから

そうなればエアージップフーディでも、十分いけると思います。

天気がいい日は、バーサくん(バーサジャケット)では暑いほどなので

レイヤリングを考えるならば、長袖シャツ&エアージップフーディ&アコンカグア(ダウン)で

いいのではなかろうか。

バーサくんとは、これです。

1120_2

バーサくんを着ていると、暑くて持ってきているダウンを着ることがない。

でも、暑くても脱いだら寒すぎる。

天気がいい日の冬山は、結構そんな時がある。

ので、天気の良さそうな冬山なら、エアージップでも良いような気がしてきました。

-----

.

そろそろ気温も上がってきたので、雪洞泊生活にもピリオドを打たないといけない様です。

薄着の限界点も見えてきたようだから、次回は快適度の追求をしたいと思います。

つまり、まだやる私。

朝、どうしても肩が凝るんだけどね~。

もうちょっと。

頑張れ、アタシ!

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ←しんどくても雪洞泊を続けるもおすけに、応援ポチコを!
にほんブログ村

2011年2月26日 (土)

【もおすけ日記】冬山泊で必要・不必要な装備。

エヘ。酔っぱらっちった~♪の、もおすけです。皆様こんばんにゃ。

今日は浜にゃんのお誕生日でした。

なので夕食後、ケーキとシャンパンで乾杯。

お酒の弱いワタクシは、軽くグラス半分で酔っ払い~♪

只今、真っ赤でございます。

で、一人反省会と言いますか、冬山装備の考察会でございます。

-----

.

『オンナ辞めますか、それとも山登り辞めますか。』

講習期間中は、そんな風に問われたとも言える様な四日間でした。

.

まずザックに入れておきながら、全く使わなかったものとして筆頭に挙げたい物が“化粧品”。

『チークは、流石にいらないよね。』と、置いて出て来ましたが、それだけではなかった。

.

・ファンデーション

・お粉

・アイシャドウ

・アイブロー

・ローションにメイク落し

・UVクリームまで!

.

これら全て使いませんでした。

と言うより、使えませんでした。

ここで断っておきますが、普段の山行では必ず持っていきます。

そしてもちろん必ず使います。

女性の中では『ローションとUVだけで、ファンデは塗らない。』派も結構いますが、

母に『女性としての身だしなみだけは、いつも気をつけなさい。』と、口うるさく言われていますので

ファンでだけでなく、色もの(メイクUP用品)も嵩張るけれど必ず持っていきます。

でも、今回に限っては全く使いませんでした。

メイク落とす時間もない。

メイクする時間もない。

メイク塗りなおす時間もない。

“オンナ”をかまっている時間など、全くなかったのです。

.

言うなれば、軍隊のよう(入隊したことないけど)。

がっつり体育会系山岳部のよう(入部したことないけど)。

.

男子のペースに必死で追いつくとなると、メイクしてる時間なんてありませんでした。

私だけでなく、アイちゃんも。

そして恐らく他の班の女性陣も、そんな時間はなかったのではないでしょうか。

通常の山行ならいざ知らず この講習会では持っていくだけ重いから損!なアイテムでした。

それだけではありません。

.

・コンタクトケース

・コンタクト水

・めがね

.

これらも全く使いませんでした。

何故なら、上記同様“コンタクトを着け外しする時間なんてない!”からです。

“寝るぞ!”となれば一気に支度、起きたら一気にシュラフを片付け。

そんな時に、コンタクトを着け外しして落とそうものなら・・・

何よりそんな時間もなく、3日間は過ぎました。

当然、寝起きの目はショボショボ。

.

も:『私、コンタクトなんだけど、着け外しする時間もなかった~。』と、朝 アイちゃんに話せば、

ア:『私も~。』

と、同じ答えが返ってきました。

メイクはおろかコンタクトさえ外せないなんて、皆様どれだけ慌しかったか

想像できるかと思います。

.

この講習会とは別として、必要・不必要と思われるもの。

.

☆ 不必要なもの

・ダウンパンツ

私の場合、TNF(ザ・ノースフェイス)さんのハードシェルが極薄なため、

同メーカーの、フリースパンツをはいています。

今回は人数が多いテント&雪洞泊でしたので、室内は温かく

フリースパンツがあれば、ダウンパンツは不要でした。

人数が少なくとも、雪洞泊なら不要だと思います。

少人数やスノーキャンプのソロテントならあった方がいいでしょう。

.

・ビーコンのケース

体にきっちりと着けるためのポーチのようなものですが、私はあれをつけると肩が凝る。

なので、常に着ているフリースの胸ポケットにビーコンは常備していました。

(寝ている時も)

.

☆必要なもの

・テントシューズ

ダウンで出来たテントシューズは、暖かい以上に“便利”だと実感。

トイレやちょっと外に出る時など、そのままテントシューズで出入りできます。

テント内に入る時も雪がつかないから、すごく楽ちん。

そんなに重いものでもないから、これはあるとすごく便利だと思います。

.

・シュラフカバー

これは必携アイテムだとも思いますが、結露がすごい冬山では絶対と言えるアイテムです。

特に雪洞内では、温度により雪が溶けて水滴として落ちますが

雪洞内の尖った部分から、しずくが落ちてきます。

つまり一旦溶け出すと、ずっと同じところに水滴が落ちる。

シュラフを水滴から守る為にも、これは是非必要な品だと痛感しました。

.

・靴を入れるビニール袋。

テント内に靴を入れても、テントや雪洞からの水滴で中が濡れたら

翌日、凍傷になる可能性もあります。

スーパーの袋でいいので、ゴミ袋とは別に、靴用の袋は必要です。

.

・替えの手袋

これはインナーとオーバーグローブ、両方必要かもしれません。

雪で濡れたオーバーグローブは、夜になるとコチコチに凍ってました。

私はインナーグローブしか替えを持って行ってなかったので、オーバーグローブは

翌朝、胸元に入れて温めてから指を入れました(でないと入らない)。

.

・ミニカイロ

どちらかと言うと、手のひらサイズより小さい方が使えると思います。

ふとした拍子に、靴下が濡れたりするもの。

すごく寒い時には、手袋の中にも入れられますから 小さいカイロは二つあった方が

良いでしょう。

.

・生姜

体を温める効果がすごいので、お薦めアイテムです。

紅茶に入れてジンジャーティーに。

お味噌汁・ラーメンなど、汁物に入れるだけで体がぽかぽか。

アルファ米独特の匂い消しとして、炊き込みご飯なら千切りにして入れちゃう。

などなど、料理全般に入れられます。

ほんの一欠片でいいので、冬にはお薦めの食材だと思います。

-----

通常装備に加えて、これらの装備があれば、より快適に過ごせると思います。

皆様も冬山のお薦めアイテムがあれば、是非教えてくださいませ。

.

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ←次は、何のネタでいくか。ネタがありすぎて悩みます・・・。
にほんブログ村

2011年2月25日 (金)

【もおすけ日記】サンピラー(太陽柱)現象を見た!

もおすけの周りには、センセイが一杯。

の、おさるのもおすけです。皆様こんにちにゃ。

.

先日から書いていた、冬山登山講習の報告ブログ。

私が『天使降臨みたい』と言っていた、朝日の現象。

私にとってのフクロウ先生、さとチャンが教えてくれたのですが、

あれは“サンピラー”(太陽柱)と言う現象だそうで、結構珍しいようです。

.

☆ サンピラー(太陽柱)とは ☆

.

  • 氷点下20度以下になると、空気中の水蒸気が凍って氷晶(ダイヤモンドダスト)となり、
  • これらの氷晶は落下の際の空気抵抗のために、地面に対してほぼ水平に浮かびます。
  • このほぼ水平に浮かんだ板状の氷晶の表面に太陽からの光線が反射され、輝いて見えます。

  • サンピラー(太陽柱)は、太陽が空気中のダイヤモンドダストに反射して

    柱状に輝いて見える
    幻想的な自然現象(細氷現象)です。
  • -----

    .

    朝、テントから外に出て朝日を見たら綺麗だったので、

    も:『ねえねえ、すごいよ。光がまっすぐ下に伸びていて、綺麗だよ!』

    と、声をかけたせいか、うちのチームは全員見ていて写真を撮っていたのですが

    後日、他の班の方に聞いてみたら、皆さん気付かれなかったそうで。

    私達も、猛烈に慌しい朝の準備の最中でしたから、ずっと眺めているわけにはいかず

    早々に身支度へと移っていましたが・・・。

    .

    もう一回、ゆっくりと眺めてみたいなぁ。

    出来るなら、きちんと一眼レフで撮りたいなぁ。

    なんて、贅沢なリクエストなのでしょうね。

    ちなみに。

    私、このサンピラーは、はっきりと脳裏に焼きついているのですが、

    この時 起きていたであろうダイヤモンドダストには、全く気がつきませんでした。

    ダイヤモンドダストも、以前スキーをしていた時に『これって・・・そうだよねぇ。』と

    自信なさ気に見た事がある位で、『ダイヤモンドダストを見た!』って

    胸を張って言えないレベルなんです。

    昭和40年代型ロボットの私としては、かのユーミンの歌で有名になった

    このダイヤモンドダスト、一度は見てみたい。

    (昭和50年代型ロボットのアイちゃんとかは、知らないだろうなぁ…。)

    -----

    それにしても、綺麗でした。

    私の中では、やっぱり西洋の宗教画にありそうな『天使降臨』の 空でした。

    110214_11

    お山の上の、静かな朝でした。

    110214_11m_2

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ←ダイヤモンドダスト、見逃したもおすけに応援ポチコもよろしくね。
    にほんブログ村

    2011年2月24日 (木)

    【もおすけ日記】冬山登山講習・7 下山編

    フリクションノット、フリクションノット、フリクションノット。

    ハイ、もう覚えました!の、もおすけです。皆様こんばんにゃ。

    .

    何の事かと申しますと。

    これです、これ。   110215_2

    先日書いた『なんとかノット。』

    即、私にとってのフクロウ先生・サトちゃんからコメント頂き、

    『フリクションノットの クレムヘイストノットでは?』

    と、お教え頂きました。

    と同時に、チーム8班・とだっちからも

    『なんとかノット=フリクションノットの事ですかね。』って。

    皆さん、もおすけに教えて下さってありがと~う。

    フリクションノット。

    もう覚えましたッ!

    .

    でも、サトちゃん先生からのコメントでは、

    『大阪の講習ではプルージック使ってた。簡単なのはバックマンかな。』

    って。

    .

    それは一体何のことだ??

    さとチャンが、外国人にさえ思えてくるよ。

    ブルージック? バックマン??(パックマンじゃなくて!?)

    初心者もおすけ。

    これからネットで調べます。

    .

    それでは今日は、冬山登山講習 最終報告・下山編です。

    .

    -----

    2011年2月13日 (日)

    AM5:30 起床

    .

    テント泊(幕営)時よりも、明らかに寒い。

    ピンと冷たい空気が張っている朝。

    起きたと同時に、昨日同様ものすごい勢いでシュラフをサックに詰め込んでいきます。

    .

    そして一番に、お湯沸し。

    朝食はアルファ米とお味噌汁、缶詰。

    温かいお茶類って、本当にホッとします。

    そして、飲み終えた途端に撤収の準備。

    パッキング&テント撤収。

    パリパリに凍っているテントのフライシートやグランドシートは、行きよりも明らかに嵩張っています。

    折角作った雪洞、名残惜しいですがサヨナラです。

    主のいない雪洞はガランとしていて、ちょっと寂し気。

    -----

    下りも先頭を交代で歩いていきます。

    時折休憩を取っては、地図で現在地確認。

    センセイを囲んで集合写真!

    Getthumbforlist14_2 

    そして無事にゲレンデのリフト降り口まで到着。

    ここからは、滑り降りるスキーヤーの横を大荷物背負いながら

    私達一団は歩いて降ります。

    110216_9

    お天気も良くなって来て、皆笑顔です。

    Getthumbforlistca6qboi526

    たっつーさんとは、シャッターチャンスがかぶります(*^-^*)

    110216_1

    嗚呼、ほんと下りって楽ち~ん♪

    110216_10

    無事にゲレンデ麓まで到着し、迎えに来ていたバスに乗ると。

    も:『あーーッ、ニンゲンに戻った気がする~~!』

    と、瞬時にそう思ってしまいました。

    その位、自分の身のことなど構っていられない慌しい山行でした。

    -----

    講習センターに戻ってからは、共同装備の片付け・部屋の掃除。

    アンケートに記入して、閉講式。

    と:『四日間も一緒にいたんだよなぁ。でも、あっという間だったね。』

    の言葉通り、本当にあっという間の四日間でした。

    いつもの友達や単独での“楽しい山登り”とは全く違う講習会。

    技術や知識だけでなく、様々な事が勉強になりました。

    そして。

    やっぱり楽しかった。

    お互い協力し合って、色んな話をして。

    また、皆で会いたいね、会おうね。

    そんな風に話し合って、解散しました。

    集合写真は、笑顔でポーズ。

    110216_4

    モモさんは、仕事のお電話中でした(後ろに小さくいます)。

    110216_5

    チーム8班、また長野で集まりましょう!

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ←応援ポチコもどうぞよろしく。 
    にほんブログ村

    2011年2月22日 (火)

    【もおすけ日記】冬山登山講習・6 雪洞の作り方

    そんなわけでワタクシが、ちょっとした冒険をしてきたもおすけです。

    皆様こんばんにゃ。

    ちょいと近所へ、プチ冒険をして来ました。

    その報告は、また後日。

    .

    で、遅くなりましたが、冬山登山講習。

    本日は、雪洞の作り方&雪洞泊の報告です。

    -----

    .

    ビーコンでの探索訓練、ロープワークの講習の次は。

    皆で雪洞を掘りました。

    そう、今夜の私達の泊まる宿となるわけです。

    .

    ■ 雪洞の作り方のポイント ■

    .

    ・テント(幕営)時と同じく、雪崩のない場所、風向きなどを確認する。

    ・山の傾斜を利用して、横(穴式)に雪洞を掘っていく。

    ・雪洞の天井部分は、弱層より40~50cm下になるように。(でないと天井が落ちてきます)

    ・その際、ポイントは“ビーバーの巣”状態がベスト。

     つまり、入り口は小さく低くなっていて、雪洞の中の床部分は

     入り口より一段高くなっている“ビーバーの巣”のような構造。

     これは、外からの冷気や吹き込んでくる雪が

     雪洞内にそのまま入り込まないようにするため。

    ・雪の断面に対して、はじめに前(横)に掘って、それから横中を広げて掘っていく感じ。

      (あくまで入り口は、最小限の大きさに)。

    ・最後にろうそく棚・靴棚等を作る。

    ・雪洞の上を、歩かれない様な場所にするのもポイントです。(もしくは雪洞の上に目印をつける)

    ・雪洞内の天井はドーム型に。雪の凸凹をなくして滑らかにする。こうすると雪が溶けても

     水滴が落ちにくい。尖りがあると、ずっとそこから滴り落ちてシュラフなどが濡れてしまう。

    ・一晩で10cmは天井が低くなるから、それを考えた高さに作る。

     (でないと翌朝、動きにくい。)

    .

    さて、もおすけ達6人も掘り始めます。

    まず、雪の斜面をまっすぐ縦(垂直)にして、弱層の下の所が天井になるように

    奥へ奥へとトンネルを掘るように、掘っていきます。

    スノーソーでブロック状にして、スコップを差し込んで。

    ボコッと雪が、塊で取れると気持ちいいです。

    先頭に二人。

    雪を掻き出す人・二人。

    その受け取った雪を、外に投げ出す人・二人。

    雪が軟らかい時は、踏んだりして硬くしてからブロック状で取って行くと効率がいい。

    とにかく掘ります、掘ります。

    .

    そうすると・・・。

    .

    ブッシュ(藪の意味。今回は、木の小枝が多かった。)が、出て来ました。

    出て来たブッシュをよけて掘り進めて、最終的にはスノーソーで切ります。

    Getthumbforlist5

                                       出て来ちゃったよ、ブッシュが・・・。

    でも、掘れば掘るだけブッシュの数は増えるばかり。

    『これで、寝られるスペースは出来るの・・・?』と、口には出さなかったけれど、

    皆この台詞が頭をよぎって、不安になります。

    それでも頑張って掘り進めていたら、先生が一言。

    .

    先:『こりゃあ、無理だな。運が悪いわ。他の場所に掘り直しだな。』

    .

    ブッシュの可能性がどれだけあるかは、やっぱり掘ってみないとわからないもの。

    隣の班もブッシュは出たものの、何とか掘り上げた様子でしたが うちらは一からやり直し。

    Getthumbforlist6_2                                  これだけブッシュが出ちゃった日にはもう・・・。

    Report5308              こちらは隣の班の雪洞。この後、ロウソク棚まで作り、広々とした雪洞でした。

    -----

    『うわーーー。ここまでやったのにーーー。』

    皆、同じ気持ちでした。

    でも、残念がっていても始まらない。

    早くしないと 今度は日が暮れてしまう。 小休止を取って、気持ちを切り替えて作り直し!

    先頭を交代し、皆で掘り進めます。

    アイちゃんは足を使ってスコップを差し込み、大きな雪の塊を掘り出してくれます。

    皆リレー作業で、雪を掻き出し。

    汗が流れる作業でした。

    ちなみにこちらは、お兄さんコース生の 一人用の雪洞。

    早々に完成させていました。

    110215_1                      一人用は比較的楽です(両方作った私が断言します)。ブッシュに当たる確率も少ない。

    .

    先:『16時半までで終わらせよう。それで間に合わなかったら、女子は隣の雪洞に

     寝かせてもらおう。』

    .

    今日が最後の夜。

    せっかく一緒の班になったのだから、最後の晩御飯も寝るのも皆一緒がいい。

    私はそう思いましたが、他の皆も思いは同じだった様で。

    先生のその一言で、男性陣の掘り出し作業、目に見えてターボがかかりました。

    (特にモモさん・とだっち。)

    疲れているはずなのに。

    ものすごい勢いで掘り出す男性陣。

    .

    『皆、一緒がいい。』

    全員がそう思ってくれていた事が、とても嬉しくて。

    もおすけは、ちょっぴり胸が熱くなりました。

    .

    それから掘って掘って、掻き出す掻き出す。

    二つめの七人用の大きな雪洞掘りなのに、もの凄いペースで掘りすすめました。

    Getthumbforlist7                             見よ、この掻き出された山のような雪塊を。

    -----

    『先生、狭くてもいいから、夕食は何とかここで皆で食べたいです!』

    誰ともなく、先生にそう伝え、夕食は全員でこの雪洞で。

    気がつけば、体も冷え切っていた。

    氷のように冷たくなった手を温める、モモさんと私。

    Getthumbforlist8

    狭いし、女子は寝るのはお隣の雪洞だから、と私とアイちゃんは入り口に座りました。

    Getthumbforlist9 これで、なんとか七人座れました。

    まずは温かいアルコール(もおすけだけミルクチャイ)で、雪洞完成の乾杯。

    この時は、もう皆 笑顔でした。

    ホント、お疲れ~。

    温かい飲み物が、美味しい!シアワセ!

    ひとまずホッとしました。

    .

    先:『今日の夕飯は、何だ?』

    も:『今日はラーメンです。』

    .

    寒い夜は、やっぱり温かい汁物が嬉しい。

    お湯を沸かして、白菜、ネギ、生姜に、わかめを入れて。

    トッピングにチャーシューと、コーン。

    ラーメンの完成です。

    胡椒をふって、いただきま~す!

    この後、アルコールをメインとした宴へと移り、先生はじめ皆盛り上がり。

    雪洞つくりが大変だった分、最高に楽しい夜となりました。

    -----

    .

    『やっぱり今日が最後の夜だから、何とかここで7人寝れないかなぁ。』

    .

    誰だったかな!?

    そんな風に言ってくれて。

    もちろん女子(アイちゃんと私)も、入れるならこっちで寝たいな。気持ちは同じ。

    先:『とりあえず寝てみよう。狭くったっていいよ。

       本来雪洞ってのは、こういうもんなんだから。』

    という先生の一言で、みんなで場所作り。

    ザックは外に、お鍋・食材も外の棚に。靴とコンロだけ中の棚に。

    そしてシュラフを広げました。

    何とか7人入ったら。

    ぎゅうぎゅうのイモ虫状態。

    あまりの狭さに、笑いが出るほど。もおすけも大爆笑。

    Getthumbforlist11                         たっつーさん、こんな写真をいつの間に・・・・。

    .

    でも。

    見よ、これが本当の雪洞でビバークだっ!

    ブッシュに細引きをかけて、ランタンを灯す。

    サングラスや、インナーグローブもここにかけて干し。

    モモさんはツェルトで、入り口をふさぐ。

    そして、ぎゅうぎゅう。

    .

    も:『すごーい!楽しすぎて寝るのがもったいな~い♪』と、アイちゃんと私。

    Getthumbforlistca3cevrr24           この光景を眺めて笑っている私達と、私達を眺めて笑っているモモさん。

    .

    先生とOさんは早々に寝る準備。

    とだっち・たっつーさんは、笑いながらこの光景をカメラに収める。

    そして驚くほどの早さで、先生・Oさんは 早々に夢の第一幕へと入られた様子。

    (寝息&いびきですぐわかる)

    アイちゃんも、雪洞掘りの疲れからか、すぐにスヤスヤと寝息が聞こえ。

    モモさんは一番最後に一杯写真を撮って、一人で笑っていました。

    その液晶画面を横目で見て、私もくすりと笑いながら。

    .

    『全員一緒がいい。』と、言ってくれたチーム8班の皆。

    とにかく頑張って掘ってくれた皆。

    本当にありがとう。

    『偶然は必然』と言うけれど、この班・K先生・この人達に巡り会えて

    本当に、シアワセだなぁと思いました。

    -----

    .

    自分の足さえも揃えられず重なってしまうほど、狭い雪洞泊。

    でも“皆で眠れる幸福感”が、もおすけを深い眠りに いざなってくれたのでした。

    Img_7201                                                        おやすみなさい。

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ←いよいよ明日は下山です。
    にほんブログ村 

    2011年2月20日 (日)

    【もおすけ日記】冬山講習・5 ロープワーク編

    先日、さぶちゃんからメールが。

    さ:『しろぷー(白馬山荘時のブログネーム)、ザイル持ってる?』

    も:『ザイルって、なぁに~?』

    さ:『ハーネスとハーネス繋ぐ命綱じゃろ!ぶっといロープの事!』

    も:『持ってなーい (^0^)/ 』

    .

    と言うか、ザイルって何?とか聞いてるアタシってば 初心者さん。

    の、もおすけです。皆様こんばんにゃ。

    皆さん、何かと忘れがち。

    もおすけは、まだ山をはじめて間もない初心者さんでございます。

    ザイルなんて持ってるわけないじゃん!

    (使いこなしてたら、逆にびっくりだ。)

    .

    さぶちゃん。

    ザイル買った暁には、もおすけ繋いで引っ張ってください(あくまで他力本願)。

    そんな講習会のセンセが読んだら怒られそうな もおすけのブログ。

    冬山講習・第五弾はロープワークの実習報告です。

    -----

    .

    雪の弱層テストの次は、ビーコンによる埋没者の探索。

    送信モードになっているビーコンを、ザックの中に入れて雪の中に埋めます。

    それを三人一組になって探し出すと言う訓練。

    実際に雪崩が起きて遭難した、と言う設定で探すのですが

    そう思うと、とても焦る自分がいます。

    ビーコンが至近距離での反応を示しているのに、プロッブを差し込んでもヒットしない。

    それが一番焦りました。

    本当に目の前で雪崩が起きたり、遭難者が出たら、どれだけ冷静でいられるか・・・。

    自信のない自分もいますが、きっとそういう時にこの訓練のことを思い出して

    行動するだろうとも思います。

    たとえ訓練であっても、経験しておくのとしないのとでは雲泥の差があると思います。

    そういった意味でも、このビーコンでの探索訓練はとても為になった講習だと思いました。

    -----

    その後は、ロープワークの勉強です。

    これらはもおすけにとっては未経験の分野。

    ワクワクです。

    まず、スリングを使って、簡易ハーネスの作成。

    次に安全カン付カラビナを使って、実際に急な傾斜を登ります。

    あーー。 これ、なんていう結び方だっけ。結び方は覚えているけど名前忘れた。

    110215_2                   なんとかノット。違ったかな。

    .

    カラビナを使って、自分とスリングを繋いで。

    おかしいかも知れないけれど、ワタクシ、すごく嬉しかったです。

    うまく表現できないけれど、初めて本格的に山登りをしている!って感覚。

    これで登っていきます。

    前を行くのは、アイちゃん。かっこいーい!

    110215_3                              お次は もおすけが登りま-す。

    決して、ふざけている訳ではないのですが。

    とにかく嬉しかった。

    こうして少しづつ、山登りの基本を覚えていけることが嬉しい。

    知らないことがまだ沢山あって、沢山学べることがあることが嬉しい。

    おそらくいつもの事ですが、きっともおすけ ニコニコしながら登っていたと思います(本人無意識)。

    -----

    .

    低い山も。

    高い山も。

    歩きやすい山も。

    険しく危険な山も。

    どのお山ももおすけは大好きで、それこそ“山ほど”登りたい。

    まだまだ登ったことのない山が沢山ある事が、嬉しいな。

    学んだ事を ぜぇーんぶ駆使して 登りまわりたいっ!

    心からそう思う お山が大好き・もおすけでした。

    .

    こんな作業だって大好きさ。

                  『ここ掘れワンワン(テント場作り)』。一人立ったままは、我等が先生。

    Report5304_2                               一生懸命、掘らせて頂きます♪

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ← 明日はいよいよ雪洞作り編。たっつーさん、写真もらうね~。
    にほんブログ村

    2011年2月19日 (土)

    【もおすけ日記】冬山登山講習・4 弱層テストの仕方

    そんなわけでワタクシが、おさるから人間に戻ったオンナ・もおすけです。

    皆様こんばんにゃ。

    そう。

    昨日は久しぶりに広々とお布団に入り、ニンゲンに戻ってお部屋で寝たのでした。

    『あーーー、もおすけ、ぬくぬくのコタツから出られなかったんでしょー。』って?

    のんのん。

    “勇気ある撤退”ですわ。

    実は昨日の夜は、2月の志賀高原では珍しい雨の夜でした。

    そのせいで、真夜中に不気味な“ズドドドドーーッ”と言う音が。

    そう、屋根の雪が落ちる音でした。

    もおすけの別邸(雪洞)は、屋根の雪は落ちない場所にありますが、

    雪がずれて落ちたりでもしたら、大変です。

    だって、このツララですもの。

    110122_2                                     ずどーん。

    110122_4                                  ずどどどどーん。

    ね?

    こんなのが、雪胴の上に落ちて刺さったら。

    引田天功さんでもない限り、無理ですわ。

    って、事で昨夜は撤退。

    お部屋の中で寝たのでした。

    -----

    2011年 2月12日 (土) 晴れのち雪

    .

    雪層・プロッブでの探索方法を学んだ後は。

    いよいよ弱層テストです。

    これには色々な検査方法があるようですが。

    まず、雪柱を切り出していきます。大きさは、スコップの大きさ程度。

    110215_15                      スノーソーがあれば、楽に切り出せます。

    そして、雪柱の両側の雪も切り落とし、上からスコップで軽く叩いていきます。

    まずはスコップの上に手を置いて、手のひらの力だけで五回叩く。

    次は、肘からの力で五回叩いて。

    その次には肩から腕を振り落とす感じで、五回。

    と言うように、徐々に力を強めて雪柱を叩いていくと。

    弱層の面が、ズルッと押し出されました。

    110215_16_2

    見事なまでに綺麗な面で剥がれた雪。これには私もびっくりでした。

    .

    先:『ここが弱層だとわかっても、だからと言って すぐここから雪崩る訳じゃない。

       どんな弱さで雪崩るか、それは天気や気温、傾斜など様々な状況で変化するから

       一概にこれが正解、と言う答えはない。ただひたすら冬山の“経験を積む”のみだ。』

    .

    と、先生は仰いました。

    スコップを叩く強さ加減も、毎回同じでなくてはいけない。

    雪柱の大きさも、毎回違っていては比較にならない。

    出来る限り時間が許せば、習慣付けておくと一定の大きさ・強さになるのかな、と思いました。

    .

    写真はありませんが、もう一つの弱層テストの仕方を記しておきます。

    .

    ・大きさは両手で輪を作ったものより、少し小さな雪の円柱を掘り出します。

     私は両手で作った輪を、雪の上に乗せて印をつけ、それを掘り出しました。

    ・雪円柱の高さは、1mくらい。もちろんそれより下に弱層がある場合もあるので

     深く掘れれば掘れるほどいいと思います。この時掘ったのは1m弱でした。

    ・掘り出した雪円柱を両腕で抱え込み、雪の上面から腕の幅だけの雪を手前(体側)に

     引き寄せる感じで力を入れます。

    ・何も動かなければ、腕の幅一つ分下げた所で腕を組んで、最初と同じ力で引き寄せます。

    この要領で、腕の幅分づつ下に降ろして一定の力で引き寄せていくと

    弱層部分で、ボコッと動きます。

    弱層に当たった途端、あっさりと雪の柱は動き、剥がれました。

    皆、それぞれの場所でこのテストを行いましたが、同じ場所で皆剥がれていました。

    これは比較的簡単に行えると思いますので、是非皆さんも一度お試し下さい。

    これを知っていると『嗚呼、ここから雪崩れるのかぁ。』と、すごく雪崩れの仕組みというか

    遠くTVの中の出来事ではなく、雪崩が身近なものに感じられると思います。

    -----

    そういえば。

    先日の冬山登山講習・3で載せた、不思議な朝日。

    友人で、私にとっては“フクロウ先生”の様な存在の さとチャンのコメントで知ったのですが、

    あれは『サンピラー(太陽柱)』と言うそうです。

    ダイヤモンドダストが起きている時に現れる、かなり珍しい現象の様で。

    チーム8班のメンバーはじめ、皆様ご存知でしたか?

    あの時は、『わぁ、すごい!きれ~い』と、感動したものの、

    辺りがダイヤモンドダストだったか全く覚えていないし、ゆっくりと見入っている時間もなかった。

    .

    願わくば。

    もう一度、じっくりとサンピラーが見てみたい。

    なぁんて、贅沢なリクエストなんでしょうね。

    .

    -----

    .

    そして今。

    志賀高原には、夜空に粉雪が舞っています。

    .

    静かな静かな  粉雪の夜。

    明日もいいことあります様に。

    そんな事を、舞い散る雪を見ながら祈ってしまう。

    皆さんも よい夢を。

    おやすみなさい。

    .

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ←明日はロープワークや雪洞作りを。ランキングは二位!ポチコよろピコ。
    にほんブログ村

    2011年2月18日 (金)

    【もおすけ日記】冬山登山講習・3

    嗚呼、コタツでぬくぬく 最高だなぁ。の、もおすけです。

    皆様こんばんにゃ。

    今日も雪洞泊。

    って、言ったけど やっぱりおコタでぬくぬくは最高です。

    こうなると、雪洞で寝るのも億劫に…。

    イヤイヤ、いけない。今夜も宣言しちゃったんだもの。

    -----

    それにしても。

    今日、夕食の準備をしていて、ふと思いました。

    も:『嗚呼、女の子らしい服着たいなぁ…。』

    .

    白馬山荘で働いて。

    家に帰ってから、女の子らしい洋服でお出かけしたのは二回ほど。

    ここ志賀高原でも、山ファッションでお仕事に精を出しているので、

    お洒落してお出掛けしたいなぁ…と、ふと思ってしまいました。

    山登ってても、雪洞に泊まってても(!?)、一応女の子ですから。

    たまにはヒラヒラのスカートが恋しくなるわけです。

    今度、山を降りたらスカートとミュールでお出掛けしよっと。

    それを今の楽しみにしているもおすけの、冬山登山講習の報告・第三弾です。

    -----

    .

    2011年 2月12日 (土) 晴れのち雪

    AM5:30分 起床

    .

    起きたと同時に、ものすごい勢いでシュラフをたたんでいく。

    そのスピードたるや、“わぁ!寝坊したッ!あと10分しかないッ!”と会社へ行く為に

    急いで支度する新入社員の朝の様な急ぎよう。

    .

    まず最初にするのは、お湯を沸かすこと。

    この日のサーモスに入れる分と、朝ご飯に使う分のお湯を雪を溶かして沸かします。

    朝ご飯は、昨夜多めに作って残しておいたけんちんうどんのお汁に

    アルファ米を入れてのおじや。

    そこに昨日、入れ忘れた白菜と卵を入れる。

    .

    温かいおじやで、体が温まる。

    珈琲や紅茶で、心も温まる。

    .

    この日の朝、外に出たら、不思議な朝日を見ることが出来ました。

    太陽の光線が真下にだけ一本、すーーーっと降りていて。

    110214_11                                  さながら天使降臨のよう。

    すごく神秘的な光景に、皆 感動。

    この光景に見入るとだっち。

    110214_12_2

    (実はこの時も、横にいるのはアイちゃんだと思っていた。(とだっちごめんよ))

    モモさんと アイちゃんと。そして秘かに もんきち先生も。

    110214_14m_2 

    静かな朝日を見入っていた時間から一転、この日も慌しく講習が始まる。

    -----

    .

    まずは、プロッブの伸ばし方。そして積雪量を測る。

    それから2メートルの雪を掘って、雪層の勉強。

    掘る場所を決めてから、いっせいに掘り出します。

    (スコップ数が限られているので順番に。)

    110215_8

    予報に反して、この日は青空が見えた爽やかな天気でした。

    110215_7

    2メートルほど掘ったら、指を差し込んで行き、弱層を見つけていきます。

    110215_6

    断層を見ただけではわからないけれど、指を差し込んでいくと

    突然硬さが変わるところがあります。

    それから、埋没者がいたと仮定して実際にプロッブで捜索した時の

    感触の違いを確かめます。

    .

    雪に差し込んでいく感触。

    雪の下の地面をつついた時。

    埋没者にプロッブの先が当たった時の感触。

    .

    どれも驚くほど違うので、はっきりわかります。

    これを経験できたのは、貴重な体験だと思います。

    これはアイちゃんがとだっちをプロッブで突いている図。

    心なしかアイちゃん、笑顔じゃありませんこと?

    110215_4                               アイ:『エヘ♪』  とだっち:『ヒェーーッ!』

    私達が、この授業を受けている時、上級生コースのお兄さん・お姉さん達は

    ロープワークの講義を受けていました。

    110215_5

    かっこいい。

    まだ山を始めて一年ちょっとの私だけれど、いつかは私もああなりたい。

    .

    そして次に習ったのは、弱層テスト。

    私が一番興味があった講義です。

    続きは明日~。

    .

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ←現在ランキング第2位。 応援ポチコもよろしくね。
    にほんブログ村 

    2011年2月17日 (木)

    【もおすけ日記】雪洞泊生活・3日目

    今の私ってば、ぷちエスキモー♪の、もおすけです。

    皆様こんにちにゃ。

    ハイ、昨夜も泊まってきましたよ~!

    石の湯ロッジの玄関横の“もおすけ別邸(またの名を雪洞)”へ。

    シャチョーも鈴木さんも知っていますが、母はこの事を知りません。

    知ったら『いい年して、バカなことは辞めなさい。』とか言うに決まっていますので

    母には教えてあげません。

    ウフ。

    で、昨夜の報告です。

    .

    ☆雪洞生活・二日目☆

    ■レイヤリング 上

    ユニクロ ヒートテック なんとキャミソール

    TNF バーサエアージップフリース

    ■レイヤリング 下

    TNF マイクロフリースパンツのみ

    .

    ★感想

    今回は上下共に、一日目よりも薄く カイロもなし。

    あの素晴らしいスペースシートが、何処まで通用するか試してみたかったので

    極限まで薄着にしてみました。

    それからいつも思うのが、寝苦しさ。

    シュラフが狭いからではなく、厚着で寝苦しいのです。

    空気層が、体を保温してくれるとはわかっていても、寝にくいもんは 寝にくいッ!

    って事で、今回は極薄で。

    結果は。

    .

    問題なし!でした。

    ちなみに一昨日の最低気温は-15℃でした。

    昨夜から今朝にかけても、ほぼその位の寒さでしたが

    首周り(入り口)の、冷え以外は全く問題なし!

    おそるべしスペースシート。

    開発してくれたNASAの皆さん、ありがとう。

    首周りの冷え対策に、薄手のフリースを持っていきましたが、

    これはモコモコ、分厚すぎてダメでした。

    薄手のダウンジャケットの方がいいみたいです。

    -----

    さて、本日は三日目。

    今夜は、これで行こうと思います。

    .

    ☆雪洞泊生活三日目☆

    ■レイヤリング 上

    ユニクロ ヒートテック(長袖)

    TNF エアージップフーディ ※今までものより、一つ薄手のフリース。

    これです。

    1120_1                     ※ 頭モシャモシャは関係ありません。

    ■レイヤリング 下

    TNF マイクロフリースパンツのみ

    .

    ちなみに。

    昨日、反則技ですが、枕を持って雪洞に入った私。

    (普通、枕持って山は登らないからねー。)

    お蔭でいつもの頭の高さで、寝やすさ120%。

    枕って大事なのね~、って改めて思いました。

    今夜も枕は携帯します。皆様許してね。

    って、ことで。

    ■携帯品

    ・枕

    ・TNF カコンカグア ダウンジャケット ※肩掛け用

    .

    これでトライします。

    あ。

    先生に言われた、スコップ(の代わりに私はピッケル)、ヘッドライト、ライター、マッチ

    キャンドルランタンなどは、いつも携帯していますのでご安心を。

    .

    日々、より快眠にしていく為に、試行錯誤は続きます(たのしーーーーッ

    110214_19

    昨夜のヨウちゃんとの、宴。

    シェフのイケダさんが、ヨウちゃんにはビールを、下戸の私にはお茶をくれました。

    不思議なことに、半分残した胡麻麦茶。

    今朝見ても、全く凍っていませんでした。

    かまくらって、ぬくっ!

    110214_18                ヨウちゃんと私のお気に入りスペース。ビンの影が映って綺麗。

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ←さ。冬山講習の続きを書かないと。応援ポチコ、ぜひともヨロピコ。
    にほんブログ村

    2011年2月16日 (水)

    【もおすけ日記】雪洞泊生活・2日目

    メンテナンスが大変なのよね~。の、もおすけです。皆様こんばんにゃ。

    山道具って使った後が・・・

    って、違うの。

    メンテナンスが大変なのは、“雪洞”です。

    .

    低くなった天井を削ったり、

    入り口を小さくしたり、

    やっぱり斜めになる床を直したり。

    新しくキャンドル棚を作ったり。

    そんなことばっかりやっているから、どんどん愛着がわいてきて。

    .

    も:『これだけメンテするとさー、住み着きたくなるよね。』

    .

    って、自分で言って気がつく。

    も:『あ、そか。そしたら雪洞生活○日目って、何日続くか黄金伝説みたいにしたらいいんだ。』

    そしたら、シャチョーや鈴木さんも

    『今日もあそこに泊まるの?』

    って、心配そうに聞かなくなるだろうしね。日常だから。

    .

    短期のバイトで来ていたヨウちゃんと、こんな感じで話が盛り上がり。

    今夜は、これから かまくらで宴会です!

    それを聞きつけた鈴木さん。

    鈴:『今夜も、あそこに行くの?』

    .

    どうやらこのシト、石の湯ロッジの公式HPのブログのネタにする様だ。

    も:『あのー、私、人寄せパンダじゃありませんけど。』

    って言ってはみたけれど、嬉しそうな顔してる鈴木さんの耳には届いていない。

    今夜は、昨日より薄着でトライ。

    がんばれ、アタシの雪洞泊生活!

    .

    現役芸大院生のヨウちゃんに『何か作って。』って言ったら、何故か鳩を作ってくれました。

    110214_17                                      くるっくー。

    .

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ← 頑張る雪洞生活の心の励みに、応援ポチコをお願いします!
    にほんブログ村

    【もおすけ日記】そして雪洞泊

    言われたことは、即実行・その2!の、もおすけです。

    皆様おぱようございます。

    『その2って、講習の報告でしょ?』って皆さんお思いでしょ?

    チッチッチッ

    違います。

    冬山登山講習でやった“雪洞泊”。

    またしても昨夜、トライしてみました。

    『石の湯ロッジ』の雪洞で(笑)。

    やっぱり復習は、すぐしないとね。

    って、この間 山の上で雪洞泊して、すぐまた雪洞泊してるのなんて

    私ぐらいだろうなぁ・・・。

    で、ご報告。

    ☆2011年 2月15日(火) 雪洞泊 ☆

    ちなみにここは、先日山で雪洞を掘った所とほぼ同じ標高・1600mです。

    ■レイヤリング 上

    ・ユニクロ ヒートテックインナー(長袖)

    ・TNF バーサエアージップフリース

    ■レイヤリング 下

    ・ユニクロ ヒートテックレギンス

    ・TNF マイクロフリースパンツ

    ■装備

    ・シュラフ:       マウンテンハードウェア ファントム0

    ・シュラフカバー:   ヘリテイジ ゴアテックスカバ-

    ・インナーシーツ:   スペース暖シート

    ・シュラフマット:   サーマレスト プロライト&銀色シート

    ・簡易カイロを背中に一枚。

    □感想

    前回よりも明らかに寒かった昨夜。雪洞の中でも息が白い。

    ちなみにここ志賀高原・石の湯ロッジの、この日の最低気温は-12℃でした。

    それを想定してのレイヤリングで、はじめはダウンパンツ・ブレスサーモの手袋も

    していましたが、暑すぎて脱ぎました。

    この標高・この気温にしては、薄着で済んだ大きな理由。

    それは今回初めて威力を発揮してくれた、インナーシーツのお蔭です。

    これは本格的な山用品ではないのですが、似たような製品が山用品だと高いし、

    シュラフ型になっていないこのシートの方が、ビバーク時を含め汎用性があると思い購入。

    これがもの凄く暖かい!

    これがあれば、雪洞泊に関してはダウンパンツもいらないと今回実感。

    (次回は雪山のテント泊で試してみたい。)

    ザックの下に敷いて置けば、さして場所も取らないので、

    山屋の皆さん、かなりお薦めですョ。

    購入した商品はこちら→  スペース暖シート

    念のため、カイロを貼って寝ましたが これも必要なかったなー。

    スタッフの皆さんには心配して頂きましたが、朝方まで熟睡できたほど暖かでした。

    .

    それにしても。

    ゴアテックスの、シュラフカバーって、本当にすごいですね。

    全く濡れない。

    外に雪がかかろうが、水滴が落ちてこようがシュラフが濡れることはありません。

    (もちろん自分の体熱からの湿気を、シュラフは多少吸いますが)

    シュラフカバーって、すごいなぁ。

    そんなわけで、予想を反してぬくぬくな夜でした。

    110214_15             みんなのダウンのテントシューズを真似してルームシューズを履いてみた。

                (でも朝、それで外に出たら 滑って滑って大変な目に遭った。) 

    今回は、先生に言われたとおり“ビーバー型の雪洞”にして、ドームも丸くしましたよ。

    この辺りは、次回の冬山講習の報告で。

    今日もいい天気。

    110214_16

    今日は夕方までお休みなので、スキーするか。山登るか。

    どっちにしようかな~。

    って、遊んでばかりでまたしても“働いてないんじゃないか疑惑”が浮上してる もおすけでした。

     

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ →次は冬山講習・3です。いよいよ核心部に入ります!
    にほんブログ村

    2011年2月15日 (火)

    【もおすけ日記】冬山登山講習・2

    言われたことは、即実行!の、もおすけです。

    皆様こんばんにゃ。

    講習センターの先生に、言われた台詞。

    .

    先:『ここで学んだ知識や技術は自分だけのものにするのではなく、出来るだけ多くの人に
     
       広めて下さい。』

    .

    なるほど。もっともですね。

    出来るだけ多くの人が、沢山の知識や技術を習得して安全に山に登ってもらいたい。

    これはきっと お山に関する仕事をしている人、そしてクライマーを家族や友人に持つ人皆の

    想いでもあるんじゃないかな。

    ってことで(!?)、もおすけブログでご報告。

    冬山登山講習・第二弾です。

    -----

    .

    2011年 2月11日 (金)

    AM6:00 起床

    さっさと化粧&身支度を整えて、食堂へ。

    食べるのが遅い私は、一生懸命食べる(でないと、また出遅れる)。

    サーモスにお湯を入れて、ザックに荷物を詰めて。

    テントが共同装備なので、ソロテントは今回はなし。

    私の共同装備は、スコップ、プロッブ、ガスバーナー、食料の一部だった。

    荷物は全部で18~19kg。決して重い方ではない。

    モモさんや、とだっち、Oさんなど男子勢は25~27kg位あると言う。

    持ち上げたら、石の様に重かった。

    私に、あの重さで雪道を登れる日が来るのだろうか・・・。

    そんな事も思いながら、ともかく今回は屋久島縦走の時よりもずっと軽い荷物で登る事となる。

    皆のペースについていけるか、もんきち先生もちょっと不安気。

    110214_1_2                           『もおすけ、大丈夫かなぁ…。』

    そしてセンターの外で、出発前にアイちゃんとツーショット。

    110214_2_2                             この頃はまだニンゲンでした。

    予定時刻より早めに出発。

    さすが皆さん。相変らず行動が早いっ!

    -----

    バスはゲレンデまで送迎してくれました。

    着いたらトイレ&準備体操。

    私達一般生が準備している間にも、コース生はどんどんとスタートしていく。

    とにかく行動が素早い。

    自分が小学校に上がりたての、右も左もわからないピカピカの一年生で、

    彼らは高学年の“お兄さん・お姉さん”達に見えて仕方がない。

    彼らの背中を頼もしく、また羨望の眼差しで見送りながら、ようやく私達もスタートとなる。

    -----

    目的地までは、踏み跡がついている道を登っていきます。

    班ごとに先頭を入れ替わりで歩いていきますが、やはりここは練習ですから

    皆、出来るだけ踏み跡のついていない新雪のところをラッセルしながら歩いていきます。

    (山に詳しくないもおすけの友人達に説明をすれば、ラッセルとは、

    踏み跡のないフカフカの雪の所を、踏み固めながら道を作って歩いていくこと。)

    雪が深ければ深いほど、しんどいことこの上なし。

    それが急登ならば、尚更です。

    後続隊は先頭者の後ろを歩くわけですが、これはびっくりするほど楽ちん。

    .

    例えるなら。

    冬の寒い夕暮れ。

    両手に食い込むほど重たいスーパーのビニール袋を下げて歩いていると、冷たい雨まで降ってきちゃって

    この状態で、どうやって傘持つのよっ!って思いつつも濡れながら坂道を上がるしんどさと、

    コンビニに肉まん買いに行っただけなのに、彼氏が車でお迎えに来てくれちゃった~!ウフッ♪

    っていう楽ちんさ。

    その位の違いがあります。(この比喩でわかるだろうか。)

    .

    つまり二番手以降の人は、もの凄く歩きやすい。

    こうして途中途中に交代&休憩を取りながら、徐々に高度を上げていきます。

    休憩の度に、地図で現在地の確認。記録係は時間と場所の記録。

    (これってすごくしんどい作業だったと思う。モモさん、ありがとうございました。)

    で、目的地を地図とコンパスを使って確認。

    コンパスの指す方向が合っていると、もの凄く嬉しい。(のは私だけ?)

    荷物が軽いお蔭もあって、歩くペースには充分余裕がありました。

    あれが25kgを背負っていたら、もっと遅くなるだろうなぁ…等と思いながら。

    ひたすらに歩いていきます。

    -----

    途中の休憩では、新雪の低い崖を登る練習をしている人たちも。

    もちろん もおすけ、早速トライです♪

    110214_5                                           ヨシッ!私も今から、あの上に行くぞ!

    そして予測はしておりましたが。

    実施にやってみると、足も腕もズボズボと埋まるばかり。

    .

    ピッケルをグッと差し込み、

    足元を固めてから、グッと体を持ち上げ、

    体重移動しようとすると。

    体ごと全部が、ずるっと落ちてしまう。

    理屈もわかるし、木登り崖のぼりが得意な私なのに、新雪では全く歯が立たない。

    何度やっても同じ場所で、フガフガと もがいているだけ。

    .

    も:『せんせーーー、できなーーーいッ

    .

    って、小学生並みの救いを先生に求める。

    先生のスコップを借りて、ようやく崖の上にたどり着く。

    ちなみにコツは、

    ・足を食い込ませる部分の雪を硬くする。

    ・ピッケルを打ち込んだら、少し手前に引いて斜めにして固定。

    ・ピッケルを持っていない方の手をグーにして、雪に差し込む。

    ・体重の移動は両腕にかけるようにして、上がろうとする足だけにかけない。

    .

    だそうです。

    ちなみにこれは先生には教わっていませんが、腕やピッケルを打ち込む部分の雪も

    予め手で押さえて硬くした方が、より登りやすいと思います。

    .

    も:『わぁーーーい!登れたーーーっ 』

    .

    たかだか3~4m程度の崖なのに、登れた上からの景色の嬉しいことったら。

    ほんのちょっとの高さなのに、下にいるメンバーがとても遠くに感じられます。

    下りは、もちろん尻セード。

    こちらは“ひゃっほぅ♪”て感じで、あっと言う間に滑り降りてしまいました。

    -----

    予定時刻より早めの14時台に、目的地に到着。

    テント設営の場所を決めます。

    先:『さて、何処がいい?』

    と、先生。

    .

    風が吹きぬける方向(雪庇があればすぐわかる)、

    雪崩の痕跡がないか、木々などの倒壊がないか。

    風が避けられれば、なお最高。

    出来るだけ平地を選んで、入り口の方向も決めて雪を踏み固めて。

    そう。

    先日のかまくらもそうだけど、地面が斜めになると全員が滑ってずって行くのよね。

    .

    ア:『皆で並んで一斉に踏んでいった方が、綺麗に平らになるよ。』

    というアイちゃんの一言に、みんな賛同。

    で、一列に並ぼうとするけれど。

    当たり前のように“花いちもんめ”よろしく、両手をつないで並んで踏み歩くとイメージしたのは、

    私を入れて二人だけだった。

    (私は手をつなぐ準備してました。別に手は繋がなくてもいいのね。そうよね )

    そんなこんなで笑いながら、テント場の準備完了。

    一気にテントを立ち上げます。

    出来上がった我らがテント。今夜のお宿です。

    も:『こっち向いて~♪』

    で、笑顔でポーズ。

    110214_3

    ・・・と、私はアイちゃんだと思って声をかけたのですが、振り向いたのは とだっちだった↑

    (左端にいるのがアイちゃんでした。)

    ちなみに。

    この二人のウェアが似ていて、講習中、私は何度も間違えました。

    (アイちゃんをとだっちに見間違える事はないんだけど、とだっちはアイちゃんに見えてしまっていた。ナゼダロウ。)

    私たちがテントを設営している間に、先生はあっという間に男子トイレ&女子トイレを作ってくれました。

    110214_4             女子トイレの壁は、男子よりちゃんと高くしてくれていた。先生アリガトウ

    でも、女子トイレの場所はテントからちょっと遠い。

    先:『間に合わなかったら ごめんなー。』

    も:『せんせー、遠すぎて間に合わなかったらどうするんですかぁーー?』

    って、二つの台詞が大声で雪降る大地で被ってました。

    -----

    .

    先:『おぉい、いつまでやってるんだ~。はやくあったまるぞー!』

    って、先生は早々にテントに入っているけれど、みんなはそれぞれ周りを固めたり荷物の整理をしたり。

    (ワタクシは、夜転ばないように厠道の整備をしていました。)

    先:『いつまでやってんだー 飲むぞーーーっ 』

    って。

    待てないセンセ

    今度はストレートな呼びかけです。

    これには皆、笑いながらそそくさとテントに集まっていきました。

    .

    テントの中では、事前に習った方法でお湯を作ります。

    110214_8

    雪の塊に“呼び水”の水を少し。

    こうする事で、雪がぐっと解けやすくなります(山渓にも載っていた)。

    あ。

    今回、勉強になったこと。

    テント内では、必ず火を使っている時は、お鍋は手で持っていること。

    冬山の怪我の一番は、火傷だそうです。

    動いて引っ掛けて倒しそうだもんね。(うっかりもおすけ、すごくやりそう・・・

    .

    テント内には、早速アルコールの数々が並びます。

    沸かしたお湯で焼酎のお湯割りを作ったり、ビールを準備したり。

    私だけ、珈琲にいつもの『牛乳くださいッ!』で、カフェ・オ・レで。

    皆揃って乾杯です。

    110214_9m

     ペットボトルに入っていたのは、なんとウイスキー。私はてっきり誰かのウーロン茶だと思っていた。。。

    -----

    体がアルコール&ニュウ(牛乳)で温まった所で、ご飯の準備。

    今日のメニューは、けんちんうどんです。

    大根・人参・ごぼうにシメジ。椎茸・油揚げ・豚肉とネギも入れてグツグツと。

    南瓜はアイちゃんのリクエスト。

    とだっちのこだわり・さつま揚げは、私は初挑戦です。

    煮立ってきたら、お味噌と ほうとう麺を入れて煮込めば出来上がり~♪

    110214_6_2 

    『七味唐辛子、あるよー!』

    と言ったのは、私ととだっち。 

    わざわざこんなの持ってくるのは、私だけかと思っていたけど(笑)。

    アリガトウ、食いしん坊が他にもいてくれて助かりました。

    生姜を入れると、体が芯から温まる。

    そういえば燕岳から蝶~上高地までの縦走の時も、重宝したのは生姜だったなぁ。

    (皆様、生姜はとってもお薦め食材です♪)

    .

    美味しいご飯で、お腹も心も満腹

    アルコールの入ったゴキゲンな先生を囲んでの、楽しいお喋り。

    私達受講生以外、誰もいない雪山。

    テントの灯りが、ことさら温かく映ります。

      110214_10m

    雪の夜は、静かにふけていきました。

    .

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ←先生ッ、もおすけは頑張ります!だから応援ポチコをよろしくね~♪
    にほんブログ村

    2011年2月14日 (月)

    【もおすけ日記】冬山登山講習・1

    『えーーー、下戸なの?お酒、すごく強そうに見えるのに。』って、皆さん 何を根拠に?

    の、もおすけです。皆様こんばんにゃ。

    またしても、先日の冬山登山講習会で言われた台詞。

    お酒がある席だと、『何飲む?』と聞かれて『あ。私、飲めないからウーロン茶で。』と言うと、

    必ず周囲から驚かれます(もの凄く)。

    初対面の人からでも驚かれるのですが、皆様、一体何を根拠に  (=_=)??

    全くもって解せないもおすけの、冬山登山講習の報告・第一弾です。

    -----

    2011年 2月10日(木) 曇り

    AM 5:00 起床

    .

    早起きして、支度をする。 

    5:50分にロッジを出て、群青色の空の中、青白く照らす両脇の雪壁を横目で見ながら、

    滑らないように慎重に坂道を登る。

    そうして、誰もいないバス停に着く。

    こんな早朝のバスには、誰も乗っていないだろうと思っていたら。

    .

    学生服を着た男の子が二人。

    サラリーマン風のおじさんと、おばさんが一人づつ。

    それと楽しそうにおにぎりを食べながら喋っている、ランドセルの女の子が二人。

    朝の6:13分のバスに、こんな小さな子供達が乗っているなんて。

    学校が近くにない田舎は大変だなぁ・・と思いながら、ザックをおろして座る私。

    10分ほどで、次のバスに乗り換え。

    外の気温は、-10℃。

    乗り換えのバスが来るまで、このバスの中で待っていたらいい、とアナウンス。

    でも、程なくして次のバスが来る前に、小さな女の子達は降りるという。

    運:『バスが来るまで ここにいたら?』

    と言う運転手さんに、

    女の子:『ううん、いいの。ね!?』

    と、二人で顔を見合わせて笑っている。

    『外は寒いよ。』と言う運転手さんの言葉は、小さな天使達には届かず、

    二人でバスを降りてからも、楽しそうに内緒話をしている。

    あどけない彼女達を見ているだけで、ほんのり幸せな気持ちになった。

    -----

    バスが来てから、乗り換えて湯田中駅へ。

    ここで今度は電車→バスで、目的地へ。

    ここまで約5時間。

    そしてバス停から講習センターまでは、歩いて20分くらい。

    思いたくはなかったけど、どうやらやっぱりあの坂の上にある“アレ”がその建物のようだ。

    でもまぁ、この坂道で疲れたなんて言っていたら、山なんて登れない。

    そう思いつつも、私の横をすり抜けて、急な坂を一気に駆け上がる車を見ると

    『嗚呼、私も乗せてって~。』などと思ってしまう。

    振り向けば、北アルプスの山々。薄曇の中、白馬三山や鹿島槍の双耳峰も見えた。

    .

    てくてく歩いて、ようやく講習センターに到着。

    受付を済ませ、部屋に荷物を置く。

    しばらくしてから開講式。

    思っていたより、ずっと女子が多かったので一安心。

    年齢も三十代を中心に合計35人で構成されていて、8班に分かれていた。

    1~6班までは、一年間を通して受講するコース生。

    7~8班は、初めて受講する一般生で、もおすけは8班でした。

    -----

    で、ここからがすごい。

    班ごとに簡単な自己紹介をしてから、皆で食事のメニューを決める。

    私達の班は、“肉食系山男&山オンナ”って感じで、けんちんうどん&ラーメンに夕食が決まる。

    他の班は、お刺身だったり、スープフォンデュだったり、すき焼きだったりと様々だ。

    で、決まったメニューで、食材の買出し。

    .

    “すごい”と言うのは、求められるスピード。

    とにかく時間が分刻みなのだ。

    前日だから“ゆっくり”等とは思っていなかったが、“じっくり”の時間さえない。

    制限時間内で、大慌てで買い物をする。

    忘れ物があれば、それはそれで困るし、かといってゆっくり買い物している暇なんてない。

    しかもお互い初対面同士。

    気を使いながら、でも遠慮ばかりしてても決まらない。

    慌てながらも生姜など 細かい薬味を探して籠に入れるは、食いしん坊の とだっち。

    彼の希望する所が、私のツボと一致するのでありがたい。

    (だって、けんちんうどんに生姜入れたい!って一人だけ言っても気が引けちゃうもの。)

    で、スーパーから帰ってきてからも慌しさは続く。

    -----

    .

    共同装備・個人装備の貸し出し。

    スリングによる簡易ハーネスの作り方。

    テントの設営と、共同装備の分担。

    食材の下ごしらえ。

    地図の見方

    ビーコン&ワカンの扱い方

    夕食準備の手伝い。

    食事は全員で食べました。

    ここまで、ほとんど急ぎ足での行動。

    お風呂入って、自分の荷物のパッキングして。

    再び食堂に戻れば、皆お酒で懇親会~♪

    さすがに皆さん、この時間はお好きな様で。

    ゆったり和やかな雰囲気です。

    私はいつものウーロン茶で、参加させて頂きました。

    -----

    ここでは皆と、いろんなお話を。

    私は北アルプスのお勧めの山・山小屋を皆に聞いたり、興味のあった山小屋の情報を

    集めたり。

    .

    同じく山小屋でバイトをしたことのあるアイちゃん。

    偶然にも彼女とは、郷里もそして母校まで一緒で、お互いに二重のびっくり。

    他にも、仕事がらみで講習に参加している人。

    Iターンで長野に移住してきている人。

    中でも、先生方の山の武勇伝は凄すぎて笑えました。

    特にM先生。

    話し方が、あの人に似てるんですわ、あの人に。

    そう。

    あの愉快なべらんめえ口調が、大好きな白馬山荘の支配人・なかまっきーに良く似ていて。

    (なかまっきーを知らない方はこちらを→ 白馬山荘日記  )

    このM先生もなかまっきー同様、お酒が大好きでお喋りも おもしろくって。

    早く寝なくちゃと思いつつ、結局23時過ぎまで食堂でお話していました。

    -----

    窓の外は、志賀とは積雪量も全く違う、街中の雪国。

    .

    『明日はいよいよ、雪山でテント泊かぁ・・・。』

    .

    少しだけ足りない現実感と、わくわくする期待感を胸に ゆっくりと眠りに就いたのでした。

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ←明日は冬山登山の写真つきでUPします。応援ポチコをよろしくね。
    にほんブログ村

    【もおすけ日記】冬山講習より無事帰還。

    おサルから人間に戻った瞬間。

    それは、下山してバスに乗った時でした。

    も:『あーーー。人間に戻った気がする~~~

    の、もおすけです。皆様こんばんにゃ。

    無事、冬山講習より戻って参りました。

    .

    えーーー。

    お伝えしたい事は、てんこ盛りでございますが。

    それは明日より写真を織り交ぜて、順にアップさせて頂きますね。

    そんなわけで本日は、出発前の雪洞(かまくら)泊の翌日から。

    -----

    冬山講習の出発前なのに、かまくらを手直しする私。

    床をフラットにして滑りにくく、入り口や天井も綺麗に丸くして。

    110213_2 わかりにくいけど、綺麗にしました(自称:潔癖症なアタシ)。

    入り口も、綺麗でしょ?

    110213_1                       ちなみに高さは、軽く二階まであります。

    棚も広く、綺麗に平らにしました。ここでお料理も出来るゾ♪

    110213_6

    かなり綺麗に平らです(やはりわかりにくいけど)。

    そして、もんきち先生が乗っても広々です。

    110213_5_2                                  『これは快適♪』

    入り口横には、靴棚も新たに作成。

    110213_3

    よしっ!!

    完璧です

    これで今度は寒い日(気温氷点下-15度くらい)夜に泊まってみて

    どの位のレイヤリングで眠れるか、試してみようと思います。

    前回よりも少し広くしたから、余計寒いかな~。

    (一緒に泊まってみたい方、大募集中でございます。)

    -----

    で、こんなにもワクワク&大真面目で雪洞製作&泊まりをしているワタクシに対して。

    泊まった明け方、雪洞の上からホースでお湯をかけて 雪洞に穴を開けた さかもっち。

    クライマーにとっては冗談にもならない悪戯です。

    (シュラフが濡れて、凍傷になったらどうしてくれるんだ。)

    しかも私が寝ている間に、こんなものまで。

    110213_4              入り口横に立ててあった。 誰が天然記念物よっ

    キーーーーッ!! (`∧´*)/

    今に見ていろ、さかもっち。

    プンスカ

    またこの仕返しは、後日することとして。

    -----

    まずは冬山講習のご報告。

    すでに70Lのパンパンのザックを見ながら、『これで共同装備&食料が入るのだろうか・・・。』と、

    一抹の不安を覚えつつ、行きのバスに乗り込んだ私。

    110213_7                   すでに誰か一人乗っているかの様な場所の取りよう

    志賀高原から乗り継いで、バスは長野へ向かったのでした。

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ←さあ!これから本格冬山登山のご報告です!応援ポチコをよろしくね♪
    にほんブログ村

    2011年2月10日 (木)

    【もおすけ日記】厳冬期の幕営(スノーキャンプ)・ビバーク。冬山講習。

    厳冬期の冬山に向け、講習会へ行ってきます!

    ようやく準備が終わりました~。

    明日は5時起きなので、もう寝ます。

    報告は後日。

    もちろん写真つきで♪

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ 応援ポチコはお休み中も、ヨロピコ。
    にほんブログ村

    2011年2月 9日 (水)

    【もおすけ日記】かまくら製作&ビバーク(雪洞泊)

    言うまでもなく、腕がヘロヘロ。の、もおすけです。

    皆様こんばんにゃ。

    昨日、作ったかまくら。

    昨日は時間がなく、とりあえず寝られる為だけの製作でしたが

    今日は問題点も改善し、更に掘り直しました。

    これで、この冬、雪山に対する様々な訓練が出来ると思います。

    -----

    かまくらを作ってみたいと思ったのは、単なる遊び心だけでなく。

    きっかけは、Hさんの

    H:『かまくらで冬山の雪洞体験、是非実施されたし。

      シュラフとシュラフカバーとエアーマットの装備で、庭先で手軽に出来る

      絶好のチャンス。』

    という一言が、大きかったのも確かです。

    そう。

    せっかくの雪国にいる間に、色んな経験をして経験値を上げておきたい。

    “知らない・わからない”事が、山ではそのまま不安に繋がります。

    予期せぬ事態が発生しても、様々な知識があれば、現状を冷静に分析・判断し

    とるべき行動が見えてくる。

    と同時に、不安も大きく軽減されます。

    で、雪洞体験。

    これから雪山登山に対しての、雪や気温・耐寒温度など、

    様々な状況に対する経験を積んでおこうと思います。

    -----

    そんなわけで、他の人には遊びに見えても、もおすけは真剣です!

    .

    □冬山(雪山)による雪洞でのビバーク練習□

    ■装備

    銀マット・シュラフマット・厳冬期用シュラフ(快適温度-18℃のもの)・シュラフカバーで就寝。

    でも、今朝の気温が-5℃と、標高1,600mのここでは“すごく暖かい”夜だったので、

    耐寒温度については、あまり勉強にならなかったかも。

    .

    ■レイヤリング(服装)

    上:

    ユニクロ・ヒートテックインナー(長袖)

    TNF(ザノースフェイス)バーサフリース

    下:

    TNFマイクロフリースパンツ

    TNFライトヒート・ダウンパンツ(光電子) 

    ユニクロ・ヒートテック靴下

    .

    帽子・手袋・ダウンウェアさえ暑いと感じるほど、雪洞の中&厳冬期シュラフでは

    暖かい夜でした。

    以前、滋賀・赤坂山のスノーキャンプでテントを張った時よりも、朝の冷え込みはありません。

    おそるべし、雪洞の威力(保温性)。病みつきになります。

    この暖かさ、雪の掘り方を知ってるだけでも、冬山の対する不安は大きく軽減されると思います。

    (だって、いざとなったら雪洞&ビバークした方が、安全だもん。)

    .

    ■反省点

    ただ、思った以上に床面をフラットにしないと全てが滑ります。

    (寝てる時、マットもシュラフも、そして自分の体も。)

    それから『一晩で雪の重み&暖かさで、天井が10cmくらい低くなる。』と聞いていたので

    天井はそれなりに高くしましたが、掘り易さから入り口が大きめになってしまった。

    出入りのしやすさ&保温性も考えて、入り口はもう少し縦細にしようと思います。

    .

    チャッカマン・ライターは種火口が濡れると全く火がつかない。

    皆さんもお気をつけを。(そこらへんにポイッ、って置かないように。)

    マッチとの併用装備といわれている意味がよくわかりました。痛いほど。

    -----

    と、小難しい話ばかりしていても、山登りをしない友達には『つまんな~い。』って感じでしょうから。

    夜のかまくらはこんな感じでした。

    110208_7

    ここで寝ます。シュラフがもこもこ。

    外の景色は、こんな感じ。

    110208_9

    社:『朝、埋もれてたらプロッブ(埋没者を発見する為の棒)で、つついてあげるよ。』

    なぁんて言ってたシャチョーですが、心配してくださったのか、いつもは夜遅くに消している

    外灯をこの日は点けてくれていました。 シャチョー、ありがとーー。

    110208_10

    もんきち先生用のかまくらは、夜はキャンドル置き場に。

    110208_13

    ヨネチ~。

    キャンドルは自分の熱さで、こうしてゆっくり沈むのよ。でも、この程度です。

    110208_12

    入り口には、雪と風が吹き込まないように段ボール箱でフタ・・・と思っていたけど

    穴の方が大きかった。でもまあ、暖かい日だったのでよし。

    110208_8

    こうしてもおすけの、初の雪洞泊の夜は過ぎていったのでした。

    本番は、明日から。

    冬山講習、頑張ってきます!

    110208_11

    先生も、心なしか、嬉しげ。

    (無事に帰ってくるためにも、もんきち先生も講習に連れてくからね~♪)

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ←腕が筋肉痛のもおすけに、応援ポチコを!
    にほんブログ村 

    2011年2月 8日 (火)

    【もおすけ日記】一人でかまくら製作(ここで寝ます)!

    そんなワケでわたくしが、頑張れば何でも出来る子・もおすけです。

    今日は休日。

    サカモトさんと、中学生のお客様・さおちゃんと3人でスキーに行ってきました。

    そしてスキーから帰ってきてから。

    もおすけは一人かまくら作りに挑戦!

    どうしてもやってみたかったのよ~。

    だって、浜にゃんが屋根からおろした雪を、いい雪山にして

    積み上げてくれていたんですもの。

    夕方17時から製作開始!

    -----

    も:『今日は、かまくらで寝ますから!』

    と、シャチョーに言ったら呆れられたけど。

    さおちゃんも『寒くないの??』と、信じがたい顔をしていたけれど。

    もおすけは頑張ります。

    まずはここから。

    もんきち先生で、大きさの比較をしてくださいませ。

    110208_1

    さあ、スタート!

    中をどんどん掘り出していきます。

    でも。

    借りたスコップは、凄く重いの~~~~。

    ほら、あれですよ、あれ。

    エイッ、って地面に突き立てて、

    グッッって足で深く地面に差し込んで、

    グッて掘り起こすヤツ。

    あの大きさのスコップですよ。(←この表現でわかる??)

    だから横や上を掘るのが大変!

    そんなわけで、まずはもんきち先生のかまくらを。

    110208_2                   もんきち先生、ご満悦。

    そしてどんどん日が暮れる。

    心配そうに見守るもんきち先生。

    110208_3                   『三日月も出てきたよ、もおすけ・・・。』

    どんどんあたりは暗くなっていきます。

    110208_4_2

    そして、約二時間。

    とうとう出来上がりました!

    110208_5

    今日は、ここで寝ます!!

    110208_6

    寒くなったら撤退します(笑)。

    結果はいかに!?

    こう、ご期待!

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ  ←筋肉痛の腕に、頑張ったご褒美の応援ポチコを!
    にほんブログ村 

    【もおすけ日記】本日のさるちゃん。

    ええ。相も変わらず、さるちゃん好き。の、もおすけです。皆様おぱよう。

    .

    東京のトヨタの車の博物館(ショールーム!?)の話で、浜にゃんが、

    浜:『社長も、きっと行ったらすごく楽しいですよ。』

    って言うから、

    も:『ふぅ~ん。私は全く興味ないから、行っても直ぐ帰ってくると思うな。

      でもメカ好きの浜にゃんにはきっと楽しいんだろうから、浜にゃんにとっての

      私の“野猿公苑”みたいなもんなんだろうね。』

    って言ったら、周りの皆さんにウケました

    そんなわけで、さるちゃんです。

    -----

    毛づくろいをする、さるちゃん親子三人組。

    110206_1                              『お母さん、やったげる~♪』

    カメラ目線のお母さん。

    110206_2                     『もおすけ、うらやましいだろ!?』

    うん。

    もおすけにも毛づくろい、させて欲しいです。

    110206_3             子:『もう!お母さん、こっち向いてよー!!』

                母:『ハイよ、ごめんね。』  

    さるちゃん達は、親子とっても仲睦まじいです。

    だから見ていて、ほんとに可愛らしくて飽きません。

    あー。

    また雪見風呂のさるちゃん、見に行きたいなぁ。

    誰か一緒に行きましょう(ここのスタッフ、興味薄だから~ -_-)

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ← 冬山講習は今週末。応援ポチコもよろしくね~♪
    にほんブログ村 

    2011年2月 7日 (月)

    【もおすけ日記】冬山の北アルプスで幕営!

    最近のサカモトさんの私に対する扱いのひどさったら、もう

    の、もおすけです。皆様こんばんにゃ。

    サカモトさんって言うのは、もおすけと同じ唯一のアルバイトスタッフ。

    本業は、プロのスポーツトレーナーで“全身筋肉”っていうより“全身胸板”って感じの体型です。

    で、先日整体をサカモトせんせにお願いしたのですが。

    痛いのなんのって!

    も:『ギャー、痛いーーーーッ!』

    と、悶絶しておりました。

    日頃の恨みをここで晴らしてる??って感じなのですが、終わった後は大層効いています。

    .

    でも。

    掃除の間違いを指摘すると、

    サ:『オレのおばあちゃんは、こうやれって言うとった。』

    とか、子供のような言い訳するので、

    も:『そんな言い訳におばあちゃん使っとったら、罰当たんで!!』

    って言ってます。

    いっつもひどい返しばかりするから、ここでぶちまけてやるーーーーッ!

    どうせ、サカモトさん読んでないしね~(笑)

    あ。

    イケダさん、ここはさかもっちーには内緒だよーーー!

    って、事でどうぞヨロピコ。

    -----

    さて。

    わたくし、いよいよ冬山の訓練をします!

    ハイ、それはつまり“冬山講習”です。

    厳冬の北アルプスの某山で、様々な講習を受けます。

    その内容を、一部公開しますと。

    .

    ・冬山の気象の勉強

    ・幕営の技術と知識

    ・冬山のルートの選定の仕方

    ・埋没体験とビーコンでの救出

    ・(雪面の)弱層テスト

    .

    などなど。

    実際に雪洞を掘って そこで一泊したり、雪山に幕営(テント泊)したります。

    どれもすごく大切な知識ですし、きちんと基礎から教われるから楽しみです。

    -----

    じつはこの、冬山講習。

    友人のサトちゃんが、はじめに受けて薦めてくれたもの。

    サ:『あの受講内容で、この講習価格は安いよ。』

    と、中味の充実具合を教えてくれたので、翌年は友人・モリゾくんも受講。

    そして今年は、もおすけが受講をすることにしました。

    だって去年は山を始めて、初めての冬だったから冬山装備が全て揃えられなかったんだも~ん。

    .

    そう。

    ハーネスもビーコンも、カラビナもスリングも、バラクラバも。

    全てこの冬山講習(と、冬の唐松岳登山)の為だったのよー。

    この冬山講習。

    色々な都道府県の山岳協会が実施されているようですので、

    興味のある方は、近くの山岳協会に問い合わせてみては?

    もおすけも、三歩クンに近づくべく頑張って技術と知識を習得してきます!!

    110118_4                   笑顔で、登って帰ってくるためにもね!

     

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ ← 久々のザックにパッキング。応援ポチコもよろしくね~♪
    にほんブログ村 

    2011年2月 6日 (日)

    【もおすけ日記】不思議なツララ。キラ~ン☆

    ハイ、皆様 かまくらの中からこんにちにゃ。

    もおすけでございます。

    110131_2_2                        ほとんど幼稚園児並みの喜びよう。

    今日は先日見た、面白い氷柱(つらら)をご報告。

    -----

    2011年 1月31日  志賀高原・熊の湯ゲレンデ

    .

    皆でスキーに行った日のこと。

    全員が揃うのを待っている間に、もおすけは辺りをプラプラ。

    そうしたら、こんな面白い氷柱(つらら)を発見しました!

    名づけて、“アーモンドポッキー”です。

    110206_4                                  心なしか、甘そうに見えます。

    こちらは“ジャイアントアーモンドポッキー”でございま~す♪

    110206_5

                                ほんとにジャイアンサイズでした。

    .

    どうやら 氷柱の周りに雪の結晶がついたまま、凍ったようです。

    綺麗ですね。

    こんな神秘的な光景に出会えるのも、雪国ならでは。

    本日も、ハッピーなもおすけでございます。

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

    にほんブログ村  ←そういえば、ニンニン見てる?見てたらポチコしてね!

    2011年2月 5日 (土)

    【もおすけ日記】 ワカンでりんどう平をボッカトレ。

    そんなわけで、ワタクシが70Lのザックを背負ってりんどう平を歩いていたオンナ・もおすけです。

    皆様こんにちにゃ。

    ゼエゼエ。

    疲れた。

    やっぱりというか、当たり前のですが 重い荷物を背負ってるのといないのとでは

    体力の消耗が全く違います。

    というか、しんどい!

    いつものこんな坂でも、

    110205_1

    しんどい!

    それでもがんばって、りんどう平まで上がる。

    本日、もおすけが頑張った軌跡でございます~!

    110205_2

    さ。

    今日は土曜日、一番忙しい日です。

    今からもおすけ、頑張ります!

    エイエイオーーーッ!

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

    にほんブログ村 スキースノボーブログ バックカントリーへ ← イケダさん、美味しいご飯期待してるからね♪
    にほんブログ村

    【もおすけ日記】かまくらで遊ぶ!

    やりたい事が山のようにあって。忙しいもおすけです。皆様こんばんにゃ。

    友人達にお手紙を書こうと思って、白馬山荘同様 レターセットを沢山持ってきたのですが、

    実はまだあまり書いていません。

    近くの木戸池は、池に氷が張っていて その上をスノーシューで歩いて渡れるとか。

    雪国でなければそんなことは出来ないから、是非やってみたいことの一つ。

    それから、自力でかまくらを作りたいし、りんどう平から向かいの山の稜線をスノーシューで

    歩いてみたいし、お庭にこっそりかまくら&テント泊で一晩過ごしてみたいし。

    スキーももっともっとやりたいし、で 時間がいくらあっても足りません。

    って、遊ぶことばっかりだ

    すでに今でも 遊んでばっかりの人生で、もおすけとってもシアワセでございます~♪

    -----

    石の湯のお風呂も気持ちいいですが、ここも気持ちいいのね。

    110131_10                              湯船の中でも、手は“ぐー”です。

    も:『そろそろさるちゃんに、会いに行きたいなぁ・・・。』

    と言うと、皆に笑われますが、だってかわいいもん。

    子ざるちゃん同士で 毛づくろいの図。

    110129_8                      繰り返し言いますが、茶色いマリモじゃございません。

    -----

    昨日のかまくらの続き。

    .

    2011年 1月31日 うす曇り

    この日は、午後から社長はじめスタッフ総出で、一ノ瀬ゲレンデにスキーをしに行きました。

    (つまり皆で遊びに行ったの。)

    さすが、シャチョーとオリエちゃんはうまいっ!

    雪煙を上げて滑り降りる姿は、かっこいいです。

    鈴木さんは、今までも誰かに似てるなぁー、って思ってたのですが 

    滑りを見ていてわかりましたっ!

    『お蝶夫人』です!(わかる世代だけわかってください。)

    女性らしくて優雅な感じが、まさにお蝶夫人

    その雰囲気は、仕事中もスキーも一緒でした

    .

    皆で集まって、ハイ、ポーズ!

    110131_6

    早く上がってビールを飲む人、最後まで滑りに興じる人。

    それぞれ思う存分楽しみました♪

    .

    で、夕方まで滑った後は、石の湯に戻りお庭のかまくらへ。

    110131_3

    お蝶夫人、ウキウキで歩いていきます

    110131_5

    入り口はこんな大きさ。

    110131_8

    中は意外に広くて、椅子もあります。

    110131_9

    はまさんが、写真を撮ってくれました。

    110131_4

    で、はしゃぎすぎて、雪にまみれたもおすけ。自分のカメラが濡れる~

    110131_1                                 いい大人が、大はしゃぎでございます。

    .

    かまくらの中は、すごく温かいです。

    これならシュラフで寝るのも苦じゃなさそう♪

    かまくらの中で、キャンドルの灯りでお鍋とかしたりお餅とか焼いたり。

    そんな事したいなぁ。。。
    (遊ぶの大好きな社長に、提案してみよう。)

    かまくらは夢が広がります。

    スノーシュー・スキーなどの他にも、雪でいっぱい遊びたいな。

    110131_7_2                         フカフカの雪は最高!

    スタッフ一同、お待ちしております!

    特に、雪見風呂は最高です

    110131_11                         明日も見てくれよな。                       

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

    にほんブログ村 スキースノボーブログ バックカントリーへ ←明日は、キャンドルナイトのかまくらをお届けします!ポチコしてね!
    にほんブログ村

    2011年2月 4日 (金)

    【もおすけ日記】かまくらを作る!

    干支が毎年、おさるだったらいいのに~。の、もおすけです。皆様こんばんにゃ。

    もうかわいくってかわいくって。

    さるちゃんの写真、来年の干支に関係なく来年の年賀状に使いたいくらいです。

    でもそうしたら皆、???って思うだろうから我慢しますが(かなりしたい)。

    .

    だってさぁーーー。

    このかわいさですよ!?

    110129_9                               嗚呼、この手がもぅ たまらん。

     
    こちらは温泉に入るさるちゃん達。皆さん、うっとりしていました。

    110129_11

                                     うっとりの背中でございます。

    じーっと入っていた さるちゃんも。

    110129_10

    あまりの温かさに、眠くなってきた様で。

    110129_12                        のぼせるよー。でも上がりたくないよー。

    .

    そんなこんなでワタクシは、お昼ご飯を食べる時間も、渋温泉でお風呂入る時間を削ってまでも

    さるちゃんに夢中でした。

    Hさんに、『もおすけさんは、さる年ですか?』と、聞かれましたが、

    紛れもなく申年です。

    -----

    2011年 1月29日(土)

    この日もスノーシューで、いつものりんどう平にお散歩。

    石の湯からは本当に近くて、スノーシューで歩いて10分ほどで行けます。

    110129_6                              この間より いい天気~♪

    先日のウサギちゃんの雪も、昨日の雪で巨大化しておりましたので

    もおすけのおやつで、顔を描いてあげました。

    先日(25日)は、これ。

    110126_5

    で、四日後がこれ。

    どどーーん。

    110129_5                  目は胡椒せんべい・鼻は柚子味噌パウンドケーキでございます。    

    ここ、りんどう平からは 石の湯ロッジが眼下に見えます。ほら。

    110129_4

    で、おやつのウサギの目と鼻を食べた私は(なんだかひどいヤツに聞こえるが、さして悪いことはしていないはず)、

    ロッジに戻ろうとすると、子供達がかまくらを作っていました。

    110129_7_2 

    と言うよりも、作りかけのかまくらの周りで遊び始めていました。

    .

    中に入らせてもらうと、中はとても立派で、柱やテーブル・椅子まであります。

    お客様のAさんが、飽きはじめている子供達に呼びかけながら一生懸命に雪を搔き出していました。

    110129_3

    で、もおすけもお手伝い。

    キャンドルを置く棚を柱に作ることに。

    マグカップで、雪を彫っていきます。

    向こう側が見えて、あと少し。

    110129_2

    綺麗に仕上がりました~♪

    110129_1_2 

    子供達も『夜にここにキャンドルを置こう!』と、興奮気味。

    もっとお手伝いしたかったけれど、休憩時間ももう終わりなので もおすけはここで撤退。

    子供達は、残りの雪を搔き出していました。

    出来上がったかまくらには、後日スタッフも入ってみることに。

    その写真はまた後日~♪

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

    にほんブログ村 スキースノボーブログ バックカントリーへ ← 写真が多くて、毎日大変!!応援両ポチをどうぞヨロピコ♪
    にほんブログ村

    2011年2月 3日 (木)

    【もおすけ日記】今日の志賀はピーカンです!

    皆様おぱよう。何のひねりもなく書き始めるもおすけです。

    そのくらい、今日はお天気がいい!

    も:『やー、今日はいいお天気ですねーーー。』

    という言葉しか出てこないような、抜けるような青空です。

    002

    ホイ、かまくらが見えますね。

    その周りをテン様がウロチョロした足跡も。

    かまくらの写真は今夜公開~♪

    お楽しみに。

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

    にほんブログ村 スキースノボーブログ バックカントリーへ ←今からお掃除。頑張るもおすけに応援ポチコを!
    にほんブログ村

    2011年2月 2日 (水)

    【もおすけ日記】りんどう平でスノーシュー!

    季節は真冬なのに、気分は8月31日の もおすけです。皆様こんばんにゃ。

    えぇ えぇ。

    この3日間、遊び呆けていたから“やること”何にもやってません。

    ちなみにこの“やること”とは、姉がいつも子供達に言っていた台詞。

    遊びに行こうとする子供達に『やることやったのッ??』と聞いていたので

    も:『?お姉ちゃん、“やること”って何?』

    姉:『え?そんなの決まってんじゃん。宿題にドリルにおもちゃの片付けに、明日の学校の準備。

       “やること”全部済ませたんだったら、遊びに行ってもいいけど。』

    .

    あれもこれも聞くのが面倒くさいから、“やること”と一言でまとめる姉と、

    それを普通に理解している子供達。

    そして“やること”全くせずに、遊び呆けている私。

    お姉ちゃんの子じゃなくてよかった~、などと思いつつ、慌てて宿題であるブログから

    手を付け始めている次第です。

    -----

    まずは順を追って報告を。

    .

    先日、二回目のスノーシューでのお散歩に行ってきました!

    場所は、りんどう平。

    『それって何処?』とお思いの貴方に、もおすけが説明致しましょう。

    りんどう平とは、石の湯ロッジのプライベートマウントの中腹ある、小高い丘。

    ロッジを出て、小川を渡り、山の稜線に向かって登っていくと

    突然目の前がパァッと開ける場所があります。

    そこがりんどう平。

    花の季節になると、りんどうがそこに咲くらしく ここのスタッフさんは皆“りんどう平”と

    呼んでいます。

    今日は、スノーシュー二回目。

    少し坂を登ってみようと、りんどう平にチャレンジしました。

    この踏み跡を通って、登っていきます。

    110126_7

    踏み跡の上に沢山の雪が積もっていて、スノーシューを履いていても膝近くまで埋まります。

    それがまた楽しい。

    木々に積もった丸い雪が、餅花(餅飾り)に似ているなぁ・・・と思いながら登る私。

    110126_6

    (餅花を知らない方のために。→ もおすけ家の正月飾り )

    .

    で、バフバフと登って行くと、見えました! りんどう平。

    山に囲まれてぽっかり開いた大地は、もおすけが子供の頃によく読んだ本、

    佐藤さとるさんの『誰も知らない小さな国』に出てくる、秘密の小山の様でした。

    110126_4                            誰もいない、何も聞こえない静寂の世界。

    .

    この静かな景色を独り占めしながら休憩。

    そして、さっきお昼ご飯食べたばかりだけど、ここで一人ティータイム。

    野猿公苑に行った後、渋温泉で買ってきた温泉饅頭(ウマーー)と、お菓子とお茶。

    110126_3

    休憩した場所は ここ。

    110126_5

    枝が耳になっている、ウサギちゃんを目の前にして座ってパクパク。

    .

    も:『あ。記念写真撮っとこ。』

    .

    って事で、タイマー撮影するも。

    買ってまだ一度も取扱説明書なるものを見ていない私は、またタイマー時間を間違える。

    3Dの様な飛び出してる感がある私の手を、とくとご覧下さいませ。

    110126_1                            3Dメガネなんて全く必要ないぞ…。

    で、撮り直し。

    今度は成功。

    110126_2                   何気に嬉しくてアングルに入れてるスノーシュー(石の湯レンタル)。

    .

    横に置いてあるザックは、私の尊敬するデザイナー先生のお買い物品だったのに、

    も:『先生、それムッチャかわいいですねーーーッ!』

    って、素直に感想言ったら、

    先:『安い買い物だったから、これ、もおすけさんに差し上げますよ。』

    と、プレゼントして下さったもの。

    先生、ありがとうございます

    これからデイハイクに、ジャンジャン使わせていただきます!

    .

    私がスノーシューで楽しいのは、断然下り。

    足を前に出す時に、サラサラのパウダースノーが自分の前をバサーーーと落ちるのが、

    たまらなく楽しい!!

    これがしたいが為に、わざと新雪のところをガツガツ降ります。

    皆さんにも、お薦めです。

    新雪の りんどう平をスノーシュー。

    石の湯ロッジならではの、一押しプライベートコースです。

    -----

    そしてお次は。

    友人ヨネチが待ちに待っている さるちゃんのお時間です。

    これでしょ?ヨネチ。

    110125_27

    あぁ もう見ているだけで、心臓わしづかみ(何回でも)。

    110125_33                                    ん?ご飯??

    110125_34                                  ご飯だ ご飯だ ほじほじ

    こちらは温泉に入らず、二人で温まる 子ざるちゃん。

    110125_35

    この子ざるちゃん達。

    向こうで記念撮影してるカップルの様子が、気になるようで。

    110125_36                            あの人達、おいら達より仲良し?

    そんなカップルを見ている子ざるちゃん達を、対岸で見ている おさるちゃんも笑えます。

    .                   

    個人的見解ですが(今更ですが)おさるちゃん、毎日見ていても飽きません。

    きっと、どんな彼氏よりも飽きないと思います(だからそれが問題なのか!?)。

    -----

    .

    やーーー。

    皆さん。

    志賀は、石の湯ロッジと野猿公苑はセットですよ!?

    この二つを外したら、人生二割くらい損します。と、もおすけは断言します。

    .

    明日はいよいよ、かまくらの写真。

    どうぞお楽しみに~♪

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

    にほんブログ村 スキースノボーブログ バックカントリーへ ←明日から真面目にまた更新しますので、両ポチお願い♪
    にほんブログ村

    【もおすけ日記】一の瀬オリンピックコース

    もおすけ働いてるの?疑惑が浮上している もおすけです。

    皆様おぱようございます。

    .

    きのう、少しだけ滑った一の瀬ゲレンデのオリンピックコース。

    最っ高に楽しいロングコースだったので、今日も滑りに行ってきます。

    ウプ。

    ウププ(すでにハイ♪)。

    .

    『さるちゃんは?』

    『かまくらは?』

    .

    あー。

    ごめんごめん!

    今日こそは、ね。

    と、宿題を先延ばしにする もおすけなのでした。

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
    にほんブログ村 スキースノボーブログ バックカントリーへ ←今日こそは、あとでアップしますから。両ポチお願い~♪
    にほんブログ村

    2011年2月 1日 (火)

    【もおすけ日記】熊の湯でスキー&かまくら体験&暖炉

    いやもう最高♪の、もおすけです。皆様こんばんにゃ。

    .

    【本日のもおすけ日記】

    .

    今日は、もおすけがここに来て初めて予約のお客様がいない日でした。

    社:『じゃあ、今日は午後からみんなでスキーしに行こっか!』

    と、わくわくの発言で、午後はスキーをすることに。

    熊の湯ゲレンデまで、車でみんなで行って いざスキーを。

    .

    社長:『三本滑ったらいいだろう。そのあとはビールだよな。』

    鈴:『えー、私は一本でいいですぅ。』

    も:『え??三本ですか?一本ですか??』

    .

    とか、言ってたくせに。

    いざゲレンデに着くと、シャチョーは自らビデオカメラを回し、解説付きで皆の滑りを

    撮ってくれたり、『今シーズン、これが最初で最後かなー。』とか言ってた鈴木さんは

    休憩時間も入れず、滑りまくり。

    結局最後まで、休まず滑っていました。

    スキーが修学旅行以来というサカモトさんは、持ち前の運動神経の良さですっかり夢中。

    サ:『明日もくまの湯に行きます!』と、今から豪語。

    .

    こんな時でないと休めない池田シェフは、休暇をもらい下界へ。

    今日のゲレンデの気温は日中でも-10℃は下回っている寒さ。

    ロッジに帰ってからは、プライベートガーデンに作られたかまくらに皆で入ったり、

    池田シェフの作ってくれたお鍋を温めて、皆でゆったり・もぐもぐ夕食を食べて。

    のんびりお風呂に入った後は、暖炉を囲んで一杯飲んで。

    .

    も:『あーーー、お客さんが幸せそうな顔して帰ってくるのが、わかるなぁ。』

    .

    と、しみじみ思った一日でした。

    -----

    この日記の読者・しゅーころさんから、

    し:『仕事に行ってるのに、何だか仕事な雰囲気ないんですけど

    と、コメントを頂いて、

    も:『あ、そうだった。私そういえば、仕事しに来てるんだった。』

    と、言われて気付いたほど、自分でも仕事している気がしません。

    と言うか、

    も:『あー、仕事かーー、やだなー。』

    と思うことが何一つない、ストレスフリーな環境です。

    (いや確かに仕事はしていると思うんだけど・・・)

    .

    ジュエリーデザイナーの仕事は大好きだったんだけど、“会社”を卒業してから。

    もおすけは、年々幸せになってるなー、と思います。

    愚痴やストレスから、無縁の世界にいる気がします。

    プーちゃんだからかな?

    いや、やっぱりお山と出会ってからだと思います。

    .

    こう思える自分が、本当に幸せ。

    毎日費やしている時間が、本当に楽しい時間で、相も変わらず

    .

    も:『こんなにもおすけだけ、幸せでごめんねーーー 』

    .

    等と思えてしまう、石の湯ロッジの毎日なのでした。

    スキーやかまくらの写真は明日に。

    あ、勿論さるちゃんもね。

    明日もゲレンデに行ってこよーーっと。

    雪国バンザイ!の、もおすけでした。

    にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

    にほんブログ村 スキースノボーブログ バックカントリーへ 応援両ポチ、よろしくね。明日も遊べてハッピーライフ♪
    にほんブログ村

    « 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

    フォト
    無料ブログはココログ