【もおすけ日記】自家製焼き米できました!
あーーーもーーー暑いッたらないねーーー!の、もおすけです。
皆様こんにちにゃ。
昨日『暑いのも嬉しかったりする』的発言をしておきながら。
舌の根の乾かぬうちに、もう『あーーーもーーーー!』である。
この“思いつき発言&行動”だけで生きている女・もおすけ。
横にいる母を見てると、この人の遺伝子を濃く受け継いでいることを否めない。
今日は、そんな勝手放題の母にそっくりなもおすけの、焼き米作りの結果報告です。
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思いつきから作りはじめまでは、こちらから→ 焼き米作りに挑戦!
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一昨日までのじめじめ&どんよりとした雨空で、小さな笊(ザル)に入れていたお米は
ダメになってしまったので、残ったお米をドライヤーで乾かす。
そしてパラついた所で、フライパンに入れて空炒りする。
火は、中火より少し弱め。
焦げ付かないように、絶えずフライパンを動かす。
すると、少しづつお米全体が黄色くなってくると同時に、少し焼けてきました。
子供の頃の、ポップコーン作りを思い出す。
本当はもっと“焼き米”にしてもいいのでしょうが、毎回食べるご飯が
あんまりおこげチックに香ばしくても飽きるだろうと、この程度でストップ。
火を止めて粗熱を取って、ひとまず完成です。
フッフッフ。この子をどう調理してあげよう♪
まずは笊に残っていた糒(ほしいい=焼いていないお米)と、焼き米をお湯で戻してみる。
左が糒、右が焼き米。色からして違う。
約5分、お湯に浸けたお米を食べてみると・・・
糒 = お茶漬けで食べる時の、ふやけたご飯そのまんま。やわらかくて美味しい。
焼き米= 軽く香ばしい焼き米の香り。ご飯は少し硬い。
湯浸しの状態なので、これはきちんと戻してみないと正確な出来がわからないな、ということで。
山ごはんを忠実に再現してみました(母のキッチンで)。
山屋の皆さんお馴染みの風景。
見た目は、ほんのり“おこげさん”入りな感じ。
アルファ米専用の耐熱ジップロックに入れて、お湯を注いで待つこと10分。
ご飯少なめだから、5分短くてもいいかな、って事で(自称:待てないさんの私)。
折角の実家なので、茶碗に移してみる。
ごくありふれた風景に戻りました。
茶碗に入れるとより鮮明にわかりますが、艶がないです。やっぱり洗ったからなのね。
で、もおすけ食べてみる。
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・・・・・・。
うーーーん、どう評価していいものか。
正直な感想。
○味
炊き上がったご飯を、レシピ通り 干す前に水で軽く洗ってぬめりを取りました。
そう、あのぬめりこそがご飯の旨味なんだということに気づく。
粘り気のないご飯は、素っけない味でアルファ米の独特な匂いもない分、
ご飯の香りや旨味もない。
(まあアルファ米に特別な旨味も感じないので、同じと言えば同じだが)
見た目が普通の“ご飯”なだけに、余計味気なく感じるのだろう。
例えるならば、日本米の様に頑張って普通に炊こうとしたタイ米。
(皆さん、想像力をフル活動させてイメージして下さい)。
あれは、タイ風焼き飯のように炒めたり、味付けするから美味しいのであって
日本米の粘り気のある炊き上がりをイメージして炊くものとは違います。
○香り
香りはそうだなー。
軽く炒った(焼いた)ご飯は、おしょうゆを塗っていない焼きおにぎりの香りに近いです。
もっとよく炒れば、米粒の形を残したおせんべい(兵庫銘菓・播磨やさんで言う所の助次郎)の
味が楽しめると思います。
○食べ方
二口目、三口目と箸が勢いよく進まない自分に気づいて、次なる対策を練る。
最も適した食べ方を考えよう。
この子を、
こうしてみました。
視覚的に大躍進。
鯵の干物を、きゅうり&茗荷で和えたものを乗せる。
うん、食欲が沸いてきたぞ。
ご飯の味は変わらないものの、まあ美味しく食べられます。
そして、更なる躍進。
食欲のない時のテッパン、キムチ&お茶漬けのゴールデンコンビ。
こうなると、普通にお茶漬けとして美味しい。
全て綺麗に平らげることが出来ました。
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【総評】
・味や香りに関しては、上記の通りですが 本来の目的である、『お山の上で
出来れば普通に白ご飯として食べられる』のがベスト。
ただ決してまずくはないし、味そのものも思っていたよりは“ご飯”に近く戻っているし、
(もっと硬いかと思った)臭みもない。
・山ごはんの雑炊・リゾットなどには全く問題ない。むしろ美味しい。
・コストパフォーマンスは素晴らしい。
アルファ米200gが450円位なのに対し、もおすけ米、いや違った焼き米は200gで80円くらい。
これは安い!
今後の検討として、
・炊き上がりのご飯を洗わない(確実に固まって乾くと思うが)。
・半乾きの状態で、軽く押しつぶす→ もっとやわらかい仕上がりになる!?
・出来るだけ天日で乾燥させ、あまり炒らない(どちらかと言えば、糒)。
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ワタクシの更なる挑戦は、これからも続きます。
もおすけが至高の焼き米を作っている横で、今度はバナナケーキを焼く母。
(私の買ったバナナを『熟しすぎや、ケーキが水っぽい!』とまた文句を言われました。)
焼き米にも母にも、めげません。
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← 目の前の壁は、ある限り“超えるもの”です(母も試練も)。
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コメント
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■emiさんへ
白馬時代の日記からなんて、ありがとうございます!!
焼き米、私もそろそろ作ろうと思っています。
これからもまた読みにいらして下さいね~♪
投稿: もおすけ | 2012年5月 2日 (水) 08時34分
はじめまして!
白馬の日記から、楽しく読ませていただきました。
GWに向けて、もおすけさんレシピの焼き米参考にさせていただきたいと思います!
いつも楽しい情報ありがとうございます!
投稿: emi | 2012年4月25日 (水) 12時33分
あすかパパさんへ
あすかパパさんも、試行錯誤されていらっしゃるのですね。
私も飯袋、気になっていたんですよ。
で、いろいろ情報を集めているうちに、『自分でアルファ米(乾燥米)を作った方が健康的じゃないか?』って
思うようになって、試してみました。
多分、そのうち山生活が長くなると、普通の白ご飯が食べたくなってくると思います。
これからも、実験くんは続きます!
山めし礼讃さんへ
私の作り方は、横着バージョンなので本当に簡単です。
でも、雑炊やリゾットなら問題が全くないです。
何より経済的だし、自分で作るから安全ですよね。
山の上で、早く使ってみたいです。
投稿: もおすけ | 2011年6月28日 (火) 22時44分
まにあ道事務局さんへ
ありがたいお言葉&ご紹介、ありがとうございます。
三俣山荘で山小屋生活にはいると、なかなか更新も出来ないのですが、
更新できる状態になれば、ぜひ参加させていただきたいと思います!
ご紹介頂き、ありがとうございました!
投稿: もおすけ | 2011年6月28日 (火) 22時39分
こんにちは。
自家製焼き米の完成、おめでとうございますー!
待っておりました。
私の場合は、あまり「白飯」としておかずと食べることがなく(主食がビールだからか・・笑)
雑炊、リゾットに使うことがおおいので、これはツカエそうです。
もおすけさんの次なる挑戦も楽しみにしております!
投稿: 山めし礼讃 | 2011年6月26日 (日) 16時08分
山でいかに美味しいご飯(白飯)を食べるかは長年の課題です。アルファ米に長年お世話になっていたのですが、最近、いい加減に飽きてきたので....
一昨年から市販の道具を試しています。
炊飯袋;:ビニール袋に米(無洗米)と水を入れて40分間煮ます。問題は、袋の容積以上にこめが膨らむことが出来ないので、圧縮された状態になります。つまり、ご飯の塊。雑炊にするのなら良いのですが、そのまま食べると食感は良くありません。燃料を40分使うのも非効率です。
飯袋:ユニフレームの化繊不織布の袋。これに米を入れて熱湯で20分煮るもの。煮る時間と蒸らす時間を間違えなければ2000メートルの標高でも飯が炊けました。ただ、ムメリはお湯の中に解け出します。食感はまあまあ。
普通にご飯を炊く:平地では問題無く炊ける(小学校から石油コンロで炊いていた経験あり)のですが、山ではまだやっていません。根っからの横着なので。でも、今年はどこかで試そうと思っています。果たして、気圧の低い山でいかに芯の無いご飯を炊けるかですが....
フリーズドライ:ガラスかアクリルの容器と真空ポンプがあれば原理的に作れるはずなのですが、これって結局アルファ米ですよね。
んで、 毎日楽しみに見ています。
また、山ネタ、お願いします。私の生きる喜びなもんで(大げさか,,,!?)
投稿: あすかパパ | 2011年6月24日 (金) 23時34分
はじめまして。
「まにあ道」というサイトを運営しているまにあ道事務局と申します。
突然メールさせていただいたのは、貴方のブログが大変興味深く
まにあ道にも是非ご掲載していただきたいと思ったためです。
まにあ道とは「趣味と遊びを極める」をコンセプトとした、マニアな知識や情報をみんなで楽しめるコミュニティサイトです。「まにあ」な人もそうで
ない人も、思い思いの方法で参加されています。
また、まにあ道のコンテンツの一つである「マニアーナ!チャンネル」は
東海テレビの番組「まに=DO!(マニワドゥ!)」としてテレビ番組にもなりました。
貴方のブログの内容はとても興味深く、ぜひまにあ道にも参加していただきたいと思っております。ライティング料等はお出しできないのですが、少なからず貴方のサイトのアクセスアップに貢献できるかと思います。
まにあ道は完全に無料のコミュニティサイトですので、よろしければ
ぜひお気軽にご参加ください!よろしくお願いいたします!
まにあ道
http://www.maniado.jp/
東海テレビ まに=DO!サイト
http://tokai-tv.com/maniwado/
投稿: まにあ道事務局 | 2011年6月24日 (金) 17時09分