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2011年6月14日 (火)

【もおすけ日記】蝶ヶ岳リベンジ・5 最終回

そんなわけでワタクシが、危うく遭難?かと心配されかかったもおすけです。
皆様こんにちにゃ。

石の湯ロッジの池田シェフとヒメちゃんが『最近ずっとブログが更新されないねぇ。』と
心配して下さり、連絡を取ろうかと話していてくれていたそうです。

お山の上では、下界から離れ自由とお山の空気を満喫したいので
今回はブログ更新もせず。
でも、こうしてもおすけは元気そのものですので皆様ご安心を。

それでは今日は蝶ヶ岳リベンジ・5最終回です。

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離れがたいほどのいいお天気の山頂ですが、長居し過ぎてもいけません。
身支度を整え、下山します。
今回は、蝶ヶ岳ピストンなので来た道を戻るだけ。
サクサクと降りていきます。

デブリを横切るさぶちゃん。

110509_18_2                                 今日は暑いくらいだー。

やっぱりデブリって、何度見てもその迫力に圧倒されます。

110509_19

そんな風もなく穏やかな天気の中、降りている時のこと。
谷すじをトラバースしていたら、片足のアイゼンの前爪が浮きました。

あ、浮いた、と思うのと同時に目の前の景色が、雪面の間近に変わり。

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滑落しました。

顔が雪面に近くなった時には、もう滑り出しています。

でも、人間とはすごいもので、このほんのわずかな瞬間で

も:『早く滑落停止の体勢を取らなきゃ。』と、

も:『ここならずっと滑り落ちても死ぬことはないだろう。でも、ここまで上がってくるのが大変そうだなぁ。』

等とこれだけの事を考えながら、でも実際には慌てて滑落停止の姿勢を取っていたのでした。

ピッケルを打ち込みながら、早く止まれーー!と思いつつ、アイゼンの歯を食い込ませるのに賢明で。
お蔭で滑落したのは、ほんの5m程度。
それでも、それなりの急斜だったのと、初めて予期せぬ滑落だったので本当に怖かったです。
そして滑りながら、滑落停止の姿勢をとりながらも頭の端に浮かんだことと言えば。

も:『後ろでさぶちゃん、びっくりしているだろうなー。だって、呼び声すらないもんなー。』

だった。

実際、停止してから体を起こし、しばらくするまでさぶちゃんは声も出ていなかった。

.

も:『あーーー、怖かったーーーーッ!』

さ:『…オレ、びっくしし過ぎて声も出なかったよ。』

も:『うん、そーだろうなーって思った。』

ちなみに私が滑落した斜面は、急斜でこそあれ特別に危険とか歩きにくいとか
そういった難しい斜面ではありませんでした。
かと言って、適当に(雑に)歩いていたわけでもありません。
ほんの、本当にちょっとバランスを崩しただけ。
それだけで、一気に滑り出すのです。

『滑落の事故現場は、危険な箇所を通り過ぎた なんてことない所で起きていることが多い。』

の、正に典型と言えるでしょう。
ホッとしたり、気が緩んだ時に事故は起こるもの。
どんな所でも、慎重に歩かなくてはいけないな、といい勉強になりました。

と、同時にこれまで滑落停止の練習をりんどう平で一人でしていてよかったなー、と思いました。

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その後は、何事もなくまめうち平まで降り、ここでアイゼンを外す。
あとは夏道を降りるだけです。
天気がいいから、のども渇く。
途中“力水”で水を汲んで飲むと、びっくりするほど冷たくて美味しい。

110509_20                これ飲んで力が出たから、力水って名付けたんだろうなー。

これで疲れも回復、最後まで元気に降りることが出来ました。

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駐車場に戻ってから着替えて。
『お腹空いたーー!』って事で、お昼ご飯を食べる。

も:『さっきまで登っていた山を眺めながら、ご飯を食べれるってシアワセだよねー。』

と、ゴキゲンな私。

110509_21

さぶちゃんはグラタン。もおすけはドリア。たっぷりサラダも完食!

110509_22                 山登りの後は、こういうガッツリ系が食べたくなります。

前回、燕~蝶ヶ岳までの縦走は出来ませんでしたが、今回はお天気にも恵まれ
念願のテント泊も出来、大満足の山行となりました。

(リンちゃん&みさわさん、今度は縦走で一緒に行こうね。)

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コメント

まこっちんへ

そうそう、目の前の人が視界から消えるとびっくりするよね。
私も滑落停止の練習はして置いてよかったなー、と思いました。
日頃なんでも緊急時に備えておけば、いざと言う時に役に立ちますもんね。
次はツェルトの使用を考えています。

Linさんへ

軽く滑っているから、逆にいい経験となりました。
もっと危険な箇所でしたら、もっと大きな事態になっていたでしょうし。
お蔭で滑落停止の動作が身に付いたように思います。


 滑落体験・・・さぞ怖かった事でしょう・・・トラバースや下降時、不如意な足運びで
 の体重移動時起こりがち・・・

 雪崩等での圧雪箇所で滑落・・・・幸いでした・・今後の教訓にしてね〃
 
 稜線や融雪が凍結した雪面では、ピッケルも何の役に立ちません、そんな体験が身に
 付いている我が身、“滑落”と成ると、穂高岳ロバの耳での出来事が鮮明に浮かんで
 来ます。
 山では、不具合が発生した際、次に何をするか!此の決断行為が結果の良、不と成ります

 此の体験 “もうすけさんの血肉”に成る事でしょう

滑落停止の練習しておいてよかったね。5mほどで済んだし。

私はまだ滑落はしたことないけど、川沿いの岩の上で寝てて川に落ちかかったことはあります。
5mほど落ちる間に木につかまって落ちずに済んだ( ̄▽ ̄)

あと夏道で歩いてる時に普通の登山道を歩いてた友達がふらついてそのまま谷側へと消えました∑(゚∇゚|||)
すぐ近くの木にひかかって止まったけどね(;´▽`A``

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