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2011年8月 8日 (月)

【もおすけ日記】本日もヘリは飛ばず。

前から思っていたことですが。
山バカトリオ・リンちゃんの書く雲丹蔵日記。
私も面白くって大好きなのですが、この人物紹介画像ってどうよ。

本人写真非公開のみさわっちは、全く顔が写ってないからいいとして。

さぶちゃんはまだ普通。

Uni6     本人はブログを書く事なく、種々のブログに登場し有名人になりつつあるオイラです。

でも、私の写真は何故にコレ?

Uni2                     もっと他にもあるだろう。私を紹介する画像が。

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そしてリンちゃん(雲丹蔵)本人だけ、この写真ってどうよ。

Uni1                        ガチャピンルック以外見た事もないぞこんな姿。  

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みさわっちのブログにも、手ぬぐいほっかむりの私の写真が登場してるし。

いくら自分がまともな写真を選択しても、そこかしこで漏れる状態。
ブログ村ランキング内でも知人が増えた今日この頃、
今まで以上にみっともない姿は見せられないな、と思いつつも
自分のブログで結構お恥ずかしい姿も載せている矛盾は、ちょっと端っこに置いといて
本日も、もおすけの捻挫三俣山荘ブログ、スタートです。

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2011年 7月28日 曇りのち雨

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梅雨は明けたというものの、天気はずっと良くない。
一日中スカっ晴れ、という日がないのだ。
お蔭で23日に、辛うじて雲ノ平・三俣山荘への荷上げは出来たものの、
未だに水晶小屋へは荷上げが出来ていない。
もおすけのボッカ負傷後も、他の人でのボッカは続き
三俣山荘から水晶小屋へと、食材の救援物資は続く。

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そして安静と言われてから、もおすけのお仕事と言えば。

お弁当箱作りと、電話番。
雑巾縫い。
そしてお客様のお弁当作り。

で、電話を取るのはいいけれど、奥様宛ての電話の場合、
階下の一階に子機を持って行かねばならない。

も:『アッシーく~ん、奥様に電話届けて♪』

と、ニッシーを呼ぶと、

二:『…アッシーじゃないですってば。 -_-; 』

とは言いながらも優しいニッシーは、私の代わりに奥様に電話を持って行ってくれる。
ありがとうニッシー。
このお礼は必ずやいつか。
(足が完治したらね。)

ちょろちょろと動いていると叱られるので、部屋で雑巾縫いやら箱作りやらを
している(それでも動くなと怒られてる)。

そして、足がむくんで包帯がきつくなってきた。
夕食後の診察まで待てず、包帯を取る。

しゅるるるるーーーー。

110728_               実際には我慢できず、フガーーーーッって勢いで剥ぎ取っている。

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そしてこれが、私のこの夏一番の必須アイテムとなってしまったガーゼギプス。

110728_2                       もうこのコ無くしてはありえない毎日。

このコには、ほんとびっくりしました。

はじめ、先生は初診の時にこの長いガーゼを切り取り、しばらく水につけてから
足に沿わせたのです。

すると、暫くするとこのガーゼは中に入っている素材がカッチコチに固まり
それは見事なギプスとなり、もおすけの足を支えてくれる最強アイテムへと変身。

ギプスと言えば、石膏で分厚く固めたれたアレを想像していたのですが、
医学の進歩とはすごいもので、こんな素晴らしいものが発明されているんですねー。

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も:『先生、このコは私にとってこの夏一番の愛おしい山アイテムになりました!
   足が治ったら、三俣蓮華岳をバックにこのギプスさんを記念撮影しときますッ!』

と言ったら、先生も医学生クンも笑っていましたが、半ば本気なくらい
このギプスさんには感謝しています。

で、問題の足は。

夕方になるとむくんじゃって、赤ちゃんの足のようにパンパン。
 110728_3                   足首から上の太さも左右違います。

でも不思議なほど、痛みは全くないのです。

ただ、むくむ。
だから指先だけが、じーーーーんとしてくる。

夕食後の診察で、その旨を先生に伝えると

先:『むくむのはどうしても仕方ないね。でも、この分なら骨折はしていないようだね。』

も:『痛くはないのですが、足先が紫色に変わってきたのは何でですか?』

先:『それは(おそらく靭帯が切れて)内出血してる血液が、重力の法則で下に降りてきたからだよ。』

も:『内出血してる血が、重力で下に移動…。』

そんなことも初めてでした。

指の下から広範囲で、青くなりました。

110728_4                   朝の診察時、象さんオハヨーと声を掛ける毎日。

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で、この日も天候が悪く、結局荷上げのヘリは飛びませんでした。

そしてこの日は、同じブログ村ランキングに参加しているブロガーのヤマふぉとさんが
三俣に泊まりに来てくださった日でもありました。

ヤマふぉとさんはマイナーな飛越新道からの入山で、この三俣に来て下さいました。
せっかくの黒部源流。三俣山荘。
天気がよければ、山荘から真向かいに槍ヶ岳が見えるというのに。
私のせいではないけれど、生憎のお天気に申し訳ない様な気持ちになってしまいます。

ヤマふぉとさんと一枚。

110728_5              本当はこの後ろに、ステキな槍さまが見えます(天気さえ良ければ)

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 2011年 7月29日 雨

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この日も天候は優れず。
もちろんヘリは飛べない。

ここまでヘリが飛ばなかった日は過去にもなかったらしく、奥様も頭を抱えていた。
水晶小屋の食材がないのは辛い。

幾名かのお客様が、停滞を余儀なくされた。
私はというと、相変らずの電話番&雑巾縫い&お弁当係。

そして休憩時間に撮影。本日の捻挫日記。

沈殿した内出血。こんなの初めて見るよねーー。

110728_6            痛くて足首は動かせないから、足ごと持ち上げて撮影。

足の甲に溜まっていた内出血は、指先に移動していました。
110728_7                          民族大移動みたいやな。

ちなみに、内出血&大移動してる所も全然痛くはありません。
これだけ腫れているのに、そして大の痛がりの私なのに
全く痛みを感じないと言うのは不思議です。

標高高くて酸素が薄いと、痛覚も鈍る の?
(もおすけの仮説)

とにかく、痛みはないのはありがたい事です。

ただ。
この日の晩。

奥様から、もの凄い通達が。

奥:『これ以上、荷上げのヘリが飛ばなかったら防災ヘリを呼ぶから。』

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・・・・・。

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防災ヘリって、あの富山県警のレスキューヘリ『つるぎ』ですか???

いや、そこまでして頂くのは山荘さん側にも県警の方にも申し訳ない。

そう伝えたのですが、奥様はやはりきちんと診断していない状態が続くことへの
私の足に対する心配をして下さり、普通なら即・下山で診察を受けるはずのところを
なかなか荷上げのヘリ(民間ヘリ)が飛べないので、防災ヘリでそのまま病院へ搬送してもらい
きちんとした検査を受けたほうがよい、との事。

確かに民間ヘリで下山しても、この足じゃ病院まで自力で移動も難しい…。

自分でも、予想以上のこの展開。

凄過ぎて布団に入た時、不謹慎ながらあまりの凄さに思わず笑ってしまった程でした。

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も:(防災ヘリに乗るって・・・。)

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仕事を終え、部屋に帰ってきた もっちとケイちゃんにその旨を伝えると、

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ケ:『まさかの!!(←彼女の口癖)』

も:『そう。 まさかの“防災ヘリ”だって。』

ケ:『“つるぎともおすけ”で、写真撮ってあげる~♪』

も:『そうね。こんな機会、早々ないもんね。自分で撮ったら不謹慎だからその時はよろしくね。』

もっち:『にしても、ブログネタに事欠かないねーーー。』

も:『自分でも そう思うわ。』

たかが捻挫。
されど捻挫。

山の上で怪我をしてしまうと、自力で動けなくなってしまったら途端に不自由を極めます。
そして、病院へ行くことすら皆さんに大迷惑をかけてしまう。

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皆さん、山の上ではくれぐれも体調管理&怪我には気をつけて下さい。
ちょっとの無理が酸素が薄い山の上では、大きく体調を崩すことにも繋がることも多いですし、
私の様に怪我をしてしまえば、楽しい山行も一気に大変なものとなります。
こうして愚足を載せているのも、皆さんには同じ様な目に遭って欲しくないから。

これから夏山真っ盛りだと言うのに、当分山登りはお預けです。
そして、大好きな山小屋でのお仕事も、まともに出来ない状態だなんて。

情けないやら残念やら。

とにかく皆様、安全登山を!
それを何より一番願うもおすけです。

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コメント

■メイリクパパさんへ

いつも応援ポチコ、ありがとうございます。
あの母、あの姉の妹ですので、回復力は人の三倍!
脅威の回復力で治しております。
ので、心配ご無用~♪と、お姉ちゃんに伝えておいて下さいませ。
(と書いたら、自分で伝えてきなさいと、コメントにチェック入ってまた怒られるんだろうなぁ・・・)

■カフェ アルピニスト さんへ

ありがとうございます。
頑張って早く治します!気力で!!
お山が待ってますからねー。

■KOBAchanへ

最近になって痛み出したのは、むくみすぎていたから?とか思っています。
でも、既にリハビリを始めていますので完治まで後一歩!
とにかく(動きすぎを)我慢して頑張ります☆

■あすかパパ さんへ


ハイ、正解です。
下界へ降りてきてしまいましたーーー。
この足では鷲羽岳へは、とてもじゃないけど登れないので。
早く治して、山に登りたいですね。

おサルのもーすけさんへ

めい・りく パパです。

いつもポチしていますが、大丈夫ですか?

ミナコママも心配しています。


もうすけ姉さん

単純な疑問なんですけど、どうやってブログを更新しているのですか?????

鷲羽あたりまで行けないと電波が届かないはず??????

もしや既に外科医(あ、いえ、下界)に?????

もおすけさん、

やはりひどい内出血だったですね。 う~、痛々しい。
それがさらに下に落ちて行き黒くなってきますよ。
過去の自身のケースを思い出し、右足首の外側のあのときの感覚が
蘇ってしまいます。

しかし、痛みがないというのが信じられないです。
ケアのすばらしさの証明だと思います。
今の処置を継続してイッキに完治まで行っちゃってください。


足の捻挫 大変そうですね。

写真の足痛々しいですが・・・・

はやく治るといいですね。

お大事に!

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