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2011年10月

2011年10月29日 (土)

【もおすけ日記】お次は常念!・1

以前ファーマー雲丹蔵がくれたさつまいも。

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■ウニ蔵が丹精こめて作りました↓

http://kaminari2011.blog.fc2.com/blog-category-0.html

さつまいもは収穫してすぐに食べるより、少し暖かいところに寝かせておいた方が
甘みが増すので、通気性のよい紙袋に入れて冷蔵庫の上に。

そして先日、蒸かしてみたら二種類のお芋の色が全く違っていて驚きました。

金時芋はいつものレモン色。こちらは芋ご飯に。

                        111029_2                                        秋の定番・芋ご飯。

そして黄金色の安納芋はそのままスライスしてお弁当のおかず部門に。

111029_1                              かなり濃い山吹色をしております。

味も私は安納芋の方が、ねっとりとしていて甘みも強くお気に入り。

リンちゃんご馳走様でした♪来年も期待しています(軽く催促)。

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では、本日は今年4月・6月と悪天候で山頂まで行けなかった夢の常念の報告でございます。

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2011年 10月24日 薄曇り

前日、さっちゃんは神戸より長野入り。
私は会社の打ち上げがあって、帰宅は深夜の1時だった。
とにかくお風呂だけ入って寝る。
そして朝5時起床。

足りないものをザックに詰めて食材を詰める。
これだけで結構時間がかかってしまう。

目指すは常念!
車を走らすも、松本の街中に弱い私は道に迷う。

でもワタクシ、この常念の登山道にはしんどい思い出が。
去る4月の下山路でデブリとモナカになったの雪の中、道なき道を雨と雷の中延々と歩いたのを覚えている。

あのしんどいだらだら道をずっと登るのかーー。
考えるだけで若干憂鬱。
そう思わせてしまうほど、だるかった記憶がある道なのだ。

なんとか常念岳登山口に着いて(ここでも間違えて三又登山口に行きかけました、皆様ご注意を)
AM9:15頃、登山口より出発!

これは駐車場から登山口までの途中で。
紅葉がとっても綺麗でした。

111024_                                   本当に綺麗ねぇ。

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アプローチは前回と変わらず。
それでも森の中に入った途端、『あ!秋の匂いだ!』と瞬間的に感じたくらい
山の中は落ち葉の香りがして、秋で一杯でした。

暫くすると、前回は雪で通れなかった夏道が。
ふ~ん、こんな道なんだー、ちゃんと看板もあるんじゃん、などと思いながら歩いていく。
前回は雪の谷筋を歩いていたから、全く道標がなく“こんなに標高も下がったのに、いつまで歩くんだー”と
だるさ全開で、歩いていたのだ。

ちゃんと木道なんかもあったりして。
さっちゃんが登る。

111024_2

もおすけも登る。

 111024_3                             うー、まだまだあるのかー。

前回、心の支えとして欲しかった看板もちゃんとありました。

111024_4                              ずいぶんすごい名前だねぇ。

梯子なんかもあったりして。

もおすけ、再び登る。

111024_5                   前回がひどかっただけに“小洒落た木道”にさえ思えるよ。

ななかまどの赤い実なんかも綺麗だったりして。

111024_6                                    う~ん、秋満喫。

針葉樹の落ち葉の香りが素敵でした。

ただ。
前日、寝たのが遅かったせいもあってとにかく睡眠不足。
これがこんなにも辛いものだとは思ってもみなかった。
歩いていても眠くて仕方がない。

見晴らしのいい ここでしばし休憩。

111024_8                              雨の翌日にもかかわらず、清流でした。

 
さっちゃんは元気です。

111024_9                                     それにしてもきれいな所ね。

私はここで“15分だけ寝かせて”と、岩に寝そべって仮眠を。
ところがたった15分なのに、意識が飛ぶほど熟睡しました。

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さ:『もおすけ、15分経ったよ。』

と、さっちゃんの声に起こされた時、一瞬ここが何処で今が何時なのかもわからないほど熟睡。

寝起きでふらふら歩きつつも途中で珈琲を飲み、ようやく元気回復。

道標も あと少しと言ってるし、頑張らねば。

111024_10                             ここの道標は写真に撮りたくなる可愛さです。

稜線が見えて、ようやく常念小屋までたどり着くことが出来ました。

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も:『わぁ!槍も丸見えだぁ!』

谷筋から稜線に出ると、景色は一気に開けて目の前に北アルプスの山々が。

111024_11                         登りはじめから一転、最高のお天気になりました。

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も:『ここはずーーーっと地味に登って、最後の最後にご褒美をくれる山だねぇ。』

さっちゃんも、うんうん。

ザックを転がすように置いて、記念撮影。

お約束のポーズでさっちゃん。

111024_14                                  わーい、常念はじめて♪

続いて私も。

111024_12_2                             やたーー着いたーーー。

前回、爆風で吹っ飛ばされながら必死の思いでここまで辿り着いた横通岳。

111024_13                                             今日は最高ですな。

まずはテントだテントだ、コーヒーを飲もうと、受付を済ませテント設営。
ザックから荷物を引っ張り出して、とにかくお湯を沸かしてコーヒーを。
こんなにホッとして美味しかったカフェ・オ・レも久しぶりでした。

111024_15                  かわいいさっちゃんの漆のカップとベトナム刺繍のカップ袋。

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さて、ホッとした次は。

この後どうするか、です。

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2011年10月28日 (金)

【もおすけ日記】今朝の常念岳&鹿島槍

名づけて“信州ダイエット”。

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いきなり何の事かと申しますと、ワタクシのダイエットの話でございます。

皆様もおすけです、おぱようございます。

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先日のさっちゃんとの北アルプス登山。

撮ってもらった写真を見ると、『あれ、広角になってるな。』と思った写真だったが、

同じアングルで撮ったさっちゃんは横に伸びていなかった。

これは!!

ダイエットしなければ!!!

そこでもおすけ考えた。

どうせなら、長野らしいダイエットをしようではないかっ!

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まず、ローカロリーなきのこ類でしょー、同じくヘルシー素材な蕎麦でしょー、

これからが旬のりんごでしょー、そして“かんてんぱぱ”。

これだけローカロリー食材を集めれば、痩せられないはずがない!

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ただ。

一番の問題は、帰宅してから食事→すぐ寝てしまうこと。

腹八分目が出来ない食いしん坊の塊のワタシと、食事後は猛烈に眠くなること。

これが最も大きな原因だとわかっています。

果たして私は2kg痩せられるのだろうか。

乞うご期待(私自身は淡く期待)☆

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そして朝の松本から。

もおすけの通勤の風景はこんな感じ。

車で田んぼ道をびゅーーーんと走り、目の前には常念山脈。

111026_1                      常念カッコいーい。ヒュウヒュウ♪

遠く右の方には、鹿島槍や白馬山系の山々が。

111026_2             私の心のふるさと・白馬岳さん、おぱようございますもおすけです。

こんな景色を眺めながら、車の中で大口開けながら歌うたってお店まで行きます。

かなり幸せです。

明日は先日のさっちゃんとの山行報告『今度は常念!』をお届けますのでお楽しみに~。

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2011年10月27日 (木)

【もおすけ日記】紅葉の涸沢&北穂・4

私の夢であり目標。
それは『週に一回 北アルプス!』である。

これはもちろん読んで字の如く、神戸に住んでいた頃に週に一回は六甲山に登っていた。
これと同じ様に“週に一回、北アルプス”を登りたい。

う~ん、なんて贅沢。

でもこれが実行されるとなると、報告も毎日大変そうね(若干ひと事チック)。

それでは本日は紅葉の涸沢&北穂報告・その4 完結編です。

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2011年 10月9日 夜は暴風。

昨夜、眠りに就いた時は驚くほど静かな暖かい夜だった。
風一つない夜。

がしかし!

眠りに就いて暫くしてからのこと。

風がびゅうびゅう。

びゅうびゅう。

寝ている私をゆすり起こすかのように、テントを揺らす。
テントが風で押しやられると、寝ている私の右半分も持ち上げられる。

も:(この狭い斜面の北穂、テントが強風で転げ落ちやしないだろうか・・・。)

頭の中でそんなことを考えたりもした。
その位の強風だった。

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2011年 10月10日 快晴

ようやく外が白み始めた。

さぶちゃんに起こされる(私は低血圧。というか、許されるものならずっと寝ていたい)。

寒いけれど、外を見る。
やっぱり綺麗だ。

111010_            薄いテントのフライヤーの外にはこの景色。この大自然の中にいる感覚がたまらない。

ご来光を撮ろう、拝もうと山頂にはすでに登山者の影がある。
皆様、ご苦労様です。えらいなーーー。
山小屋で働くと、”御来光”に鈍感になります。多分みんなそう。
山の上が日常になっているので、わざわざ早起きして登って拝もうとか言う
神聖な気持ちが、朝一番に関してだけは薄れているような気がする(寒いし眠いしね)。

コンロを出してお湯を沸かす。
ごはんとお味噌汁と、カフェ・オ・レ。

そして再び、外の景色を見る。
ああ、やっぱり綺麗だ。

111010_2                                                                     何とかと煙は・・・で、高い所が大好きだ。

一面の雲海は、中国の山水画を思い出させる。

111010_4

遠く遠くに富士山も。

111010_3

     

こんな景色を標高3000mで、コーヒーを飲みながら眺められる幸せ。
だから皆、やめられないのだろう。
しんどい思いしても登ってくるのだろう。
そんなことを一人思いながら、シェラカップの珈琲で指先を温める。

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朝食が終わったら、テント撤収。
二人だと早い早い。

と、それにしても件の強風。
さぶちゃんのテントのポールを一本壊してくれました。

さ:『どんなに無風でも、ペグダウンは必須だな。』

今回私達が学んだことです(風もないからいいだろうと、ペグを少ししか打たなかった。)

テントを片付けるさぶちゃん。
と、それを撮る私(要はサボってる)。

もんきち先生は、寒いから中に入っててね。

111010_5                                  うん。肩を冷やすと風邪引くもんね。

北穂テント場の稜線は、とってもかっこよかったです。

111010_6

前穂・奥穂・涸沢岳・北穂と涸沢には密集していますが、私はこの北穂が一番好きです。

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も:『さぶちゃん、あれが有名な“たぬき岩”だよ。』

さ:『どれどれ?』

たぬきの横向きの姿が見えます。

さ:『たぬき岩って言うよりはさ、“トトロ岩”じゃない?だって、後ろにちびトトロもいるよ。』

あ。ほんとだ。
ちびトトロも横向いて、立っています。

111010_7

もちょっと寄って。

111010_8

                       夜には小さな傘を差して、空飛んでそう。

私達の中では“トトロ岩”と呼ぶ様になり、トトロ岩を眺めながら涸沢まで下山。
ここでちょっとだけ休憩。

さぶちゃんはお約束のこれ↓

111010_9                                            モツ煮ウマーーー。

私はお湯を沸かして珈琲を。

さ:『涸沢小屋サンの上の紅葉が、一番綺麗だね。』

本当に。
今年の紅葉は、去年のそれに比べるととっても残念なものでしたが
唯一、涸沢小屋サンの上だけが綺麗に紅葉していました。

111010_10                                    ここだけがとっても綺麗でした。

さぶちゃんは、涸沢でもう一日テント泊。
私は仕事があるので下山。

ここで解散して、車でブーーーンと自宅に帰る。
夕方には着くお手軽さが、たまりません。

こんなに気軽に行けちゃうなんて、やっぱり移住してよかったなー。
などとしみじみ思った、今年の紅葉山行でしたマル

■ ウェアリング

・ファイントラック フラッドラッシュスキンメッシュ タンクトップ

・パタゴニア    キャプリーン3

・C3fit       コンフォートタイツ

・パタゴニア    ショートパンツ

・TNF        フリース

・シュラフ      マウンテンハードウェア ファントム0

・シュラフカバー  ヘリテイジ コンパクトシュラフカバー

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2011年10月23日 (日)

【もおすけ日記】紅葉の涸沢&北穂・3

姉との会話。

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も:『あのさー、日本のドラマの“花男”で道明寺役って誰がやったの?』

姉:『松潤。』

も:『 ゲ。そうなんだー(好きではない芸能人)。じゃあ韓流ドラマでは?』

姉:『イ・○△。(←韓国名はみんな似てるからもう忘れた)。もおすけ、ブームが遅すぎ。』

も:『 う。↑わかんない、この人。じゃあ(妹の好きな)ジフ先輩って、日本役で役のこと?』

姉:『そう。その韓国スターは、今、○△化粧品のCMに出てるよ。』

も:『・・・お姉ちゃん、もおすけんちにはTVがございませんのでCM言われてもわかりません。』

姉:『全くお話にならないよね~、もおすけは。』

ミーハー道を極める姉からすると、重たい荷物わざわざ担いで山に登り、山のために移住する
マニアな道一直線のもおすけは“変なヤツ”にしか映らないのかもしれない。

ええ、変なヤツで結構。

これから雪が綺麗な冬山になるかと思うと、ワタクシそれだけでウキウキしてしまいます(ウキッ)。

遅くなりましたが、そんなおさるのもおすけの紅葉の涸沢&北穂登山・3でございます。

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横尾で休憩を取る私達。

後から着いた山ガール二人も休憩を。
私達が出発をしようとすると、足元に未開封のキットカットが落ちていた。

も:『このチョコ、お姉さん達 落とされていませんか?』

山G:『いいえ、私達のじゃないです。』

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あれ、違うんだ。

なら、とストックで地面のキットカットを指し、

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も:『さぶちゃん、いる?』

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さ:『うん、いる。』

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も:『えッ!ほんまにいるの?? かっこわるー。冗談で言ったのにーー。』

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拾い上げたチョコをさぶちゃんに渡すと、さぶちゃんはその場で開け出した。

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すると私。

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も:『え!今、食べんの?? なら半分ちょーだい♪』

さ:『ぅわ、ずるっ!かっこ悪いとかなんとか言いながら、拾うとこだけさせて自分も食べるんだ。』

も:『 ェへ。だってブラックチョコなんだもん♪(←“だって”に なっていない。)』

こんな私達のやり取りを、お姉さん二人は後ろで見て笑っていました。

そして出発。 チョコ食べながら。

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横尾から涸沢まで。

このだるい登りが私は好きではありません。
よく男子達は、上高地から横尾までの退屈な平坦な道が嫌いだと言いますが
私は景色も広々して、しかも疲れないからそこは好きです。
逆にこっちの風景の代わり映えしない、だるい登りの方が苦手です。なんと言っても飽きる。

そして今回は、涸沢までではなく一気に北穂まで。
前回の白馬岳と違って、完全テン泊フル装備&厳冬期シュラフ&10本爪アイゼン&水も担ぐ。

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ああ重い重い。

やっぱり体力はまだまだ戻ってはいなかったのね、と実感するほどのだるさだ。

もう喋るのもしんどくて、ジェスチャーだけでさぶちゃんと会話する。

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さ:『え? なになに??』

も: ・・・・・。  手でシッシッと追い払うジェスチャー。

さ:『何?もっと離れろって?』

も: ・・・・・。  ウンウン、とうなずく。

さ:『何、しろぷー、しんどいの?』

も: ・・・・・。  ウンウン、とうなずく。

さ:『後ろにいて急かされる気分になるなら、俺が前を歩こうか?』

も: ・・・・・。  それはイヤ、とストックで遮る。

さ:『・・・、それはイヤなんだな?』

も: ・・・・・。 ウン。私は先頭がいいの。

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も:『人生も山もトップギアなもんで。←(ここだけ肉声) 』

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さ:『・・・んなこたぁいいから、さっさと歩け 』

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ええ。 ワタクシ今回は、さぶちゃんに笑われるほど疲れていました。

ゼーゼー。

111009_10                             ゥエー、あーもー どっこいしょ。

ああしんどい。

体もザックも重い重い。

それでも、なんとかかんとか涸沢ヒュッテに到着。

連休中日、ヒュッテさんではお布団一つで三人寝る混雑具合だったそうです。

そしてテント場はこんな感じ。

111009_11_2

ここでさぶちゃんはビールを。
私はリンちゃんに頂いたこれを作って食べました。

 111009_2_2                      秋空に映える棒ラーメンとんこつ味。リン様ありがとう。

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食べて少しまったりしてから、水の補給。
あーもーだるいなーー、とひとくされ悪態ついてから出発です。

登り始めて暫くして振り返ると、テン場の賑わいがよくわかります。

今年はなんと1200張だったそうです。すごいですねー。

111009_5                       

さぶちゃんが、これ見て『ふりかけみたいだ。』とつぶやきましたが、ナイス表現。
まさに涸沢にふりかけをかけたみたいな光景でした。  

穂高の谷筋には、先日降った雪が少し残っていてこの先の冬の到来を囁いている様で

 111009_3                           朝晩の寒さを想像させる凍った雪。

今夜は大丈夫かなぁ、と若干不安にもなったり。
実は今回の北穂、私にとって最高所のテン場になるのです。

岩場では、すれ違う登山客の渋滞が出来るほどでしたが、その殆どが涸沢からの日帰りピストン。
やはり北穂で泊まる人は少なめなのね、と思いながらひたすらゼイゼイ言いながら登る。

PM16:00頃、私のせいで少し遅くなりましたが北穂テン場に到着。
さぶちゃんのテントを出しました。

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設営が終わると、とにかくシュラフを引っ張り出す。
そして寒いからコンロで湯を沸かし、カフェ・オ・レを作って飲む。
寒いけれど、テントのフライヤーは開けたまま。
だってこの景色ですもの。

111009_6                   この景色を見ながらカフェ・オ・レ、の為に登って来ました。

あーーー、しあわせ。
どんなに辛くっても、この最高の瞬間があるから登るのです。
これだから、やめられないのです。

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さ:『テント受付と共に山頂行くけど、しろぷーも行く?』

も:『行かない。寝るーー。』

この景色は堪能。
でも山頂は6月に行ったからいい。
それより寒いししんどいから、少しでも寝たい!

つれない返事をしてから、そそくさとシュラフに潜り込む。
さぶちゃんの方がよっぽど寝てないのに、何でこの人あんなに元気なんだろう。
普通じゃないよ、とか思いながらシュラフの中で早く震えが止まるのを待つ。

少しウトウト。

すると、なーーーんとなく遠くから声が。

テントのファスナーを開けてみると、山頂でサブちゃんが手を振っていた。

111009_7                      皆様。あちらに見えますのが、豆粒さぶちゃんでございます。

アップで撮ると、

111009_8                             しろぷー、ちゃんと見えてるかな。

ええ。見えてますよ。

で、同時に向こうもこっちを撮っていました。

さぶちゃんのカメラより。北穂のテント場です。

 111009_12                                   斜面に張り付いてる感じ。

アップで見ると、

111009_13                             見えますか?入り口の開いた赤いテント。

更にずずずいーっと。

111009_15                     赤いテントが もおすけ号(ぁイヤ違った、さぶちゃん号)。

この北穂のテン場。
北穂小屋から歩いて15分くらいはあるので、夜のトイレも大変ですし何かと不便ではありますが、
逆に小屋が近くにない分、このワイルドさは他にないと思います。

他の人たちも、山頂からの夕景を狙って撮っているようでした。

111009_9                                  なんかマムートの広告みたい。

ちなみにさぶちゃんのカメラより。
この人、ここでも飲んでいました。

111009_16                          さぶちゃんにしてはおサレなショット。

ここ、来年は行きたいです。

111009_17                                それにしてもコワーーーー。

北穂のテン場。

正に大自然!山のてっぺんに、テントを張っている感じ。
ワタクシ、山頂にも行かず寝ておりましたが、ここは大層気に入りました。

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そして、さぶちゃんが戻ってきて夕食を作る。
本日は鍋焼きうどんwith天婦羅・生卵。
ご馳走うどんでお腹も満たし、就寝前のトイレに行こうとすると。

十三夜の月明かりで、山も夜空も照らされて。
ヘッドライトをつけずとも歩けるほどの素敵な夜に、本日初めてピークに立つ。

向こうには、富山の街の灯り。
あっち側には、長野の街の灯り。

群青色の空の下、青白く照らされた岩肌を見つめながら
やっぱり山は最高だなぁと独り思う。

風のない暖かな、驚くほど静かな夜。
幸福感に包まれながら、シュラフにもぐって眠りに就いたもおすけなのでした。

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2011年10月21日 (金)

【もおすけ日記】紅葉の涸沢&北穂・2

今一番の悩み。

それは仕事場に着ていく服がないこと。
ああ、もう何を着たらいいんだか。の、もおすけです。
皆様こんばんにゃ。

これまではオフの日は、割ときちんと感のある服を着ていたのですが。
そしてスカートが断然多かったのですが。

今の仕事場は、スカートがダメ、そしてなんと短パンもダメなのです。
山スタイルは、短パンとスカートしかない私。
そしてカジュアルなブーツもダメときたら、もう着る物がない。
なにより似合わない。
何を着ても、バランスが悪く締まりが悪いのだ。
そしてちっとも私らしくない。
更にこの年でスニーカー的カジュアルも似合わない。
あーーーーてんちょーーーー、せめてワークブーツぐらい許して。
そしたらレギンスでなんとかまとめるから。

仕事場でいえない鬱憤をここで晴らすもおすけの、紅葉の涸沢&北穂登山・2でございます。
(なんでもいいから、短パンを・・・)

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2011年 10月9日 快晴

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私はゆっくり寝ていられるのだ。
だってさぶちゃんが来れるのは始発のバスの到着だからAM8時頃だもん。
なのに周りのテントから、早々に声が聞こえる。
時計を見たらAM3:45分だった。ウゲ。

まだたっぷりと眠れるのに、うるさくて眠れない。
多分、この時間に起きた皆さんは、早く涸沢に向かっていいテント場を確保しようと思っている様だ。
うちらは遅い時間の出発だが、更に超えて北穂のテンと場まで向かう。
こちらの方が空いているだろうと言う読みからだ。

なんとかねようと頑張るも、ウトウト程度で結局6時に起きることにした。

朝食を済ませ、テントを撤収。
フライヤーは、パリパリに凍っていて霜で真っ白だった。
去年のこの辺りの標高の初霜が、10月17日だったから今年はかなり早い。

でも、最高の秋晴れ。
うれしいねぇ、もんきち先生。

111009_                                 いやもう最高。

こんなことして遊んでいたら、さぶちゃん登場。
さぶちゃんはなんと30分くらいしか眠れていないらしい。
さすがに顔が疲れている感じだった。

てくてくてくと横尾目指して歩いていく。

念のためにと持った10本爪アイゼンが重い。
今夜はさぶちゃんのテントで寝かせてもらうつもりだが、自分のテントも入っているザックが重い。

でも、ここらはまだよかった。  

続きは夜に。

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2011年10月20日 (木)

【もおすけ日記】紅葉の涸沢&北穂・1

ブログ更新をサボっていたにはワケがあり。

今更ながら“花男(花より男子)”にハマッたもおすけです。
皆様こんばんは。

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事の始めは、リハビリに通っている整骨院。
ここの待合室に件の“花男”の漫画が置いてあった。

もともと漫画が大好きな私。
待ち時間に読み始めたらすっかり夢中。
しまいにゃ病院を『明日また来るから、続き借りて帰ってもいい?』って
図書館扱いする有様(そして本当に借りて帰った)。

面白くって、家事そっちのけで読みふけっていたら 家の中はすごい惨状に。
仕事場では『綺麗好き』と言われている人の部屋とは思えない有様だった。

あ、この“だった”って言うのがポイントね。
本日お休みだったので、徹底的に綺麗にしました。

漫画も読み終えたことですし、これからはこの綺麗な部屋をこのままキープしていこうと思います。

で、話はドーーーンと変わりますが、紅葉の涸沢報告。
どーんとご覧下さいませ。

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2011年 10月8日 快晴

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結局、リンちゃんは仕事で来れず、さぶちゃんと二人での紅葉山行。
とは言っても、さぶちゃんは9~10日しか休みが取れなかった。
ならば、と言うことで8日はのんびりの出発。
家事をして準備をして、AM11:00に家を出る。

出発が遅いせいもあって、当然ながら駐車場は一杯。
でもなんとか停められて、バスに乗り換える。
今までにないほどの上高地の混雑。
さすが好天の3連休。
河童橋を横目にとっとと歩いて、徳澤に向かう。

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そう、今日の宿泊地は徳澤園。
前夜、さぶちゃんと打ち合わせた時に徳澤園の綺麗な芝生のテント場が思い出されたのだ。

も:『どうせなら、幸福の徳澤園のテン場で待ってるわー。』

涸沢は激混みだろう。
ましてやそんな時に一人で泊まるのは、ちょっと友達いない子みたいで寂しい。
なら徳澤園でまったりして、翌朝のさぶちゃん登場を待とうではないか。
そう考えた。

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とっとこ歩いて、上高地から1:15分で徳澤園に到着。
既にここのテン場も見たことのない混み様だった。

111008_4                         うっかりするとテントの張綱でコケそうでした。

平らな場所を選んでテント設営。
まだ15:30なら、のんびりできる。

そう、11時に家を出て15時過ぎに徳沢に着く幸福。
これも信州に移住した利点と言えよう。
あーーーー、幸せ♪

『やっぱり家からりんご持って来ればよかったなー。』と後悔させられた徳澤園さんのりんご。

111008_2                               なんて瑞々しい光景なんだ。

山に行かなくなると、途端に感覚が鈍ります。

その気候に合ったおやつとか、持ち物とか。
今回も寒いかな、と思って持って来なかったりんごを既に後悔。
そしてテントの中に敷く銀マットを忘れました。

夕飯は、周りの人の匂いに釣られてカレーライス(本当は鍋焼きうどんの予定だったのだが)。
夕食後には、グビーーッとワインボトルのこれ↓

111008_5_2               先日のリンちゃんが置いていったワインの空き瓶に牛乳を入れるヤツ。

やっぱり食後は、カフェ・オ・レよね。

徳澤でも、紅葉は始まっていました。

111008_3

明日はこの景色のあっち側かー、などと思いながらテントの中から外の景色を眺めつつ
シュラカップに入ったカフェ・オ・レを飲む。

こんなにのんびりできる山行って、ほんとシアワセ。
つくづく松本に引っ越して来てよかったなぁ、と思いながらテントで寛ぐ。
友人に手紙書いたり、地図を見たり。
就寝前のトイレに行ったら、色とりどりのテントから洩れる灯りが
とても温かな色をしていました。

111008_6

明日はAM8時に出発。

紅葉の涸沢の混雑具合はいかに!

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2011年10月17日 (月)

【もおすけ日記】みぞれの燕岳日帰り登山

先日の白馬山荘からの下り道。

110703_28                                    シアワセの白馬岳。

綺麗な青空と眼下の雪渓とで、ニコニコの私と陽気なさぶちゃん。
ところがドッコイ、リンちゃんは相変らずのクールフェイス。

も:『リンちゃん、楽しんでる??こんなに気持ちいいのに嬉しくないの?』

リ:『え、楽しんでるよ。今、ブログで言ったら矢印上向き三つだよ』

と、ここでさぶちゃんがすかさず突っ込む。

さ:『・・・全然そうみえないよリンちゃん、感情と表情がリンクされてないよ。』

も:『さぶちゃん上手いこと言う!そうそう、脚力は鍛えなくていいから もっと表情筋鍛えなよ。』

さぶちゃんにこう言われるほど、普段のリンちゃんはポーカーフェイスです。
ブログだけのリンちゃんを知っている人は、実際の彼の静かさに驚くことでしょう。

三人三様の山バカトリオ。
冬山が近づいてきて、ワクワクしている今日この頃です。

おっと書き忘れてた。

皆様こんにちにゃ、おさるのもおすけでございます。
本日は私のバースデー山行・リハビリ登山第二弾の報告です。

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2011年 10月5日 曇り

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仕事が一緒のケイちゃんに誘われ、この日は日帰り北アルプス登山。

移住して一番の憧れが、この“北アルプスに日帰りで登山”だったのだ。
六甲山を登るが如く、2800m級をサクッと日帰り。う~ん、書いてるだけで楽しそう。
これぞ地元民の醍醐味。

本当はこっちをリハビリ山行の第一弾にしたかったのだが、順序が逆になってしまった。

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AM4:45 松本集合

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天気が持ちそうだったら常念岳。早く雨が降りそうだったら燕岳。
そう決めて昨夜は別れ、早朝に集合。
かろうじて私が先に着く。

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が、ケイちゃんが来ない。
仕事が忙しかったから、疲れて寝てるんだろうなー。

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正解でした。
かかってきた電話口のケイちゃんは、息遣い荒く

ケ:『すみませんっ!今どこにいると思います?』

も:『え。 どこって、今起きたばかりででしょ?』

ケ:『そうなんですっ!!すみませんっ、10分で用意しますからっ!!』

も:『いいよーー、別に。急ぐもんじゃないし。焦って事故る方が怖いからゆっくり来てね。』

そうして遅れてきたケイちゃんの頭は、もじゃってて可愛かったです。

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で、雲行きも怪しそうなので、本日は燕岳。
私的には大好きな山なので、ウキウキです。

もんきち先生も定位置でスタンバイ。

111005_                                もおすけ、早く連れてって。

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『私、歩くのが遅いんです。』

などと言っていましたが、おそらくこれはうちの男性スタッフと比べてのこと。
なんのなんの、健脚そのものでコースタイム4:40分の所を3:30で燕山荘に着く。

嬉しい休憩場所・合戦小屋での一コマ。
トイレに行くケイちゃんとななかまどの赤い実。

111005_2    

燕山荘近くでは、子狐のお出迎えと言う嬉しい歓迎もありました。
北海道以外では見たことのない、野生のキツネ。嬉しかったです。

燕山荘付近で強い雨に見舞われた私達。
日帰りの私たちだけど『この雨だから自炊は中でいいですよ。』と優しいスタッフさんの温かいお言葉に甘えて、中でラーメンとココアのお昼ご飯を。

するとケイちゃんの知り合いのスタッフのKさんに会って。

K:『あちらでお茶でも飲んでってください。』

と、有難いサービスまで。
中で自炊させて頂いてるだけでも有難いので、お支払いしようとしたのですが
スタッフの男の子が『代金頂いたら、僕が怒られちゃいますから。』と。

恐縮だったのですが、せっかくのご好意なので甘えてケーキセットを頂くことに。

でも。

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も:『でも私、ケーキよりモツ煮の方が魅力的だなぁ~。』

ス:『いいですよ、モツ煮でも。』

ケ:『え!モツ煮と珈琲??』

も:『うん。だって食べたいんだもん。お兄さん、モツ煮と珈琲でお願いしまぁす。』

と、運ばれてきたのがこの組合わせ。

111005_3

ケイちゃんは、モンブランとミルクティーでかわいく女子系(と言うかフツー)。

もおすけはモツ煮とコーヒーのセット(セットと言うのか?こういうのを)。

111005_4                                    アタシ的に嬉しい絵面。

外はまだ雨も降って、寒い寒い。
そんな時、暖かい山小屋の中で暖かいコーヒー(とモツ煮)。
こういうホッとするひと時って、幸せを感じますよねー(モツ煮七味かけたら美味しいし)。

二人で“天気悪くても楽しいねぇ幸せだねぇ。”を連発して燕山荘サンを満喫したのでした。

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雨は小降りになってきたけど、山頂からの景色は楽しめそうもなく。
ピークを踏むことが目的でもなかったので、ここで一枚記念撮影。

111005_5                          お誕生日登山記念。キャー寒いー、風がきついーー。

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下り始めたら、白いものが降り出してきました。

も:『あれ、白いものが混じってる。みぞれだね。』

ケ:『ほんとだ!うれしーい。私、今年初雪だー

と、はしゃぐケイちゃん。

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帰りがけにはカモシカのお見送りもあって

111005_6                            もおすけ、もう帰るの?また来てね。

うん。燕岳は大好きだからまた来るよ。

サクッと降りて、麓の温泉にも入って。
完全子犬型ロボットのケイちゃんとの登山は、最高に楽しいものとなりました。

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そして松本の街に下りてからは、二人でお寿司屋さんに。
そしてHさんからのものすごい差し入れにKちゃんもびっくり。

今年一番という、大きなマツタケは半分こして

111005_7                         ケイちゃんと半分こしても、このボリューム。

ご馳走にして、翌日美味しく頂きましたとさ。

111005_8                                  どっさり入った松茸ごはんとお吸い物。極幸。

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松本に移住して迎えた誕生日。

たくさんの方からおめでとうメールや手紙も頂き。
最高に嬉しくって楽しくって、これからますます楽しくなりそうな移住&山ライフのもおすけでした。

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2011年10月13日 (木)

【もおすけ日記】初雪の白馬岳・2

テントを乾かすには、部屋の中でテントを張るのが一番です。
皆様こんばんにゃ、もおすけです。

そんなわけで今うちのダイニングには(正確に言うとこのブログを書いてる真横には)
エアライズ1がちょこんとお澄まししております。
憂いヤツです。

あ。今夜またここん中で寝ちゃおっかなーー。

などとポチのハウス的な感覚の“テントインハウス”が結構気に入っているもおすけの
リハビリ山行・白馬岳その2でございます。

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2011年 9月23日 晴れのち曇りのち小雨

朝は五時。
テントの中から外を覗く。
群青色の空が、今日は晴れだと告げている。
でも寒い。
低血圧な私はもう一度シュラフに潜り込み、温かさを堪能するも
さぶちゃんにたたき起こされる。

外に出れば、残月が綺麗でした。

110922_6_2

すっかり雨の山行で、テント撤収の達人となったリンちゃん。
余裕で景色を楽しんでおります。

110922_7                              すげー、きれーー。久々の晴れだ。

山オトコ達のツーショット。

110922_8                         馴れ馴れしい兄ちゃんとそっけない弟。

水溜りは凍り、テントに降りた夜露はしっかりと霜になっていました。
寒い中、テント撤収完了。
いざ白馬岳山頂へ!

リンちゃんも夢中で撮ったハクサンイチゲの果穂。

110923_4                                朝の訪れを喜んでいるかのよう。

私は白い花よりも、この果穂の方が好きです。なぜか。

110923_5                              キラキラなんだか宝石みたい。

さあ、真っ青な空に向かって出発だ!

110923_6
山オトコには山を背負わせるのが似合います。

110923_7                     二人共オトコマエになっちゃって(お姉ちゃんは嬉しいよ)。

高度が上がると寒くなるのは必然。脱いでいたアウターを再び羽織る。

110923_8

眼下には、カメラに収まりきらないほどの雲海。

110923_9

ニャンコの耳の鹿島槍も見えます。

110923_10

山オトコ二人、槍を剣を眺め入る。

110923_11

そして足元に光るのは。
霜じゃなくて雪。
この日が北アルプス初冠雪でした。

 

110923_                                  どわーーー、真っ白。寒い寒い。

草の朝露さえも凍って、ほらこの通り。

110923_12

なんて地面を見て喜んでいたら、今度は前方にブロッケン現象が。

110923_13                    山の影がブロッケンに。

虹の中をくぐっていく感覚。なんてハッピー。
  
もおすけのブロッケンも。

110923_16                             ありがたい光景だなぁ。

小蓮華岳への道も、真っ白に雪化粧。
リハビリ山行、バンザイッ!!

110923_17
と、さぶちゃんが、

さ:『オレ等より先客がいたよ。』

???と思って下を見てみると。
雷鳥さんの足跡がありました。

110923_18                           稜線の端っこをテケテケテケ~と。

何処を見ても、新鮮な景色。
やっぱり雪景色って、芸術的で素敵。

110923_19                             まるで氷の珊瑚みたい。

ハイマツだって、雪と氷でこんなに綺麗。

110923_14

110923_15

こうして私一人がバシバシ写真を撮っていると、SDカードがメモリー切れに。

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も:『ヨシ、昨日のリンちゃん消しちゃおう。ハンバーグもいらないや。』

さ:『ぅわ、聞いた?リンちゃん。昨日は“こういう何気ない風景が山に来たって感じがする♪”とか言ってたくせに。』

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そんなさぶちゃんの言葉をものともせず、“これもいらなーい、これも消しちゃーう♪”と、昨日の二人をバシバシ削除。
(でもほらね、ちゃんと一枚づつ↑残しておいてるでしょ。)

寒くっても、これだけ綺麗な景色の中を歩ければご機嫌です。
距離を感じる暇もなく、三国境へ到着。
ここで小休止。

私はもちろん、この方の記念撮影を。

いやぁ先生、雪景色も似合いますなぁ。

110923_20                                  でしょでしょ。

と一生懸命にカメラを覗いていたら、横からさぶちゃんがもんきち先生に雪玉を投げつけ、
せ、先生のほっぺに雪がッ!!

110923_21                                         さぶのばか。

 
こんな事しながら休憩を取って、再び出発。
わかっていながら騙される偽ピークを超えて、ようやく山頂へ。

記念撮影。

110923_22                  馴れ馴れしい兄ちゃんと嫌がる弟。

今度はタイマーで。

110923_23                        いつもの三人らしさが出てる一枚。

リンちゃんは白馬岳初登頂。
私達は二ヶ月ぶり。
『やっぱり白馬岳が大好き~♪』と連呼の私。

いつもの風景が見える幸せ。

110923_24

お約束のオクちゃんに挨拶してから、スカプラへ。
この日は私はケーキセットを。

110923_25                        ここのケーキの中ではチョコケーキが一番好き。

二人はビールを飲んでいました。

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下りはサクッと、雪渓も小さく。
とは言うものの、足首に不安のある私には登りよりも緊張した下りでした。

猿倉近くで、ゴール間近を祝う虹の歓迎。
わぁ、と兄弟も見入っていて、カメラに収めるリンちゃん。

110923_27

110923_26                     虹の中をくぐるように歩いて、ゴール。

晴れに雪に霧に虹にブロッケン。

リハビリ山行がこの白馬岳で、本当に嬉しく楽しい二日間でした。

110923_28                        下山後は信州味噌ラーメン。味噌ラー好きにはたまりません。

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2011年10月12日 (水)

【もおすけ日記】初雪の白馬岳・1

さぁ。
バリバリバリバリ。

もおすけが山を登る音でございます。

そう。
靭帯切って捻挫して大人しくすること約二ヶ月。
ようやく山に登ってもいいという事なので、リハビリ山行。
さぶちゃんとリンちゃんが『ちょうど松本に行こうか、って話してたとこなんだよ。』
と言う台詞をそのまんま=山に登りに行こうと解釈した私は、緩めのコースタイムで足に負担の少ないこのコースに決定。

110703_24                              おもちゃチックなさぶちゃん by白馬岳

ハイ、またしても白馬岳でございます。
ただ今回は、栂池から登り、大池で一泊(テント泊)。
翌日山頂を通って大雪渓に下りるコースです。

この山行、既にリンちゃんがUPしております。

■雲丹蔵日記

http://kaminari2011.blog.fc2.com/blog-date-20110928.html

書く者によって、こうも違うものとなるのか。
こちらも併せてお楽しみ下さい。

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2011年 9月22日 雨

リハビリ山行は嬉しい。
ただ、全く山歩きをしていない、いやまともに歩くことさえ控えめにしていた二ヶ月間。
なのに、いきなりテント泊山行と来たもんだ。

テントは今回、さぶちゃんのに入れてもらう。
でもうちらはいつもバーナーなどは各自持参。料理もバラバラ。
私とさぶちゃんがテントを共同装備するくらいで、後はいつも各自持参なのだ。

荷物の重さより何より、脚力の衰えは目に見えている。
ゼーゼー言いながら極限に近いしんどさの中、登るのが嫌なのだ。
だって、そんなにしんどかったら楽しくも何ともないもん。

で、加えて天気は悪いと来たもんだ。
こうなったら快適でお気に入りの新居で遊んだ方が、よっぽど楽しい。

ずっと行きたかった山なのに、すごく行く気が失せている前日。

さっちゃんと二人、美味しいごはんなんか食べちゃって

110922_0                  やーもーやっぱり家の中が最高だよねー、とインドアな発言しきり。

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すっかり行く気ゼロ。
パッキングするも、何が足りないか分からないほどだ。
ニンゲンってこうも退化するものなのね(私は極端な方だけど)。

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そうこううだうだしているうちに、0時すぎにリンちゃんがもおすけヒュッテに到着。
続いてさぶちゃんも。

深夜1時ごろから、とりあえずアルコールで乾杯。
寝ていたさっちゃんも起きてきた。

で、件のリンちゃんのボードゲーム。

Frb008                                  夢中で駒を取るさぶちゃん。

いざ始まるとなると真剣です。

分かりやす過ぎるほどの、さっちゃんの負けず嫌い。
リンちゃんが狙っていたチップを取るだけで、もの凄い前のめりになって
リンちゃんの手元に運ばれた、取られたチップを睨む。
それが眠気が吹っ飛ぶほどおかしかった。

も:『今、何時?』

リ:『AM5時半。』

も:『うそっ!山行くなら起きる時間じゃん!はよ寝な寝なッ!』

と、気付いたのが遅かった。
AM5時半にようやく全員寝た。

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再び朝。AM7:30分。
眠いのを我慢して起きる。当然全員眠い。
でもリンちゃんの話によると、

リ:『すごいよ、この人。』

も:『何が?』

この人(さぶちゃん)は目が覚めたと思いきや、ひょいと布団から飛び起きて
一番に窓のカーテンを開けて空を見ていたと言う。

どこまで元気なんだこの人。

それとは対照的なワタシ。

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も:『えーー、ほんとに今から行くのー?天気も最悪じゃん。』

と、やる気なしなしモード。
自分でも正直驚くほどだ。

でも、もともと山馬鹿なさぶちゃんと最近すっかり悪天候に慣れたリンちゃん。
こんな天気なら『問題ナシ!』なのだ。

ウダウダ言いながら用意する私。
お昼前、ようやく栂池ゴンドラ場から出発となる。

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そして再びコンデジが壊れた私は、一眼カメラしか持っていない(ザックの中)。
くわえてこの雨である。カメラなんて出す気もない(ブログUPする気あるのか?)

とここでリンちゃん。
さりげなく一人傘を出して差す。

さ&も:『ぅわ、またそんな一人 こ洒落たもん持ってー。』

流石いろんなところに抜け目ないリンちゃん。
私なんてシュラフマットさえまだ手元にないことに直前になって気付き、リン様に
リッジレストを借りたほどなのに。

ともかくスタートです。

Frb011                   自分でも驚くが、やる気なしなしモードとは思えない元気そうな歩幅。

も『もー、カメラはリンちゃんに任せるからー。』

と、カメラを出す気力もない(雨だし)。

.

でも、捻挫の中 移住の為の兵庫―松本間の往復や引越し準備のせいか、
思ったより体力が落ちていない。
思ったほどしんどくはなかったが、時折足首の動きによって痛むことはある。
だから慎重に。

なんとかかんとか、大池に着く。
この時、かなり寒くびしょ濡れ。
とにかくテントを建ててしまおうと二人。

で、件の写真である。

110922_2                              この寒い日にツェルトを用意するオトコ。

も:『え!!リンちゃんツェルトなの?』

リ:『この標高でこの寒さなら、まだいけると思う。』

も:『とか言って、6月の涸沢テントの時も“太ももは一番寒さを感じないから”とか
   最軽量化だとか言った割には、結局寒くて寝れなかったじゃん。確かにまだ9月だけど
   今日は寒いよ。』

リ:『大丈夫。』       

多くは語らないオトコ、リンちゃん(そのくせブログでは多弁)。
加藤文太郎張りのストイックな所があるが、さぶちゃん曰く

さ:『オレはさー、全部“適当”だけどリンちゃんの場合は時々無茶苦茶”だよね。』

.

私も同感である。
普通この場合、傘を持たずにテントでしょ。
用意周到なんだかワケわかんないのが彼である。

寒くなったら、さぶちゃんの広いテントにいつでもおいでねーと一応声を掛けておいて。
テント設営後、小屋の喫茶室で宴会&夕食を取った。

110922_3                      そう。小屋に入ってようやくワタクシカメラを出しました。

スパムソテー、りんご、リンちゃん一押しのキュウリ辛味噌スティック。
特にリンちゃんのおつまみは、本当に美味しかった。

リ:『でしょ?』

と、得意げなリンちゃん(あんまり表情は変わらないのだが、見る人が見れば分かります)。
ちゃんと胡瓜の皮を所々剝くマメさ。

■夕食

さ:棒ラーメン
も:袋ラーメン
リ:ハンバーグカレー

リンちゃん、この夏の双六からすっかりカレー食に取りつかれている。

■頭の中がカレーでいっぱい

http://kaminari2011.blog.fc2.com/blog-date-20110715.html

時間をかけてもサトウのごはん。で、ハンバーグをどん。

110922_4                        リ:ね?美味しそうな湯気でしょ?(←得意気)

そして更にその上にレトルトカレーを。

110922_5                          この後、乗せ過ぎてカレーこぼしました。

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リ:『さぶ兄、ちょっと食べてみ。』

と、食べる前から得意気なリンちゃん。
実際食べたが、とてもゴージャスなお味でした。

リ:『ね?美味しいでしょ?これを発見してから、最近はずっとこれなんだー。』

どんな雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ、たゆまぬ美味しい山ごはんを追求してきたリンちゃん。

今日のツェルト設営では、互いに雨風の寒さに耐えながら必死で建てている時、
風で倒れ掛かった時にすかさずサブ兄に、

リ:『持ってッ!』

と、瞬時に指示出ししたと言う。
(さぶちゃんは無意識に自分のテントを放り出しリンちゃんに従った後、アレ?と思った程だったそうな。)

ああ見えて実は強くたくましい山オトコなのかもしれません。

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たくましい山オトコ達&もおすけのリハビリ山行、明日に続く。

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2011年10月 8日 (土)

【もおすけ日記】リハビリ山行も白馬岳へ

足を怪我して二ヶ月。

はじめはこんなだった左足は

11107_                   膨らんでいるのはかかとではありません、くるぶしです。

内出血の民族大移動を起こし、

11107_2                       象さんのように青く膨らんだ左足。

巨人の星の星ひゅうまの様に、養成(!?)ギプスをつけられ

11107_3                          真夏の関西で、コレは暑くてきつかった。

そして約一ヶ月で、ここまで回復。

11107_4                          くるぶし以外はほとんど正常な見た目。

でも、足首を曲げる動きはここから一ヶ月はまだ痛い。
自宅&整骨院でリハビリが続く。

9月になって、『ちょっと痛みを感じるくらいまでの動きのリハビリで関節の固化を防ぐ』と
これまでとは逆に動きを進められるリハビリに。

で、9月下旬、試しのリハビリ山行となったわけです。

-----

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ハイ、皆様こんにちにゃ。
ようやく秋山をご報告できるもおすけです。
これからは、リアルタイムでお送りできますよーー。
(って、私が一番嬉しい。)

整骨院の先生も、

先:『九割方、治ったね。でも、これで痛みがないからと放っておくと足首の行動範囲が狭くなるから。』

と、ラストスパートの集中治療を求められました。

今でもまだくるぶしは若干腫れたままですので、あとは集中治療です。

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ええ。
通いますとも!
これからも元気に山に登る為に、完璧に治します!

で、すかっ晴れの本日。
復帰第一座を目指してきます。

報告はまた帰ってきてからね。
その前に、これも報告するのでお楽しみに。
いつもの彼らが登場します。

110922_                        水も凍る秋山で、ツェルトで寝ようとするオトコ。

おたのしみに!!

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2011年10月 7日 (金)

【もおすけ日記】白馬山荘へGO!・完結編

突然ですが、そろそろ長野・松本に移住して一ヶ月。
忙しすぎてあっという間でした。

.

引越翌日にヒメちゃん&池田シェフの嬉しいご来訪から始まり、
神戸から、さっちゃん&はーちゃんが。
そして続けてさぶ&リンちゃんがもおすけヒュッテに来てくれた翌日からは白馬岳登山。
そしてそして、下山した翌日から新しくお仕事が始まったのです。

これまた偶然なのですが、仕事の面接時には偶然白馬山荘時にお世話になった常駐隊のA夫妻とばったり遭遇。
A夫妻は、私がここにいることに相当驚いていました。

.

で。

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新しいお仕事。

それはなんと、松本の某・山道具屋さんなのです!

山が好きで移住して、山道具屋さんに勤められる幸せ。

これ以上の幸せがあろうか(いやない)。

それでもって、ここでも初勤務翌日には関西の山友・サトちゃん御一行がお店に来てくれるわ、
冬山講習で一緒だったたっつーさんとも偶然会うわ。
4月にお世話になった常念小屋のIさんも一昨日来てくれるわ。

山以外では全く馴染みのない街なのですが、寂しいと思う暇もないほど
沢山の人にお会いできています。あーなんてシアワセ者なんだ。

なぁんて思っていたら。

先日、とうとう従兄妹にまで数十年ぶりに会うことが出来ました。
この従兄妹、実は山のガイドさんをしている人で(最近知った)
“じゃあそのうちどっかの山で会うかなー”位に思っていたのだが、あっという間に会いました。

で、その事をお店のスタッフさんに言ったら驚かれ、
昨日初挑戦のクライミングジムのスタッフさんとも話をしていたら
彼をよく知っているらしく、『えーーー、ほんとに従兄妹なの?』と私以上に驚かれていました。

いやぁ、山の世界って狭いのね。
なんだか一気に知人が増えて、ここ松本でも面が割れつつあるもおすけです。
遅くなりましたが、皆様こんばんにゃ。

ここが山以外には、何の面識もない街だとは思えない。
この街では、大人しく暮らそうと思っていたのになんだか既に
ひっそりと暮らしていないような気もする。

そんな実は静かな松本ライフをイメージしていたもおすけの(そして実生活は全く逆の)
7月白馬岳登山報告・第三弾です。

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白馬山荘がここから見えると、もう着いたも同然。楽しさしかありません。

110703_17_2                                誰もが喜ぶここからの風景。

登山道脇に咲くミヤマキンポウゲを撮ったり、

110703_18                          花の名前って、これでいいんだよねぇ・・・!?

花と山を撮ったり。

110703_19                                  さぶちゃん足が邪魔です。

そしてちょっぴりワクワクドキドキしながら、木戸を開けると…

いつもの優しいオクちゃんの笑顔がありました!!

も:『お久しぶりです!!遊びに来ましたッ!!』

オ:『やぁ、いらっしゃい。』

懐かしいオクちゃんと懐かしい白馬山荘の空気。
もうテンションで、嬉しさ100倍。

そしてこのシーズン毎年行われている“ツクモグサ祭り”で振舞われる、登山者へ甘酒のサービス。
ありがたく二人で頂きました。

110703_20                    そうそうこれこれ。これを温めるのがもおすけの仕事でした。

で、白馬山荘といえばここ。
雲上の楽園レストラン・スカイプラザでございます。

私は、珈琲を。

110703_21_2

 

さぶちゃんは、肌寒くってもこれです。

110703_22                             オイラのガソリンは、アルコールなのさ。

いいねぇ、懐かしいねぇ、やっぱり白馬山荘だよねぇと、何度もリピートしながら喜ぶ私。
ハイハイと、聞き流しながらビールを流し込んでいるさぶちゃん。
このさぶちゃんとも、白馬山荘が御縁で友達になったんだよねぇ。

スカプラのシンさん&姉さん&いわもっちに挨拶して、おしゃべりして
それから山頂へ。

浅葱色が綺麗なツクモグサ。

110703_23

貞一っちゃんにも手を振って挨拶して、山頂へ。

『いやー、なつかしいねぇ。白馬だねぇ。』と二人。

ご機嫌でポーズを取るもおすけ。

110703_25                          来たよーー、着いたよーーー!

さぶちゃんさえかっこよく見える白馬です(ぁまた怒られる)。

110703_26                                しろぷー、ちゃんと撮ってよ(←最近エラそう)。

休憩時間によく見たなぁ、この景色。

110703_27                           ウルップさんと雪渓はとてもよく映えます。

そんなこんなで景色も撮影も堪能した私達は、白馬山荘の自炊場で晩御飯を。

晩御飯は、もちろんコレです↓

110703_29                                  もおすけ自家製・焼き米でごわす。

これをヒタヒタになる位までお水と牛乳を入れた鍋に投入し、

110703_30                         作りはじめって美味しそうには見えないものです。

ソーセージととろけるチーズを入れてコンソメ・塩コショウ・バジルで味をつけて

その間にコッヘルでこのコを水で戻す。

110703_31                        溢れんばかりに復元した凍り餅。ぎゅうぎゅう。

焼き米がある程度軟らかくなったら、凍り餅を入れて少し煮込んで
ミルク&チーズリゾットの完成です。

110703_32                           味は言うまでもなく『ウマーーーーッ』でした☆

で、その後は談話室で宴会を。

このブログで声を掛けて集まってくださったもっくんやカフェ・アルピニストさん。
どちらもお友達もご一緒での登山でした。

それに去年一緒に働いていた、キタムーにいわもっち。
お約束のなかまっきーは“泡盛”を持って登場です!
今年のバイトさん達も参加しての、楽しい宴。

最後には皆で記念撮影、パチリ。

110703_33

記念撮影の写真から、楽しそうな雰囲気が今も伝わってきます。
私以外は初対面の人同士とは思えない、楽しい楽しい宴会でした。

白馬山荘の皆様&お客様。
本当に楽しい時間をありがとうございました。

また来年も絶対集まりましょうね。
(来年は集まりやすい曜日にします。)

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2011年10月 6日 (木)

【もおすけ日記】白馬山荘へGO・2

突然ですが、今日は私の誕生日。
ラッキーなことに、今日は仕事もお休みでした。

ので、仕事仲間の(正確に言うと先輩ですが)Uちゃんと燕岳に行ってきました。

天候はいまいちでしたが、とにかく楽しかったです。
で、最後にはいつものHさんより今年もお松”を頂きました。

111005_                         もんきち先生を大きさの比較対象に使うぞんざいさ。

あ。
もんきち先生を見たことない人にはわかりづらいですね、ではもう一度。

111005_2                            片手を大幅に上回る大きさです。

一緒にいたUちゃんと半分こしても、たっぷりある大きさ。
早速調理させていただきます。
毎年のことながら、Hさんありがとうございました!!

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2011年 7月3日

大雪渓を登り出す。
そうそう、これこれ懐かしい風景、って感じで一人勝手に盛り上がる。

途中、大きなクラックも。

110703_6                               皆様、またいだりしちゃあいけません。

この季節、歩いても歩いても雪渓なので(つまり長い)、途中で休憩を。
私のカメラアングルに、除けもしないさぶちゃん。

さぶちゃん、頭入ってるよ。

110703_8             いちいちしろぷーに構ってられないからね。

そして、本日の山おやつ。
チョココルネ。

110703_9               いつも食べかけてから写真を撮るオンナ・もおすけ(空腹で待てない)

チョココルネは水分もあって、なかなかナイスな山おやつでございます。
(メロンパンはパサパサして山ではダメなおやつでした。)

人生の全てを外付けするオトコ・さぶちゃん。

110703_10                       ここにしろぷーだけはぶら下げたくないオイラです。 

            
そしてあっという間に雪渓には霧が。これもいつもの光景でございます。
(そして寒くなる。)

 110703_11                                 煙に巻くさぶ(待ってくれ)。

このベンガラと落石も白馬大雪渓ならではのスケールですね。

110703_12                       雪渓は、上(前方)に注意しながら素早く歩き切りましょう。

バクーーーッと開いた、巨大クラック。

110703_13                                離れていても、コワイ光景。

そしてだんだん高度も上がり、傾斜も急に。

110703_14                           ここ、少しだけ滑って一瞬怖かったトコロでした。

最後の雪渓の斜面をようやく終えて、アイゼンを外す。
するとまもなく“お花畑”と呼ばれる場所に着きます。

期待していたウルップ草。
しっかりと咲いていてくれていました。

  110703_15             このバナナのようなウルップ草。本州ではここと八ヶ岳だけの花です。

初めてのお花畑とお花のシーズンに来たさぶちゃん。『きれー。』と感動。

110703_16

白馬のお花畑は、ほんと最盛期は色とりどりで綺麗ですよ。
 
そして村営さんの頂上宿舎を過ぎて、更に上がると・・・

ようやく今回の目的地、白馬山荘が見えました!

110703_17                        相変らずの要塞のような堂々ッぷり。圧巻ですな。

もうここまで見えてくれば、後は楽ちん&ウキウキです。
さぶちゃんとワクワクで歩いていきました。

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2011年10月 4日 (火)

【もおすけ日記】7月 白馬山荘へGO!・1

もう毎日が必死ですわ、のもおすけです。
皆様こんばんにゃ。

松本に移住して、約三週間。
そして働き始めたので、忙しさ倍増。
まだ生活のリズムに馴れていないためか、帰ったらバタンQな毎日でございます。
この話は、またいづれかに。

本日は、あの白馬岳…と言うか“白馬山荘”登山のご報告でございます(ようやく)。

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2011年 7月3日 曇りのち一時晴れ

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扇沢へ降りたモモちゃんと私は、白馬の宿に一泊。
夜は、『えっっ??』というほどの土砂降りで、これで明日登るんかいなーと
自分でも思うほどだった。

でも翌日3日。
雨は上がり、かろうじて曇り。
これなら十分登れます。
さぶ様に宿まで迎えに来て頂き、モモちゃんとはここでお別れ。
仕事があるモモちゃんは、白馬までの休暇が取れなかったのです。

そして、さぶ号は見覚えのある懐かしい猿倉への道を走り。
いざ、大雪渓ひいては白馬山荘に向けて出発です!

途中で見つけたこのお花。なんでしょう、かわいいな。

110703_2              白馬山荘周辺以外で咲いてる花にはめっぽう弱いワタシ。

雨上がりのせいで、滝の水量も増しています。

110703_3

大雪渓コースは、初めてのさぶちゃん。
ガイドブックでよく見るこの光景に、到着です。

110703_4                       いつ見ても、テンションが上がるこの岩文字。

白馬尻小屋で、軽く休憩。
さぶ様、バカ重い双眼鏡で何やらチェック中。

110703_5              皆様には久しぶりに、またまたオイラの画像をお楽しみ頂く事となります。

そしていよいよ、大雪渓へ。
7月のこの時期、すでに沢山の落石が見られます。

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明日に続く~。

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