【もおすけ日記】12月・雪のテン泊天狗岳・3
忙しい。
もう次から次へと山に行くもんだから、更新するのにアップアップだ。
しかも山に行くから、休日はブログ書く時間もないし。
と軽く言い訳をしながらも、きっちし写真は整理して今から書きましょう。
皆様こんばんにゃ、おさるのもおすけです。
ハイそれでは早速2011年12月雪のテン泊・天狗岳報告。
第三弾でございます。
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2011年 12月4日
深夜から雪が降っているのは気付いていましたが。
朝、テントを出ようとしてもフライヤーのファスナーが凍り付いていて上がらない。
動かない。
仕方なしに、脇から這い出る。
テントはパリパリに凍っていました。
よくこんなとこで寝られるよなぁと自分でも思う。
昨日と打って変わって、今日は寒い。とは言うものの、昨夜はまだ暖かい方でよく眠れた。
雲は早く流れて行き、予報どおりこれから回復しそうな空だ。
三人各々のテントで朝食を取る。
いつものことだが私達は、いつもバラバラ。
よくさ、パーティ組んでいくと、『寒いから今回は夜は皆でお鍋にしよう!』とかあるじゃない?
ああいうの、私達には全くございません。
今回だって横着してさぶちゃんのテントに入れてもらおうとしたら(だって冬のソロテントは寒いし)
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さ:『足の怪我が治ったのに、いつまで寄生する気だ!?』
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とか言うんですよ。皆さんどう思います?
夕食もいつも各々(さぶは大抵ラーメン、りんはカレー系、私は煮込みうどん)だし、
朝食もそれぞれのテントで、話すこともなく食べて準備。
仲いいんだかどうだかわかりません。
そういえば、隣の同じ組み合わせ(男子二名&女子一名)のテントは、寝食共にしていて
話し声も楽しそうだったなぁ。。。
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話が逸れました。
こんなさっぱり系トリオも食事を済ませ、テント撤収。
今日は黒百合ヒュッテさんも、明るい空をバックに映えてます。
トイレに行って、準備完了。
なんとなく、絵になっていたので。
さぶちゃんは時にこういうお洒落な事をしてくれます(本人無意識)
そして目指すは空身で天狗岳。
ガシガシと登っていきます。
空の雲が、まるで録画VTRの早送りのような勢いで流れていってました。
しばらくすると目指す山の全容が見え始めてきました。
綺麗だぁ。冬山って本当に綺麗。
そんな雪景色を眺める兄ちゃん&弟コンビ。
鼻水が出てそうだから、とリンちゃん。
前方の霧もだんだんと晴れてきました。
なんだかちょっと幻想的。
綺麗だぁ、晴れてきたと二人。
どうでもいいけどこの人たち、カメラ向けてもポーズさえ取らない。
(本人達は、これがポーズらしいのだが)
もおすけがまた勝手に撮ってる、位の認識でしかない様で。
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とっとと行こッとさぶちゃん。
にしても綺麗だなぁとリンちゃん。
そんなこんなしてたら、本日もブロッケン現象が。
神々しいもおすけ(の影)でございます~。
ここいらで私も写真が欲しいぞ、ってことでさぶ ちゃんにカメラを渡す。
するとどうだ。
どうしていつもこの人はこんな写真しか撮らないのか。
そしてどうしていつも私はレゴチックな動きなんだ。
こんな残念なショットとは裏腹に、手足の長いリンちゃんはカッコよく一枚。
私もこういうカッコいい後姿の一枚がいい(レゴじゃなくて)。
山頂ももうすぐ。
なんだかとっても有難い光景。
来た道を振り返る。
気が付けば、こんな高さまできてたのね。
やたっ!見えた、山頂の道標!
道標が見えると、俄然やる気が沸いて来ます。
ガシガシガシと登り、見事山頂に到着。
オトコマエな一枚・その1。
オトコマエな一枚・その2.
悔しいけれど、やっぱり山頂って男の人の方が絵になると思う。
だって、私はこれだもの。
ワァ~~イ、山頂~♪
山頂からは、天狗岳南峰はもちろん、北アルプスも一望できました。
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山頂はそれなりに風も強く、写真を撮って景色を眺めたら“さあ降りよう”。
冬のピークはあっという間に体温を奪います。
そそくさと下山する私達。
イヤイヤ晴れてよかった。
登りはガスって見えなかった黒百合平も、帰りでははっきりと見えて。
黒百合ヒュッテさんとそのお庭たち、って感じね。
雪の付いた木々はすごく綺麗で
雪の付いた木道も、絵本に出てくる風景みたい。
あっという間にテント場まで戻り、お茶でも飲もうか、と三人意気投合。
出発時間含め、この時間的余裕が八ヶ岳・北八ヶ岳の最大の長所だともおすけは思います。
クリスマスチックな風景だなぁ、と私。
あ。
こんな景色が似合うのは、この方しかおりませんね。
今回、ようやく登場。
お茶を準備している間、さぶちゃんがこんないたづらを。
さぶのやつめ。
なら、こうしてやる。
いい湯だな、ハハン♪
ピークハントを終え、下山前に一杯のコーヒー。
これって何だか、すごく贅沢な時間です。
何やらこの時、オトコのロマンについて語らっていた二人。と、もんきち先生。
さぶがオトコのロマンを語らってもなぁ・・・・と、先生。
この後、三人は無事に下山。
すっかり頼もしくなった二人の後姿。
東京方面からやってきたと言う大学生の二人組を駅まで乗せて行ってあげた後、お約束のコレ↓
最近、温泉&お蕎麦が定番です。
年末年始の予定を決めた後、三人は解散。
初日の雨を忘れるくらい、今回もとっても楽しい山行でした。
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コメント
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■ぎわきちさんへ
わぁ!私の方こそ残念です。
『そういえばぎわきちさん、冬の赤岳とか一人で行ってたよなぁ。すごいなぁ。』とか、思いながら登っていたんですよ。
是非是非今度はご一緒したいです。
山小屋で集合しましょう。
私の方こそ、ずっとソロでされてるぎわきちさんは尊敬です!
ブログ楽しみにしています。
投稿: もおすけ | 2011年12月24日 (土) 21時43分
■赤岳Nさんへ
先日はこちらこそありがとうございました!
とっても楽しかったですよねーー。
ああまたブログアップ急いでしなきゃ・・・。
写真、この後見させていただきます。
また後日メールにてご連絡させていただきます。
来年も、お山の上で会いましょう♪
投稿: もおすけ | 2011年12月24日 (土) 21時40分
こんにちは、初めて書き込みします。ぎわきちと申します。
12月4日に天狗岳に登ってはったんですね!
私も同じ日に夏沢鉱泉から天狗岳と硫黄岳に登ってて、
天狗岳には10時ごろに到着してたんですよ。
もおすけさん達とニアミスだー。惜しい~
ぜひぜひ生もおすけさんにお会いしたかったです。
山好きが高じて山小屋で働きはって、ついには長野に移住。
ホントもおすけさんのパワーには圧倒させられます。
これからも長野移住レポート&山の報告を楽しみにしてますね~
投稿: ぎわきち | 2011年12月21日 (水) 10時19分
こんにちは。
昨日、赤岳でご一緒させて頂いたNです。
赤岳山頂の猛吹雪は凄かったですね。地蔵尾根下山ではヒヤリとしましたが、
下山中、もおすけさんとの会話がとても楽しく、思い出の冬山デビューとなりました。
途中でお話した、僕のお勧めの書籍ですが、小山義治さんの「穂高を愛して20年」です。
もーすけさんお勧めは、伊藤正一さんの「黒部の山賊」でしたね。
さっそく探してみたいと思います。
一部、写真はURLへ公開しておりますのでダウンロードしてくださいね。
その他はメアドにてご連絡ください。
またどこぞの山奥でお会いできることを楽しみにしております。
お元気で。
投稿: 赤岳N | 2011年12月21日 (水) 10時15分