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2011年12月

2011年12月30日 (金)

【もおすけ日記】年末年始は西穂山荘に集合!

そして再び丑三つ時にこんばんにゃ。
おさるのもおすけでございます。

師匠が走るだけあって、もおすけも忙しい。
ワタクシも本日は、バタバタでございました。

そんな時に、ピンポーーン。

母に頼んでいた小包が来たに違いない。

ドアを開けると、お兄さんは二個箱を持っていた。

あれ、もう一個は誰だろう?

送り主を見るとそれは、姉のような妹からのプレゼント小包でした。

先日、出来上がった野沢菜漬けやお焼きやお菓子などを詰めて
クリスマスに送ったお返しでした。

その中にはもおすけが愛して止まないこれとか↓

Dsc07702                      ハーバーは世界一美味しいお菓子だと思う。

と、『お山のお供になるような品も少しですが・・・』と、同封されていました。

Dsc07703                             もんきち先生、近すぎです。

そして母からは、自家製のお餅。早速冷蔵庫に入れました。

Dsc07704                            冷蔵庫からこんにちは。

お鏡用にも二個、別にしてありました。

Dsc07705_2                     ついでに海苔やら油やら・・・詰め放題でありがとう。

他にはお雑煮用に、ネギや穴子、数の子に黒豆や田作りなど。
これら全て、お山の上で頂こうと思います。

そう、新年は西穂山荘で迎えようと今から息巻いております。

うふふのふ♪

西穂山荘でお会いしましょう~☆

晦日は準備で大忙しです。

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皆さんに、うちの母から伝言です。

Dsc07708

ああ明日も仕事だし、準備もしなきゃ。
おさるのもおすけでした。

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2011年12月26日 (月)

【もおすけ日記】冬山 ソロで赤岳!テント泊!・1

先日のおやびん&なっちゃんとのアイスクライミング。

相変らずの毒舌ッぷりを披露るおやびん。

も:『まぁた そんなに毒吐いてたら天罰が下るよ。』

か:『天罰なんか、くだらないよ。』

も:『下るよ。ねぇ、なっちゃん!?』

ふふふ、となっちゃん。
なっちゃんはこのブログを知っていますが、おやびんは知りません。
(だからここでは書き放題♪)

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で、そのアイスクライミング後。

いつものHさんから沢山の野菜の差し入れが。

一人では食べきれないほど沢山頂いたので、これはおやびんにおすそ分けしようとTEL。

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も:『あ、かっちゃん!?美味しい無農薬野菜色々もらったんだけどさぁ、いる?』

か:『野菜って何の野菜?』

も:『何よ、いい年して好き嫌いあんの?“オレ様の口に合うものなら”って事だね?』

か:『誰もそんな事言ってないだろォ~。大人だって好き嫌いあんだよ。』

も:『大きな図体して情けない -_- 。 えとねー、白菜でしょ?ネギでしょ?大根でしょ~…』

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読み上げた野菜は全部好き、と言うかっちゃん。

翌日仕事場に持って行き、手渡すことに。

仕事場の人にも沢山のネギをおすそ分けするので箱を分ける。

これは、おやびん箱。

111217_1

で、この中に。今回の天罰です。

 

111217_                    もおすけ特製毒入りリンゴ。

皆様も、良い行いを心がけましょうね。
(でないと毒りんごを手にすることに。)

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2011 12月18日 曇時々晴れ

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前日の夜、とにかくブルーだった。
これまでどの山登りも楽しみで仕方なかったのに、今回はブルー。

それは『この寒空にソロテン泊&天気が許せば硫黄岳ソロ登山』だからだ。

まず、寒波が来ていて松本でさえ、とにかく寒い。
今、ベランダにテント張って寝ろって言われたってやだよ、と言う寒さだ(当たり前だ)。
それが標高2300mの寒空で、あの薄っぺらいテントで寝るなんて。

ああブルーだ。

加えてソロ山行。

今回ブルーになって、改めて気が付いた。

私はソロ山行が嫌いだ。


夏の縦走ならともかく、寒いわ景色はちょびっと寂しげだわのこの時期にソロ山行なんて
楽しくも何ともない。

なのに、何故ソロで行くかというと山バカトリオの予定が合わなかったというのもありますが、
このひと夏で、さぶちゃんもリンちゃんも メキメキ実力をつけていた。

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それが悔しい。

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もおすけだって。

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その想いで挑もうとしたが、やっぱりソロは私にとってはワクワクが半減。
そして冬山は天候の急変も含め、登山道も雪で見えない分、不安も多い。
加えてこの寒波。
果たしてテントで眠れるのか?

全くソロの何が楽しいのか。
何の楽しみも見出せないまま、床に就く。
(ああ自宅の布団はあったかい。)

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2011年 12月19日 薄曇

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疲れてパッキングを途中のまま、寝た昨夜。
AM7:30分に起きて、続きをする。

今回、登山以外にもう一つ難関が。

それが“登山口にたどり着く”事と“登山口まで車で上がれるか”だった。

ナビも地図もない(地図は買えと言う話もある)私がまず辿り着き、そしてそれ以上の問題が
ツルツルの凍った車道を無事に登り切れるか。

これまでいつも友人の車に乗せてもらっていた&雪国育ちでない私には、全てが初めての事。
ああ不安。

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若干迷いつつも、それでもなんとか美濃戸口に辿り着くことが出来た。

さあ、ここまで来たら頑張るぞ。

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3日前に来たばかりなので道は覚えている。雪の状況も把握済み。
ワカンなし、アイゼンも装着せず歩き始める。

先日よりも沢はずいぶんと凍っていました。

111219_                           そのうちここも全部凍るのね、きっと。

これを見て、越前クラゲを思い出す。

111219_1                        猛暑の夏を極寒の中、思い出す。想像力が大事。

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テケテケ歩いて、1時間半で無事に赤岳鉱泉に到着。

今日もアイスキャンディはカッコイイです。

111219_2                      どーーーん。 どうだーーー、と言わんばかりの風体。

向こうの木々がクリスマスな感じね。

111219_3                           一日遅れのメリクリ~☆

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そして明るいうち、風のないうちにテント設営をしなくっちゃ。

大型テント前にいたお兄さん三人組は、大同心でアイスクライミングをしていたらしい。
大同心は結構凍っているとの事。そこも行ってみたいな。
でも、お兄さん達は今日撤収して帰ると言う。
やはり。

思っていたが、やっぱり今夜のテン泊は私だけのようだ。

テントを設営し、水を汲みに行く。
すると先輩のFさんがお友達とアイスクライミングに来ていて遭遇。

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F:『今日はダウン着てても寒かったよー。』

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ええええ。

寒いよねこんなとこでテント建てて寝るなんておバカだよね、しかもオンナ一人でこんな事する人
中々いないよね、と思いつつテントの中から別れを告げる。

お部屋(テント)の中を片付けてから、お湯を沸かし、楽しみにしていた珈琲タイム。
友人よねちが送ってくれた、神戸・フロインドリーブのシュトーレン。
毎年、これを食べないと12月が来た気がしない。
もおすけはこれが大好物で、毎年1kgのを買って少しづつ切り分けて食べる。
またしても一人で食べる菓子の量じゃないが、大好物なので食べちゃう。
でも、“少しづつ”って言うのがポイント。
一度たらふく食べたい!と欲張って厚切りしたら、胸焼けしました。
多けりゃいいもんじゃないって事を、この年にしてこの時学ぶ。

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閑話休題。

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牛乳たっぷりのカフェ・オ・レとシュトーレンで至福の時。

せ、先生ッ!粉砂糖が付きそうなほどの前のめりですぞ。

111219_4                            何これすごい美味しそう。

これを食べたらシュラフに潜り込み、本を読みながらお昼寝。
薄暗くなってから、夕飯の準備。

夕食は、絶対小屋飯より自分の好きなものが食べられるテン泊の方が好き。

本日は、味噌煮込みうど~ん。
コシにこだわる私は冷凍うどんを持っていき、そこにこの具材。

・赤味噌&信州味噌
・白菜
・長ネギ
・鈴廣のかまぼこ
・豚バラ肉
・かき揚げ天婦羅
・半熟卵

111219_5                           上あごをやけどする熱さと旨さ。

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寒い外にテントのお部屋で明かりを灯し、熱々のおうどんをハフハフすする。
これ以上の美味しいおうどんはないと勝手に思いながら、完食。

明日は曇りと言う。
地図を見て、ソロ山行だしこの雪だし硫黄岳にしておこう。
忙しくて、うちでは読む暇のない懐かしい文庫本をシュラフの中で読む。
久しぶりの読書。
今日のテント泊と一晩でこの本を最後まで読み終えただけでも、ここに来てよかったと思った。

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■レイヤリング

・アンダーウェア   ファイントラック  ドライメッシュスキン半袖(夏用)

・ベースレイヤー   テルヌア      ジップアップシャツ 

・ミッドレイヤー    TNF        バーサエアジャケット(フリース)

・ハードシェル     TNF        ライニングジャケット

 

■装備

・シュラフ       MHW        ファントム0

・シュラフカバー   ヘリテイジGTXカバー

・シュラフマット    リッジレスト・ソーラー(レギュラー)

・テント         エアライズ1(3シーズン用フライ)

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2011年12月25日 (日)

【もおすけ日記】明日は朝練!

寒い寒い!

今日は一日雪がちらついていた松本でした。皆様こんばんにゃ。

今夜はゆっくりブログでも書こうかと思っていたら、『明日は朝練!』とメールが。

なので、今日は急いで寝ないといけません。

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朝練?

何の?

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ウフフフフ。

それはまた明日~。

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2011年12月24日 (土)

【もおすけ日記】人生初のアイスクライミング・2

『アイスクライミングさいこーーーー!』って、仕事場で報告したら。

な:『女性で、ここまではまる人も珍しいね。』

ですって。

もおすけです、皆様メリクリ。

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何でも女性は、アイゼンが重いとかピッケルが重いとか、寒いから辛いとか
楽しさよりむしろ辛さの方が先に立って、好きって言う人は少ないんだそうな。

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えーーー。

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あんなに楽しいのに。

“山登り”と一口に言っても、実はその形態は様々で、

・小屋泊まりの軽装スタイル
・テント担いで“がっつり”スタイル
・ロッククライミング
・ボルダリング
・アイスクライミング
・沢登り

などがあるが、私が好きなのは、

・テント担いでガッツリ縦走
・アイスクライミング
・ロッククライミング

だ。

外岩のロッククライミングやボルダリングはまだしていないけれど、
おそらくこの順位は変わらないだろう。

目指せオンナ三歩クン。
そんなもおすけのアイスクライミング報告・2でございます。

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四つ目の滝を登る。
頼もしいおやびん、またしてもサクサクと登ります。
落ちてくる氷を避けるために、横で待機する私達。

111216_13

そんな待ってる間に、凍った滝の奥にカメラを差し込み、裏側から撮影する私。

111216_14                                       氷って綺麗だなぁ。

か:『OKーー!』

かっちゃんの掛け声を機に、氷に取り付く。

111216_17                               行くゼ、おやびん。

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楽しくて夢中で登る なっちゃんと私。

111216_18                          おやびん、素敵な写真をありがとう♪

四つ目も軽快に登り終え、ルシルシで歩く。

ザイルで繋がれ犬状態。

 111216_19                                バウバウ。                    

最後の滝を登る前に、体制を整える。

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か:『いまんとこ、大丈夫か?』

も:『バウ(大丈夫)。』

か:『少し休憩するか?』

も:『バウバウ(要らない早く登らせてくれ)。』

か:『・・・お前、擬音語以外 喋れないのか?』

も:『バウ(そう。だって今は犬だから)。』

か:『・・・ったくコイツは -_-;。』

も:『バウ♪』

そんなこんなで、最後の滝の前。
なんか二人、サマになってるんだよなぁ。

111216_16                       明らかに私と違う、カッコいいオーラ。

おやびんのアイスアックス(ピッケル)は年季が入っています。

111216_15                   ああアイスクライミングギアも欲しい(けどお金ナシ)。

最後の滝。

111216_20
なんかもっとやりたいから、ちょびっと残念な気分。

凍った滝って本当にカッコイイです。青くて綺麗だし。

下から見上げる。

テラッテラに凍っている表面。

111216_21                        見るからに滑りそう。

か:『いいよー。』

かっちゃんに上から呼ばれ、最後の滝を見上げる私達。

最後の滝。
なっちゃんとの場所をずらす為に、右横を登る私。
ところがここが、登りにくかった。
そして私の借りたアイゼンは、とても氷に刺さりにくい。
実はアイスクライミング専門のアイスアックスではなく、縦走用アイゼンだったのだ。

ここに来て、これが最高に登り辛くて。
足を蹴りこんでも蹴りこんでも、氷が砕け、足が下に落ち固定できない。

なっちゃんが追い抜かし、私もそのルートに変更しようともがいている時だった。

両手のピッケルで這い上がろうとしたが、足が落ちた為、支えきれず落ちてしまった。

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と思った瞬間には、もう私の体はザイルにぶら下がっていた。
しかも凍った滝に打ち付けられた後で。

残雪の蝶ヶ岳で滑落しかかった時とは、まるで違った。
あの時は転んだ瞬間に『滑落停止のポーズ取って、ピッケル打ち込まなきゃ!』と考えられたけど             
今回はそんな瞬間さえなかった。
あという間だった(“あっ”よりもずっと短い)。

滝の上で見えない場所だったのだが、かっちゃんがザイルを引っ張ってビレイしてくれていた。
ありがとうかっちゃん。
お蔭で怪我せずに済みました。

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も:『テンション緩めてーー!』

大声で叫んで、ザイルのテンションを緩めてもらう。

ぶら下がり状態からもう一度、アックスを打ち込む。
足を蹴りこむ。

何故だか落ちた途端に、手が冷たくなってかじかんで来た。
そして打ち込んでも打ち込んでも、氷にうまく刺さらず腕がパンプしてきた。
(筋肉が疲労状態になって、麻痺してしまうこと。こうなると途端に辛い。)

早く上がらないと、余計手が冷たくなる。腕もしんどくなる。
なのになかなか登れず、四苦八苦。

これまでの4本とは打って変わって、最後の滝には往生した。
ようやく登り終えた時には、体もずいぶんと冷えていました。

なんとか無事、登攀を終えた私達。
髪も吐息で凍りついております。

 111216_22_2                     落ちた痛かった。いやーそれでも楽しかった。

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滝の最終地点から少し上がり、大同心脇をエスケープする形のバリエーションルートで下る。

30分くらいだろうか。

無事に赤岳鉱泉に到着。

小屋の温かさにホッとする三人。

と、ザックの雪を払って、食堂へ行こうとしたら。

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も:『あっ!もんきち先生が大変なことにっ!!』

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先生こげな姿になって。
ごめんよぉ。

111216_23                先生雪まみれ。『もおすけ早く。寒いよ凍傷になっちゃうよ。』

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雪まみれの先生を慌ててタオルで拭き、食堂に入ってからラーメンを注文。

寒く楽しい後の熱いラーメンほど、旨いものはなし。

111216_24                            先生も鉢際で温まっております。

食事の後にコーヒーを飲んで、ゆっくりと休憩。
かじかんだ手が復活するまで、ストーブにあたっていました。

下る頃になって、晴れてきて大同心が見えてきました。

111216_25                           あんな沢筋を登ってきたのかぁ、と感無量。

オンナのくせにアイスクライミングが大好きな、なっちゃんともおすけ。
おやびん、また連れてってね♪

実はおやびん、綺麗ドコロ2人と遊べて、楽しかったんでしょー♪

 111216_26                   そんな事ないやい!と言いつつも楽しそうな足取り。

出来れば来年も、ガンガン行きたい。
アイス行く人、誘ってください♪

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にほんブ ログ村

2011年12月22日 (木)

【もおすけ日記】人生初のアイスクライミング!・1

ハイ、丑三つ時にこんばんにゃ。もおすけでございます。

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いやーーー。

実は最近、毎日が楽しくって忙しいもんだから“書いてる暇ないからブログ辞めようかな”なんて
思ったりしてたんですよ。

その位、遊ぶことに忙しくて。

でも、そう思った途端にコメントで“お気に入りにいれました!”とか頂いたり、
知人のC先生に“楽しみにしてるし、友人に紹介します!”なんてメール頂くし、
しまいにゃ石の湯ロッジのヒメちゃんやイケダシェフから“毎日ポチコしてるから、毎日書いて下さい。”なんてお手紙まで頂いて。

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いやーーーー。

神様に見張られてる気分です。

サボるなって事ね。

こんな有難いお言葉頂いた日にゃぁ、辞められないですもんね。

そんなわけで、殆ど仕事以上に仕事と化しているもおすけの山登り日記。

本日は、初のアイスクライミングデビューの報告です!

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2011年 12月16日 曇りそして寒い

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先日、初の天狗岳でご機嫌の冬山を堪能したワタクシ。

111204_16                                イェイ。

日を空けずして、今度は八ヶ岳に参上です。

本日は、初のアイスクライミング。
師匠はもちろんワタクシの“おやびん”こと従兄妹のかっちゃんと、なっちゃんです。

朝五時半・塩尻インターに集合と言われれば、塩尻北インターに間違えて言ってしまうという
“やりそうだな”と思ったことは必ずやる私。
慌てて引き返し、5分遅刻で現場に集合。

まずは目指すは赤岳鉱泉。

暗闇の中、走ります。

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駐車場に車を停めて、最小限の荷物にして出発。
いつもの登山スタイルとは、全く逆です。

かっちゃんにとっては休日なので、お客様でない私達は置いていかれ、とっとと先を歩き出す。

おやびん、待ってください。

111216_                            やだ待たない。

あいにくの曇り空で、空はどんよりとしたグレー一色。
雪も降っています。
そして今日は寒い。

それでもご機嫌な二人。

111216_1                      わぁーい、アイスクライミングだーー。

あっという間に赤岳鉱泉に到着。
仕事でしょっちゅう来ているかっちゃんは、スタッフさんとも顔なじみ。
スタッフさんのご好意で中に上げて頂き、小休止。ストーブで温まる。

ここで更にまた要らない荷物、アイゼンケースや帽子・ダウンジャケットなどを置かして頂き
ヘルメット・アイゼンを装着。
いよいよ凍った滝に向かって出発です。

111216_2                      グフフ、楽しいぞ。

歩いているだけでも、ウキウキだ。
だってアイスクライミングって言ったら、まさに三歩クンの世界♪
フリークライミングやアイスクライミングだけは、パートナーがいて
しかもきちんとした経験者とでなければ危険です。
身内にこんなプロがいてよかったぁ。
お母さん、生んでくれてありがとう。

などと思っているうちに、目的の『裏同心ルンゼ』に到着です。

も:『ぅわーーーー!かっこいーーーーい!!アイスだアイスだ。真っ青だ!』

見事に滝は凍っています。

111216_4

先着一組はガイドさんとお客さんのようで、既に登っている横で我々は登攀準備。

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か:『こっちに荷物置いてもらってもいい?』

も:『うん、置いてあげてもよくってよ

か:『こいつはぁーーッ!言いたかないけど、こいつ、身内なんすよ。』

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と、先着の知人ガイドさんに説明するかっちゃん。

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も:『そう、残念なことに身内なんですよ。』

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と、負けじと抗戦する私。

言いながらも、てきぱきを準備するかっちゃん。

 111216_3                     解かれたザイル。それだけでカッコいい。

まずは横の低い氷で、アイスアックスの使い方を教わる。

で、ここでびっくり。

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か:『え!クライミングもしたことないの?』

も:『うん、ない

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今頃聞くかそれを。

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か:『えっ!外岩一回もないの??』

も:『ない ボルダリングジムが二回だけ(しかも嫌いでその後サボってる)。』

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だが、さすがは従兄妹。
ま、いっか、てきとーで(身内だし)って感じでとにかく練習氷を登らせる。

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か:『あぁ、行けそうだな。お客様ならここで何回も練習してからだけど、もおすけだからいっか。』

も:『うん、いいいい。』

と、たった3mほどの氷壁で本番に入ります。

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ザイルの先をウエストのハーネス(安全ベルト)に結びつける。
こうなるとすっかり犬気分。

か:『俺がまず先行くから、用意できたら合図するからそしたら登ってきて。』

も:『バウ。』

まずはかっちゃんが、先に行ってザイルをたらす。
さすが親びん、あっという間に登っていきました。

いいよーー、という掛け声でなっちゃんと私が登りだす。
落ちた氷がぶつからないように、横にずれて登ります。

右手のアックスは綺麗に打ち込めるんだけど、左手がうまく入らない。
表面の氷が薄く割れて、顔に当たる。
かなり痛い。

上手に打ち込まないと怪我するな、と思いながらも。

111216_5                              たのしーーーーい!!

もう、楽しくって夢中です!

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右手を打ち込んで、

左手を打ち込んで、

足を蹴り込んで、

一歩一歩登る。

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も:『キャー、たのしーーーッ!』

声に出して喜びました。

もおすけ犬、無事に到着。

111216_6                             バゥ。

引き続き、もう一段上の滝を。

天気はこんなだけど、最高に楽しい!

111216_8                       あの氷の縦の感じが伝わりきらないのが残念だ。

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ザイルで安全を確保しながらも、おやびんが撮ってくれた写真たち。

111216_7                      むんっ!とピッケルを打ち込む私。

登り終えた滝は上から見るとこんな感じ。

111216_9                     下に小さく見える人。これ以上は危険で近寄れません。

三つ目の滝に登るおやびん。
本当にあっという間に、ひょいと登って行きます。            

111216_10                             かっこいいぞ、おやびん。

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な:『リードするガイドさんてさ、自分は確保なしで登るんだからすごいよね。』

そう。
私達は、万が一滑って落ちてもザイルでぶら下がれるけれど、かっちゃんは何もなしだ。
やっぱりプロってすごいな、と思う(本人には言わないが)。

そしてGoサインが出てから、登る私達。

運動神経抜群のなっちゃんは上手です。

111216_11                         カッコいい。女惚れしそうだ。

ところがさ。

なぁんか私って、かっこよさとかに欠けてて“子ザルが登ってる”感じなんだよなぁ。
(レゴチックな縦走写真と変わらず。)
何でだくやしい。
でも楽しいからいっか。

111216_12                                テヘ。着いたーー♪

楽しい。

どれだけ登っても、楽しい。
その言葉以外浮かばないくらい頭の中は空っぽで、目の前の氷に夢中でアックスを打ち込んでいく。

氷にアックスがグッと刺さる感触。
力を入れて、グッと登る感じ。
真っ青な氷。
これまでの冬山とは全く違う、独特な世界。

これらは作られたボルダリングジムにはない、まさに自然の造形美で
これだからやっぱり山がいいんだよなぁ、とつくづく思ったもおすけでした。

続く。

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2011年12月18日 (日)

【もおすけ日記】12月・雪のテン泊天狗岳・3

忙しい。

もう次から次へと山に行くもんだから、更新するのにアップアップだ。
しかも山に行くから、休日はブログ書く時間もないし。

と軽く言い訳をしながらも、きっちし写真は整理して今から書きましょう。
皆様こんばんにゃ、おさるのもおすけです。
ハイそれでは早速2011年12月雪のテン泊・天狗岳報告。
第三弾でございます。

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2011年 12月4日

深夜から雪が降っているのは気付いていましたが。
朝、テントを出ようとしてもフライヤーのファスナーが凍り付いていて上がらない。
動かない。
仕方なしに、脇から這い出る。
テントはパリパリに凍っていました。

111204_                 よくこんなとこで寝られるよなぁと自分でも思う。

昨日と打って変わって、今日は寒い。とは言うものの、昨夜はまだ暖かい方でよく眠れた。

雲は早く流れて行き、予報どおりこれから回復しそうな空だ。
三人各々のテントで朝食を取る。
いつものことだが私達は、いつもバラバラ。

よくさ、パーティ組んでいくと、『寒いから今回は夜は皆でお鍋にしよう!』とかあるじゃない?
ああいうの、私達には全くございません。
今回だって横着してさぶちゃんのテントに入れてもらおうとしたら(だって冬のソロテントは寒いし)

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さ:『足の怪我が治ったのに、いつまで寄生する気だ!?』

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とか言うんですよ。皆さんどう思います?

夕食もいつも各々(さぶは大抵ラーメン、りんはカレー系、私は煮込みうどん)だし、
朝食もそれぞれのテントで、話すこともなく食べて準備。
仲いいんだかどうだかわかりません。
そういえば、隣の同じ組み合わせ(男子二名&女子一名)のテントは、寝食共にしていて
話し声も楽しそうだったなぁ。。。

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話が逸れました。

こんなさっぱり系トリオも食事を済ませ、テント撤収。
今日は黒百合ヒュッテさんも、明るい空をバックに映えてます。

111204_1

トイレに行って、準備完了。
なんとなく、絵になっていたので。

111204_2                さぶちゃんは時にこういうお洒落な事をしてくれます(本人無意識)

そして目指すは空身で天狗岳。

ガシガシと登っていきます。

空の雲が、まるで録画VTRの早送りのような勢いで流れていってました。
しばらくすると目指す山の全容が見え始めてきました。

 111204_3                                綺麗だぁ。冬山って本当に綺麗。

そんな雪景色を眺める兄ちゃん&弟コンビ。

111204_4                         鼻水が出てそうだから、とリンちゃん。

前方の霧もだんだんと晴れてきました。

111204_5                          なんだかちょっと幻想的。

綺麗だぁ、晴れてきたと二人。
111204_5m

どうでもいいけどこの人たち、カメラ向けてもポーズさえ取らない。
(本人達は、これがポーズらしいのだが)
もおすけがまた勝手に撮ってる、位の認識でしかない様で。

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とっとと行こッとさぶちゃん。

にしても綺麗だなぁとリンちゃん。

111204_6   

そんなこんなしてたら、本日もブロッケン現象が。

111204_7_2                             神々しいもおすけ(の影)でございます~。

ここいらで私も写真が欲しいぞ、ってことでさぶ ちゃんにカメラを渡す。

するとどうだ。
どうしていつもこの人はこんな写真しか撮らないのか。

111204_8                         そしてどうしていつも私はレゴチックな動きなんだ。

こんな残念なショットとは裏腹に、手足の長いリンちゃんはカッコよく一枚。

111204_9              私もこういうカッコいい後姿の一枚がいい(レゴじゃなくて)。

山頂ももうすぐ。

 111204_10                              なんだかとっても有難い光景。

来た道を振り返る。
気が付けば、こんな高さまできてたのね。

111204_11

やたっ!見えた、山頂の道標!

111204_12

道標が見えると、俄然やる気が沸いて来ます。
ガシガシガシと登り、見事山頂に到着。

オトコマエな一枚・その1。111204_13

オトコマエな一枚・その2.

111204_14

悔しいけれど、やっぱり山頂って男の人の方が絵になると思う。
だって、私はこれだもの。

 111204_15                                   ワァ~~イ、山頂~♪

山頂からは、天狗岳南峰はもちろん、北アルプスも一望できました。

 111204_17                   
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山頂はそれなりに風も強く、写真を撮って景色を眺めたら“さあ降りよう”。
冬のピークはあっという間に体温を奪います。

そそくさと下山する私達。

111204_18                   イヤイヤ晴れてよかった。

登りはガスって見えなかった黒百合平も、帰りでははっきりと見えて。

111204_19                         黒百合ヒュッテさんとそのお庭たち、って感じね。

雪の付いた木々はすごく綺麗で

111204_19m

雪の付いた木道も、絵本に出てくる風景みたい。

111204_20

あっという間にテント場まで戻り、お茶でも飲もうか、と三人意気投合。
出発時間含め、この時間的余裕が八ヶ岳・北八ヶ岳の最大の長所だともおすけは思います。

クリスマスチックな風景だなぁ、と私。

111204_21

あ。

こんな景色が似合うのは、この方しかおりませんね。

111204_22                                  今回、ようやく登場。

お茶を準備している間、さぶちゃんがこんないたづらを。

111204_23                                 さぶのやつめ。

なら、こうしてやる。

111204_24                           いい湯だな、ハハン♪

 
ピークハントを終え、下山前に一杯のコーヒー。
これって何だか、すごく贅沢な時間です。

何やらこの時、オトコのロマンについて語らっていた二人。と、もんきち先生。

111204_25                    さぶがオトコのロマンを語らってもなぁ・・・・と、先生。

この後、三人は無事に下山。

 111204_27                      すっかり頼もしくなった二人の後姿。

東京方面からやってきたと言う大学生の二人組を駅まで乗せて行ってあげた後、お約束のコレ↓

111204_28_2                    最近、温泉&お蕎麦が定番です。

年末年始の予定を決めた後、三人は解散。
初日の雨を忘れるくらい、今回もとっても楽しい山行でした。

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2011年12月14日 (水)

【もおすけ日記】12月・雪のテン泊天狗岳・2

朝、仕事に行こうと急いで車に駆け込むと。
フロントガラスはこんな感じ。

111207_                  全くもって見えません。

雪が降らなくとも、霜が降りればこの通り。
暫くは動けません。
ああ、雪国だなぁ(これもまた嬉し)。

そんなわけで、寒いのが大嫌いなくせに雪が大好きもおすけの天狗岳登山報告・2でございます。

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リンちゃんが到着して、雨風も弱まったところで出発です。
(私はあのひどいパッキングのまま出発だ)

前を行く兄ちゃん&弟コンビ。
すっかり逞しくなっちゃってもう。

111203_1                    この夏で兄は体力がつき、弟は悪天候に慣れました。

標高1200mの渋の湯温泉の登山口にも拘らず、雪は全くなし。
昨夜降った雪さえも明け方の雨ですっかり溶けていた上に、水際に氷さえ張っていない。
去年の11月の八ヶ岳縦走の時よりも、今年はずっと暖かい。

今回は珍しくリンちゃんが先頭(やる気なしのワタクシは、だらだら歩き)。

111203_2                     お二人早くこっちに来ナサイ。

あ、ちなみに皆さん。
リンちゃんはPC圏外(パソコンがない)場所での勤務先に移動のため、
暫く雲丹蔵日記の更新はお休みのようです。
ウニちゃんに変わって報告。

話を戻して。

標高が1800mを越えた辺りから、ようやく雪が少しだけ。
でも足元はぬかるんでいて、岩の上はとても滑る。
歩きにくいなぁ、とウニゾウ。

111203_3                     ホグロフスのザックカバーはカブトムシを彷彿させます。

もうちょっとかなー、と言いながらもなかなか着かない。
三人の時計の標高からしても、とっくに着いていいはずだが。

『まだかなぁ、黒百合ヒュッテ』とカブトムシ。

111203_4                         早く宴会やりたいよ。

そう。
今回、何処に行くか何をするかとチャットメールしていたら、さぶちゃんが一言

さ:『忘年会だね。』

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忘年会。

アルコールの匂いプンプン漂うこの単語だけで、三人はすっかりやられてしまった。

『ご馳走担いで宴会だ。』

天気予報もいまいちだから、天気悪かったらテントで宴会してお酒飲めたらいいや。
私は美味しいコーヒーとスィーツが堪能できればそれだけでいいや、って感じで
どちらかと言うとピークメインじゃなくて宴会メインの気持ちで登っていたのだ。

早く着いてテント設営して忘年会。
お昼ご飯っていうより、とりあえずアルコールだよね。
そんな会話をしながら、だらだらとした樹林帯を登る。

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やた。
着いた。

ようやく黒百合ヒュッテさんが見えました。

111203_5                                   カブトムシ、巣に到着。

樹林帯を抜け、開けたここには強い風が吹いていました。
温かそうな黒百合さんの休憩室。

111203_6

ここでぬくーーと温まりたい所ですが、飲食を購入しない場合は有料なので今回は見るだけ。
受付を済ませ、とにかくテント設営です。

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とりあえずテントだけ持って行こうとテント場へ。

ところが、風が強すぎてペグを打ち込んでも飛ばされそうな勢いです。

も:『さぶちゃん。私ザックを持って来てテント建てたら飛ばされないよう中に入れるから
   ちょっとテント持っといて。』

と、さぶちゃんに頼んで、雪が溶けたグチャグチャの道をザックを取りに戻ります。

すると。

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さ:『あッ!!』

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振り返ってみれば、私のテントが!!

強風に煽られて、びゅうと空にふっ飛んでいるではないですかっ!
しかもフライヤーはバフバフと宙を舞い、ものすごい勢いで飛ばされています。

も:『うそーーーー!急げーーーーッ!』

もう私とさぶちゃん、大慌てで転がって行くテントと辛うじて木に引っかかったフライヤーを
押さえに走り飛びます。

さ:『平地じゃなかったら、あっという間に帰らぬものとなっていたよな。』

と笑いながらさぶちゃん。

も:『笑い事じゃないよっ!ちゃんと持っててって言ったじゃん!』

と私。

そして一番ひどいのは、自分のテント設営を黙々とこなし、手を離さなかったこの人だ。

003llm                        ニヤリと笑い、この一言を放つオトコ。悪魔だ。        

何を隠そう、彼は残雪の涸沢ヒュッテでドマドーム1を吹き飛ばされ、
テントはコロンコロンと、あの谷筋に転がした人である。

も:『わかりたくないよ、そんなもん!リンちゃんも助けてよ。』

そんな人生の辛酸を舐めた彼の今日のテントはエスパースのマキシムエックス。
一人で過酷な状況で設営するには、シングルウォールと耐久性の面からも
このエスパースはかなり欲しくなりました。

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思わぬハプニングがありつつも、なんとかテント設営。
二人はビールや熱燗でおでんや団子スープをつまみに、私はいつもの鍋焼きうどんと
カフェ・オ・レでスィーツタイム。

さぶちゃんの無駄に広い3人用テントは、宴会仕様としては最適な空間なのでした。

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2011年12月12日 (月)

【もおすけ日記】12月雪のテン泊天狗岳・1

そして深夜に。
皆様こんばんにゃ、お菓子パクパクもおすけです。

ああこんな夜中にダメ人間。
お菓子が止まりません。

そんな事はどうでもよくって。

先日の野沢菜漬け。

パソコンで調べたら、やっぱり重石がいる様で その量なんと野沢菜の二倍。

10kg漬けたから・・・

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20kg!

20キロと言われて、一番に浮かんだのが『テン泊山行の大型ザック』だ。
でも下手してザックのお尻がお醤油まみれになったりしちゃってもまずいし、かと言って
うちに20キロの重石になるものなんてない・・・

と思っていたら。

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あった、あった!

ありましたッ!

素敵な重石が。
これぞまさに雪国のお漬物の風景だ。

 111207_3                        題して『タイヤ漬け』。夏タイヤの素敵な活用法。

浸かり具合はこれいかに。
近日ご報告しますので、お楽しみに。

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2011年 12月3日

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タイヤや野沢菜と戯れているばかりではありません。

満を持しての雪山山行です。

場所はりんちゃんの夜勤明けと言うことも考慮して、気軽に集合できる北八ヶ岳。
天狗岳でございます。

3日の夜に、諏訪インター出口でさぶちゃんと集合して登山口の渋の湯温泉まで。
ここで軽く仮眠を取って、7時に起きようと思ったら起きたのは八時でした。

で、もの凄い雨と風。

もう一気にやる気が失せる私です。

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も:『どうする?すごい雨と風だよ。こんなんで登ったって、ちっとも楽しくないよ。』

さ:『高見石~ニュウを回って、黒百合ヒュッテでリンちゃんと合流と思っていたけど、
   これならここでリンちゃんの到着を待って、3人で直にヒュッテでもいいよね。』

も:『うん。そうだね。』

さ:『て言うかさ、オレここで温泉&素泊まりでここで宴会でもいいよー。』

も:『素泊まりするくらいなら、車中泊&車内宴会でいいよー。』

もうふたりしてやる気なしなしモードである。
特に私のぐうたらっぷりはすごい。

さ:『しろぷーってさ、やる気あるんだかないんだか わかんないよな。』

そう。
基本お山大好き人間なのだが、天候やコンディションが悪いと途端にやる気が失せるのだ。
そのトーンダウンたるや凄まじい。
本当に同一人物とは思えないくらいだ。

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朝ご飯のパンをもぐもぐと食べ、後部座席でグーグー寝る。

お昼に起きて、行動食になるはずだったパンを再び、もぐもぐもぐ。

今度はだらだらだら。

そうこうしているうちに、夜勤明けのリンちゃんが到着。
雨はかなり弱くなっていました。

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ちぇっ。

行くのか。
だるいなー。

などと、とても昨日までは“ひゃっほう♪”とか言っていた人とは思えないことを思いながら
パッキング。

Dsc07409                         やる気のなさ全開モードのパッキング。
さぶちゃんに呆れられた程でした。

続く。

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2011年12月10日 (土)

【もおすけ日記】自家製のアレ作りに挑戦!

朝、窓からの景色を見て母に電話。

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も:『あ、お母さん?もおすけ。あのね、もぐもぐ今日すごいんだよ。』

母:『何?雪でも降ったの?』

も:『そう!すごいんだよ、一面の雪景色だよもぐもぐ。』

母:『へぇ。すごいなぁ。今日はこっちも寒いからね。運転気をつけなさいよ。』

も:『うん。あ、ご飯食べながらでごめんねもぐもぐ。』

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12月で、雪景色が見られるなんて、さすがは雪国だーー。
うれしいぞーー、かなり嬉しいぞーーーー。

雪が降ったり、霜柱が立ったり、水が凍ったり。
寒いのは大嫌いなんですが、そんな冬らしい光景は大好きです。

初めての雪国で迎える生活。
わくわくのもおすけ。

こんな事にもチャレンジしてみました。

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2011年 12月4日

職場のチエさんお薦めのレシピを教えていただいたので、この日は朝から買出しに。
目指すはファーマーズガーデン。
この日、スタッドレスタイヤと共に買ってきたのは、信州らしいコレ↓

111207_4                             ダンボールからあふれ出る青菜。

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そう、信州名産『野沢菜』です!
野沢菜漬けって、買うものだとばかり思っていましたが『絶対、失敗がないから。』と言うレシピを教わり
ここは一つ信州人らしく自家製の野沢菜漬けを作ろうじゃないか、というワケです。

横から見ると、この葉の凄さがわかるかな?

111207_5                               さながらプチジャングル。

ついでに、こんなものも買ってしまいました。

111207_6                    信州と言えばりんごよね。一人暮らしなのに何故か15個。

どうも私は、買い物となると気が大きくなる傾向がある(これも母譲り)。

まあいい(もう買っちゃったし)。

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まずは、野沢菜を洗います。
こちらは、なんと10kg
ケイちゃんや、チエさんの倍の量です。

帰宅途中、『ちょっと調子に乗りすぎた?』と後部座席でワッサワッサ言ってる野沢菜を聞きながら
若干 反省の余地があるのか、いやいや漬けたらカサが減るからこれで正解か?などと少々不安になりながら帰ってきました。

で、流しに置いてみて笑いました。

皆さん。

野沢菜って小松菜のちょっと大きいの、位に思っていませんか?
いえいえ、こんなに大きいんです。

 111207_8                 私が漬物の王者よとばかりに流し台から溢れ出る野沢菜。でかーーー。

そう。
そして紐を解いたら、10kg分の野沢菜は半端じゃない量だった。
これを一枚一枚、丁寧に泥を落としながら洗っていく。

ああ大変。

そして軸を落とし、野沢菜の準備は完成。

111207_9                  もっさりと。水切りに収まり切らない菜っ葉(足元には、この10倍)。

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お次は、漬け液作りに取り掛かりましょう。

まず、からし粉100gをお水で溶く。

そして気付く。
こんな量、溶いたことない。
ましてや私、カラシ苦手なのにさ。

次にお酢を入れる。

111207_10                       この時点で既に鼻がツンツンして涙。

そして砂糖を投入。

111207_11                ビジュアル的に上と変わり映えしませんが、これはキビ砂糖です。

そして、お醤油。なんと一升瓶丸ごと一本!

111207_12                    ドドドドドー。人生で一度にこんなにお醤油入れたことない。

そしてこれは、もおすけアレンジですが。

刻み昆布も少し。
これで美味しくなってるといいなーーー。

で、これらをゴムベラで混ぜ混ぜして、袋に入れた野沢菜の上からザーッとかけます。

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いやもう、自分でも豪快だと思います。
10キロも漬ければ、軽く漬物屋さん気分が味わえます。

空気を抜いて、固く封をしてダンボールに入れて。
普通のお家ならプラスチックの漬物樽に入れるのですが、
『来年も漬けるかわかんないし、保管場所に困るし。』ってことでダンボール。
経済的です。

111207_13                       ワッサワッサ洗ってドバドバ入れた割には綺麗な仕上がり。

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これで10日もすれば、浅漬けの完成です。
野沢菜は徐々に漬かっていき、3月頃までもつそうです。
そして浸かり過ぎて、ちょっと酸っぱくなったり辛くなったものは
おやきの具にしたり、チャーハンの具にしてもよいとか。

う~ん、夢が広がるなぁ。

漬け終わってから、嬉々として母に報告。

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も:『うまく出来たら送るからねー。楽しみにしててねー。』

と言ったら、あっさりと一言、

母:『あんた、最初からそんなに作って失敗したらどうするの。』

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・・・・・。

うーん、失敗するなんて考えてもみなかった。

そう言われて、まずかったらどうしよう、と一瞬考えてはみたものの、
最初に失敗するイメージなんて沸きもしなかったから
きっと美味しく浸かるのだろう(かなり強気)。

そしてうまくいったら姉と妹にも送る約束をしているので、きっとあっという間になくなるだろう。

も:『あともう5kg、漬けとこうかな。』

と一瞬頭をよぎったが、これはちょっと怖いのでまずはお試し(既にお試しの量じゃないけど)。

今から漬け上がりが楽しみなもおすけです。

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こちらも我が家の一番の大鍋で作りました。

111207_7                    大量のりんごジャム。これは職場の人におすそ分け。

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2011年12月 9日 (金)

【もおすけ日記】今日の松本は雪景色!

昨日、かっちゃんからメール。

もともと誤字の多い彼のメールですが、まあ内容がわかればいいかと思っていたのですが。

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か:『16日、アイスクライミング行くよね。装備のチェックするけど明日、猛介時間ある?』

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“猛介”は明らかに故意だな?
の、もおすけです。皆様おひさ。

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くそぅ。

こんな当て字をつけられるとは。
そのうち“猛介”で検索されるようになったらどうしよう。
もはやそうなると名実共にオンナじゃなくなってくる気がします。
若干の危険。

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2011年 12月9日

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今朝。

『今日も北アルプスは見えるかなー?』と、カーテンを開けると。

うわっ!

こんな景色でした。

111207_1                             本邦初公開。うちの裏山。

出勤途中で、我が家を撮影。

111207_2                             あそこらへんです。うちんちは。

じつはこの雪景色。
2日の日に続いて二回目です。

12月に雪景色が見られるなんて。雪国っていいなぁ。
スキーシーズンも、すごく間近に感じます。

でもって、ブログ更新をしていない間にもおすけは何をしていたかって言いますと。

雪国・信州ならではのアレを作っておりました!

アレですよ、アレ。

それは今夜ご報告(必ず)。

今夜の更新をお楽しみに。
仕事前のもおすけでした。

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