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2012年9月

2012年9月19日 (水)

【もおすけ日記】オンナ一人でテン泊大キレット2

そこかしこで『ブログ辞めちゃうの?』って言われるもおすけです。
皆様おぱようございます。

先日は石川からお店に来てくださったOさんや。
各地にいる友人や山友達。
果ては、さぶちゃんのお姉さんまでも。

いやもう 山に登るのが忙しくって。

なんと本日、7月以来ひっさびさの休日に家におります。

いやーーー、仕事終わって翌日早起きしなくていいなんて。
と言いつつも、今朝も5時に起きて天候チェック→天候いまいちなので山登り取り止めたんですけどね。

そんなわけで本日は、見て見ぬ振りをして溜まりに溜まった用事をこなさなければいけません。

まずは“ソロでテン泊大キレット”2の報告から致しましょう。
(お洗濯はその後ね。)

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2012年 8月4日

いえね。

『ごぼう抜き』って言ったって。

正直、自慢でも何でもないんですわ。

私の周りには、空木岳を5時間半で往復するフクちゃんとか、
大きなトレランの大会で10位台に入るイリキャンとか、
膝上の雪を戦車のごとく雪煙上げてラッセルするナカジーとか
私より10センチもちびっ子なのに、パワフルに冒険するチエゾウとか。
つわもの共に囲まれているので、凄くもなんともない。
おやびんなんて、その最高峰にいるわけだし。
経験も知識も少ない私なんて、まだまだひよっ子なんですわ。

急いで上がった理由はひとつ、『こんな時間にこんな所で、南岳小屋まで目指している人はいないダロウ。』
と言う焦り以外に何ものでもございません。

ああ二時間の寝坊が悔やまれる。
早起きして5時に出発できていたら、梓川上流の景色も堪能しながら登れたのに。
一ノ俣辺りでSさんと会った後も、ズンズンズン。

ひょっこり槍沢ロッジの前に出ました。

120804_3                       とても綺麗な外観でした。

小屋の前には、真夏の暑さから体を休める人達で賑わっていました。
もおすけ、ここで大好きなカ~ルを食べて小休止。
しばらくするとSさんも到着。
二人で休憩しながらおしゃべりしました。

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こんな所で知ってる人に会えて、お互い一人の心細さを払拭できて、ココロの充電200%。

さあ、私の方が行程は長いから頑張らなければ!

川沿いを登れば、次第に景色が開けてきました。

120804_4                           これぞ夏山!って風景。

ようやくこの日の行程の半分まで来た感じです。

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2012年9月16日 (日)

【もおすけ日記】オンナ一人でテン泊大キレット1

そんなわけでワタクシが、9月に入っても山にばっかり行っているもおすけです。
皆様おぱようございます。

ええ。

すべての休日は山に行っておりますので、部屋の中は荒れています。
テントの中の方が、よっぽど片付いております。

そんなもおすけが送るこの夏の最大イベント・オンナ一人で挑む“ソロでテン泊大キレット”の報告でございます。

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2012年 8月4日 快晴

前日は0時過ぎに寝る。
起床時間はAM3:50分。始発のAM5:00上高地着のバスに乗るためだ。

ところがどっこい、目覚めてびっくり。

翌朝の時計はAM5:12分だった。

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本当なら、この大キレットはたかちゃんと行く予定だった。

たかちゃんは関西の山友達、初めて私がテントを担いでの縦走・屋久島縦走を誘った時に
二つ返事で乗ってくれた友人である。
しかも岩場が大得意。

た:『落ちる気がせぇへん。』

と給った心強い友人なのだ。

そのたかちゃんが、直前で足の故障でキャンセル。
さぶちゃん、さっちゃん、もっち。
誰を誘っても、都合は合わない。
しかも日程は、混み合う土~月曜日。
睡眠不足必至の小屋泊は考えられない。

ならば!

テント担いで行こうじゃあないの。
一人で大キレット通過してみようじゃあないの。

大の高所恐怖症のもおすけが一大決心。
この夏の最大イベントとなりました。

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行く前は、そりゃもぅ大騒ぎ。

登攀ガイドのなかじーやふくちゃんを捕まえては、『ねえねえ、私の実力でいけるかな。大丈夫?』と
質問攻め。
私の尊敬するチエさんには『もおすけなら行けると思うけど、小屋泊の方がいいんじゃない?』とアドバイスを頂く。

ほんとに?

自分では行ける気が全くしてないんだけど(だから怖くて仕方がない)。

荷物は確かにそうなんだよねー。少しでも軽い方がいい。

でも、寝れないのが一番つらいんだよね。

極めつけはうちのおやびん。

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お:『そりゃ荷物は軽い方がいいけど。まあ鎖や足場はしっかりしてるし。でも40Lのザックに収められないなら行くな!』

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ときっぱり。

おおッ。

二泊三日のテント泊で40Lザックですかー。
もちろん外付けは危ないから禁止です。

で、荷物はここまで軽量化しました。

・コッヘルは軽量タイプのアルミ鍋で。
・防寒着(上)はダウンジャケットの他に、フリース→ウィンドストッパーのベストへ。
・防寒着(下)は、ダウンパンツ→ウールタイツに。
・シュラフマットはロールマット→エアマットへ。
・銀マット・虫刺され薬・余分な調味料のカット、非常用ロウソク・ライターは二つ→一つへ。

・代わりにヘルメット(軽量タイプ)、ストックを1本。

重量もそうだが、嵩を減らしたいというのも大きかった(でないとザックに入らない)。

これでギリギリ40Lの中に収めました。

で、冒頭の寝坊である。

なんてこったい。

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も:『ひ~え~、こんな時に寝坊するなんて!』

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家を飛び出し、車も飛ばす。
幸い沢渡の駐車場に車を止めて、すぐに来たバスに飛び乗る。

AM6:45. 上高地スタート。

1時間45分遅れのスタート。

本日目指すは南岳小屋。
コースタイムで9時間30分。

ところが、お馬鹿なもおすけ。
いつもの横尾までの道は時間がわかるから、と前日、横尾から先のコースタイムを計算していた。

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も:『ふぅん、7時間弱かぁ。 あれ?じゃあ楽勝じゃない?』

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楽勝じゃあない。

歩き始めて地図で確認して、横尾までの3時間を足し忘れている事に気がついた。

真夏の登りの9時間半。
しかも私、8月の高山なんて登った事ない事に、今頃になって気がついた。
だって山小屋にいたんだもん(働いてたんだもん)。登れるわけがない。

とにかくバテない程度に、でも急ぎ足で。
元・山小屋スタッフとしては、遅くとも何としてでも15時台に着かなければ!

一応写真は撮ってみる。
嗚呼 朝日が綺麗よね。
120804_                               しみじみ感じる余裕はないけれど。

先月歩いた前穂・北尾根。
今日も綺麗。

120804_1                 大丈夫、あそこも渡り切ったんだから(でも命綱ついてた)。

さぶちゃんがよく言う“登りで使いたくないルート”槍沢も、もおすけ初体験。

120804_2                                    そう?綺麗でいい所じゃない。

ここまでズンズンズンズン

休憩も取らず、ゴボウ抜き。でも疲れもなし!
そしてここで、お店の常連さん・Sサンにばったり遭遇。

も:『こんにちは!』

と言うものの、Sさんは『誰?この人。』顔だ。
それもそうだろう。私はいつものフェイスカバーにサングラス&帽子の“テロリスト状態”だ。

も:『あー、ほら、私○○店の…』

と、装備を外すとSさんも驚いて笑顔になった。

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聞けばSさんも私と同じく友達がキャンセルとなって、一人で槍ヶ岳にトライとなったとか。

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S:『出来れば頑張って、槍ヶ岳山荘まで行きたいんですけど・・・。』

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考えることは同じだった。

互いに話し合いながら登れる余裕はなく、挨拶をして私が先を急ぐ。
私以外にも、一人で未開の分野にチャレンジする人がいるのか。
そんな存在を知っただけでも、嬉しくて頑張れる気がした。

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2012年9月11日 (火)

【もおすけ日記】大キレット越えの為に・小川山クライミング2

先日のヴァリエーションルート山行の帰りの写真。

もんきち先生とさぶちゃんの似ている所に気がつきました。

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N                         耳がお揃いだな、さぶ。

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普段さぶちゃんは、髪の毛が長いので気がつきませんでした。
ちなみに私の耳はと言うと、外国人に『ピクシー(妖精)みたいだ。』と言われて
初めて上が尖っていることに気がつきました。
先生とお揃いじゃなくて、残念。

そんな妖精って言うよりデビルに近いもおすけが送る、小川山クライミング2でございます。

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おやびんの愛のムチ。

下りは下でロープを緩めて足を張りながら降りてくるのですが。
おやびんのロープを出すスピードが速い速い。

岩の上で小走りのように駆け下りる形となります。

120728_11                                怖いッたらありゃしない。

も:『もっとゆっくり降ろしてよー!』

お:『ゆっくり降ろしてるだろー!?こんなの凄いゆっくりだよ。』

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皆さん、彼は嘘つきです。

速いのなんの。
サワックスさんに比べて、この雑な扱い。

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も:『速いんだってば!ギャーーー、怖いーーー!アタシが速いって言ってんだから速いんだってば!
   もっとゆっくり降ろしなさいよッ!!』

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偉そう千万。

私の罵倒が小川山に響き、サワックスさんは下でゲラゲラ笑っている。
でもほんとに怖いのだ。

皆さんに言っておきましょう。
技術はピカイチですが、スパルタガイドです(特に私に)。

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ガ:『大丈夫ですかー?ハイ、次はゆっくりここに足を置いて下さいねー。』

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なんて言う時間は1ミクロンもございませんが、
自分の技術と精神力を鍛えたい方には、もってこいです。

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■時たま面白い おやびんブログ

http://blogs.yahoo.co.jp/hgtcw843/36047289.html

ガイドのご予約の際には『もおすけブログから来ました。』とお伝えください。

割引料金にはなりませんが、たっぷりレッスンしてくれるでしょう(と無責任な私。)

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場所を移動して、まだまだ登る登る。
今度は、おやびん・もおすけ・サワックスさんの順で。

上から見下ろすだけでコワーーー。

120728_5                         母が見たら『早く降りなさい!』と怒りそうな風景。

いつも登って振り返って思う。
すごいトコ登っているのね。
(これでも初心者コースだが。)

120728_6

ここをビレイするおやびん。
相変わらずの肩幅だ。

120728_7                                   おーい、来てるかー。


そういえば、おやびんと私は従兄妹だが、私よりさぶちゃんの方がおやびんと似ている。
身長とか面長の顔とか、肩幅の広い所や手のひらが大きいのに指がやたら短いトコとか。

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さ:『いやー、実は従兄弟なんっスわ。』

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と、さぶちゃんが言った方が私より周りは納得しそうな程だ。
やっぱり似たもん同士が集まるのね。

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閑話休題。

サワックスさんも登ってきました。

120728_8                                   ハードだよーー。

ホイ、続いてもう1ピッチ。

120728_8m                                 高いですー、掴むトコないですー。

で、登ったら降りる。
下降の準備をするおやびん。

120728_9                        最近、ブログのアクセス数が増えてるのは何故だ?

岩の上のおやびんは、忍者のように素早いです。

120728_12                                        しゅるるるるー。

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纏足(てんそく)の様な、きついクライミングシューズに泣かされながら
下り道で、滑って木にスネをぶつけながらも無事生還。

初の外岩は最高に楽しかったです。

車に戻るとマンモーさんは青空の中、散歩をしておられました。

120728_13                        もおすけ、今日も楽しかったね。

うん。
おやびん、また受講させてね(次回こそお手柔らかに)。

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2012年9月 8日 (土)

【もおすけ日記】大キレット越えの為に・小川山クライミング1

そんなわけでワタクシが、昨日とある鏡池で向こうに見える大キレットを見ながら
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『あの大キレットをさぁ、女で一人でテント担いで越えた40代のおばちゃんがいたんだって。』
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と、話していたアフロのお兄さんカップルの台詞に思わず
『え、それ、アタシの事?』
と、突っ込み入れそうになったもおすけです。
皆様おぱようございます。

オンナで・ソロで・テント担いで・大キレット越えする・40代、って
個々の該当者ならたくさん居ますが、↑全部を満たした該当者って実際一割もいないと思うんですよ。ええ。
もおすけ以外の女性だったら、ぜひともお友達になりたいとも思います。

あれってアタシのことだったのかなー。

聞けばよかった。

そんな稀有な存在(つうか物好き)のもおすけが送る、大キレット越えの為のトレーニング

小川山クライミングでございます。

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2012年 7月某日

おやびんに、『初心者向けのクライミングレッスンやるんだけど、受けるか?』
と、聞かれ、『ウィ。』と答える。

場所は、クライミングのメッカ・小川山。
今日はいつものオフでなく、おやびんお仕事での岩登りです(なので私も今日は受講生)。
私にとっては、安全な状態(ロープがついてる)で、危険な所をいっぱい登っておけば
大キレットもそんなに怖くなく通過できるんじゃないか、という思いで参加。

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さ:『アンタの場合、要はメンタル面。』

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とさぶちゃんに言われるとおり、私の場合、技術云々よりメンタル面が問題なのだ(高所恐怖症だし)。
よおし、ならば経験を積んでつおくなるぞ!


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この日のレッスンは、サワックスさんと二人。
彼女もクライミングを始めて間もない女性です。
おかしかったのが、なんでおやびんにガイドを依頼したかって聞いたら、

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さ:『他のガイドさんにお願いした事も何度かあるんですが、私にはこの位スパルタな人の方が
   いいかなと思って。』

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爆笑。
おやびんてば、オフの身内との岩登りだけじゃなく、仕事でもやっぱりスパルタなのねー。
でも、彼は言う。

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お:『丁寧に手や足の置き場を教えてあげる人もいるけど、オレはそれがいいとは思わない。
   それだとガイドと一緒だと登れるけど、自分達で行った時いつまでたっても登れないから。』

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ほほぅ。
なるほど一理ある。

この台詞を後に実感するとはこの時、思いもしなかったのだが。

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まずはサワックスさんが、登る。
続いてもおすけ。
ここは、ほんとに初心者向けの岩。
たくさんのグループが登っていました。

岩陰で日に焼けないかな~と思いきや、思いっきり日がかかる。
急遽、車に積んでいた街用のお洒落帽子(でもうちのお店で買ったやつだけど)をかぶって登る。
なんだか近所のスーパーに買い物に行く格好みたいだ。

120728_                           そうなの、ツルヤさんに低温殺菌牛乳を買いに。

コンクリートで塗り固めたみたいな一枚岩。
手の掛け場を探して登ります。

120728_2                            早く行かないと、売り切れちゃう~。

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無事に上までたどり着いて、振り向けば下はこんな感じ。

120728_3                    必死だったから気付かなかったけど結構登ってたのね。

横を見れば、この高度感。

120728_1                           実際は180度見渡せるから、もっとコワいです。

そしてロープを緩めてもらって下降。

120728_4                                   牛乳、売り切れちゃってたー。

オフでもオンでも、相変わらずのスパルタおやびん。
ここでも手厳しい愛のムチが飛びます。

続く

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