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2012年10月

2012年10月29日 (月)

【もおすけ日記】オンナ一人でテン泊大キレット8

早く。

早く書き上げないと。

の、もおすけです。今更ながらこんばんにゃ。

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ここまで来ると、一気に書き上げたい。
そしてさんぱちさんの山行記録と同時進行で書き進めたい。
そんな風に思っております。

そんなわけで、ようやく完結編に近づく、オンナ一人でテン泊大キレット・8でございます。

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大キレットの先にある、小さな小さな山小屋。
あれが目指す北穂小屋です。

120805_18                                    まだまだ小さなマッチ箱のよう。

時折、まだ遥か上に見える小屋を見ては『少しづつだけど近づいてきた!』と小さく喜びつつも
慎重に登る。

核心部は飛騨泣き。

飛騨側が怖くって泣きそうになるからか(もおすけみたいな人が)、
はたまた飛騨側から上高地側に風が乗っ越す時に、ビュウビュウと鳴く(泣く)からなのか。

どうしてそういう名前になったのかは知らないが、一番危険と言われている場所である。

でも、それでも登っていて楽しかった。

120805_6mmm_2                           岩場も堅いし、掴むトコもしっかりあるもんねー。

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あの滝谷のグラグラパラダイスに比べれば、

                                                                                  120805_6mmmm_2                                               楽チンじゃな~い。

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この天候なら、慎重に行けば大丈夫そうだぞ、と調子乗り。

                                           120805_6mmmmm                                             あらヨッと。

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こうして核心部にたどり着きました。


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飛騨泣き。

今ではこうして鎖の他に足場の鉄板までつけられていますが、何もない昔は

ここを通過するのは、本当に大変なことだったろうなぁと思います。

                 120805_19                         ハイ、皆様ご覧の通り怖いですすごいトコです~。

そんな足場&鎖に助けられて、もおすけ通過!

120805_20                             思いの他、怖くなく行けそうよ。

おっと用心。 調子乗るのが命取りだもんねー。

120805_21                        よいしょ、こらしょ。もおすけ気を緩めるな。

こう見えて慎重です。

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120805_22                                   おっと、足が挟まったか?

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ようやく核心は過ぎ、後ろの二人を撮る余裕ができました。
      

後続隊のMくん、Tくんも慎重に渡ります。                               

120805_23                               ね!?どっちから見ても怖いトコでしょ。


核心部を通過しても、鎖場&梯子の連続です。

120805_24                  『どんだけ登らせるねん!』って突っ込みたくなる位、登らされます。

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                  120805_26                   登っても登っても、待ち受ける鎖。悟りの境地に着きそうだ。

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そして振り返る度に、最高の稜線が視界に入る。

               120805_25                                             最高だー。

そう。

景色も最高。

そして今、ここを登っているこの時間こそが最高なのです。

前を見ても、後ろを振り返っても、絶景しかないこの世界。

登った者だけが感じる事の出来る、山と言う他の世界とは断絶された独特の世界に広がる風景。

あの高度感からのみ感じられる自然の力や美しさ。

出来る事なら皆と共感したい。
だから私は、皆を山に誘ってしまうのかもしれません。

そんな光景の中、登っていると件の滝谷主稜が顔を覗かせた。

120805_32                           ココ。ここの尖がった稜線を登りました。

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も:『実は先月さー、あのヴァリエーションルート行ったんだよね。浮石だらけで怖かったー。』

と言ったら後続隊、

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T&M:『・・・姉さんについて行きますっ!』

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って。

なぜ!?何故なんだ?どうして私はどこでも姉御キャラなのだろう。

どこでも吉本芸人よろしく『姉さん!(←しかもびっくりマーク付く感じ)』と呼ばれる。

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閑話休題。

ようやく北穂小屋の麓まで着くと、足元も緩やかになってきた。
長野県警のヘリが轟音を立てて飛んでいた。巡回かな。

120805_31                     この轟音は、いつも恐怖心も掻き立てる。

ヘリを眺める私。
120805_30                                      ようやく安堵の背中です。

さ、もうすぐ北穂小屋です。
ここまで来ると、嬉しさがこみ上げてきます。

120805_33               わぁーい、もうすぐ北穂だーー!おやつだご褒美だ乾杯だーーー!

最後の急登を登り切れば、北穂のテラスに到着です。

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北穂山荘に着けば。

まずはお約束の槍のポーズ!
後ろの大キレットから登って来ての北穂小屋は、また格別!!

             120805_27                                   よく頑張った!アタシ!

程なくして、同じ南岳小屋のテン場でニーモのテントで泊まっていたK君も到着。
四人で記念撮影をしました。

                    120805_29                          全員チーム三年生。初キレットよく頑張りました。

ここで皆でジュースで乾杯。
ラーメンを食べたり、おやつを食べたりで今後のコースを話し合いました。

 

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2012年10月28日 (日)

【もおすけ日記】オンナ一人でテン泊大キレット7

昨日からの二連休。
今日の雨を考慮して、燕岳への山行は取り止めに。
お蔭で昨日からまったりと言うよりも、ぐうたらになりつつあるもおすけです。

ダメだ。

家にいると、ついパクパク幸せな気持ちになってしまう美味しいものばかり食べてしまって
太ってしまう。

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ダメだダメだ!

これからの寒い季節、基本的にものぐさでインドア思考のワタクシですが(誰も信じてくれないけれど)
体に鞭打って外に出ないと!

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雪が降っても登りに行かないと!

ついつい外が寒いと

も:『あ~。家であったかい飲み物でも飲んで毛布に包まってぬくぬくしよ~♪』

とか思ってしまいがちですが、今年の冬も遊ばないと!

雪の中でもテント泊して、冬山もアイスクライミングもやらないと!!

と、自分に言い聞かせるぐうたらもおすけが送るソロでテン泊・大キレット7でございます。
(今日は久々の長編だよ。)

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2012年 8月5日

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早朝にドキドキで出発。
その写真を自分で見て思う。

も:『ヘルメットかぶると更におもちゃのロボチックね・・・。』

120805_2m                     グリコのおまけについてるよ。

ロボチックもおすけはいいとして。

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今からここを下って登るのかー。

120805_3                           朝焼けの大キレット。ぐぃーんと降りて登ってあっちまで。

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この日は、ありがたい事に無風。

ここは雨風強かったら相当危険だなー。
今日は快晴で風もない事に感謝しつつ、歩き始める。

120805_3m                       お山の神様も応援してくれてるなぁ。このお天気は。

まずは降りる。
ぐんぐん降りる。

あっという間にこの景色だ。

120805_4                         丸印と矢印を辿って降ります。

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日陰の飛騨側はいいけれど、上高地側なら早朝だろうが焼け放題。
そんなわけで、UVカスタムで大キレットに臨むもおすけ。

ウケなんぞ狙っておりません。

120805_5                                 本人は至って大真面目。

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進むべき先を見ると、眼下には小休止をする登山者の姿とこれから通る大キレットの全容が。

120805_6                          長い長い大キレット。その先には北穂高小屋。

できれば北穂の先、北穂~涸沢岳まで行き切ってしまいたい。
でも、欲張りは禁物。
まずは北穂小屋を目指そう。

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で、進み始めたら、もうこんな崖だ。

120805_6m                        ね?すごいでしょ、大キレットさんてば。

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容赦ナシ。

一歩でも蹴つまずこうものなら、一気に上高地まで行けそうです。
とにかく慎重に、慎重に。

120805_6mm                                     そろ~り、ソロソロ。

120805_13_2                                                                        左より右側(飛騨方面)を覗くとコワー。


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そしたら今度は登りが待っていました。

120805_6mm2                              最近、ワタクシこんなトコばっかりね。

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そう、一ヶ月前のおやびんとのヴァリエーションルートと言い、こういう岩稜帯ばかり登っています。

なもんだから、危険なところには全て鎖や鉄板が打たれている一般道のここ大キレットは、
前回の浮石パラダイスに比べれば、安全極まりない。
しかも岩場は全て堅いし、掴む所もしっかりある。

で、ここまではもおすけ、“楽しかった”。

意外な感想ですが、本当にそう思いました。

でも、油断大敵。
慢心が事故を起こすもんね。

まずは、目指すが長谷川ピーク。
もおすけが先頭で、ぐんぐん登ります。

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今回、ソロで大キレットに臨んだからには、きちんと自分ひとりで登らなければ。
いつものように、危険なトコだけさぶちゃんの後ろを付いて行ってる様ではいけない。

そう思って、今回は偶然にも登山暦三年目の“チーム三年生”のT君・M君と一緒に行く事となったが
ここは人の後ろを付いて行かず、先頭で行かなければ。

そう思ってもおすけ、先頭で恐る恐る進んで行ったが。

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あれ、大キレット楽しいぞ。

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想像以上に楽しく長谷川ピークまで登れました。
ここまで足が震えてガタつく事もなし。
これも全ておやびんのお蔭ねー。

で、記念撮影。
こういう岩稜帯は初めてというMくん。
やっぱり岩と男子は画になりますな。

120805_7                          ここからこの景色を見れるなんて格別。


裏銀座をバックに、もおすけも撮って頂きました。

120805_8                   いやもぅ朝日がまぶしくって。それにしてもHピーク最高ね。

ガッツポーズのTくん&Mくん。

120805_9                             朝日をバックに頼もしいぞ。

来し方を振り返る。
120805_10                      目の前の岩に夢中だったけど、もうこんなに来たのね。

で、向かうは北穂小屋。

120805_11                                  でもまだあんなに上だーーー。

Hピークで小休止を取って水分補給をした後は、再び前に進みます。

またあっさりと、こんな鎖場の連続。

120805_12                              いやはや、最高のお天気でよかった。

で、ほぅら すぐこんな景色だもの。

                      120805_13m                     足元から真下に向かって、この光景が広がるのよねー。

それでも何故か、この日はずっと楽しかった。
思えばこの日まで、あんまり心配して怖がっていたから きっとご先祖様が心配して
もおすけについていてくれたのだろう。
本当にそう思う。

遠くに見えていた北穂小屋が、真上に見えてくる様になった。

120805_15                                                                                    お山の上の小さなマッチ箱。

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それでもまだまだ道のりは遠い。
大キレットの核心部“飛騨泣き”が待っているのだ。

そう思いつつも、ここまで来てようやく花の写真を撮る余裕が出来た。

120805_16                                  イワギキョウさん、こんにちは。

などと思いながら登っていくと、A沢のコルに到着。
この鞍部で、おやつを食べようと小休止。
南岳小屋からずっと緊張の連続なのだ。
甘いものが嬉しかった。

120805_17                                   わかりやすい案内岩。

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2012年10月25日 (木)

【もおすけ日記】オンナ一人でテン泊大キレット6

寒い。

信州はもう寒い。

でも、そんな中一人半袖で出勤したら他のスタッフは全員重ね着していた。
いや一応私もウールTシャツだったんだけどさ。
全員に『それはないです。』と言われてしまったもおすけです、皆様おぱようございます。

こうなると途端に忙しくなってきます。
実家の母に頼まれているりんごを送らなきゃいけないし、その頃には野沢菜も漬けなきゃならない。

もちろん山にも登らなきゃいけないし。

嗚呼忙しい。
信州に来てからというもの、遊び中心に人生が回っていて忙しいのなんの。
その合間に(!?)仕事もしなくちゃいけないし、保存食とかも作らなきゃいけない。

嗚呼忙しい。
やかましいとはわかっていても、自分がもう一人欲しい。
(周りは大迷惑だろうけど)

そんなもおすけが送る、小刻みと言うよりこま切れ更新の ソロでテン泊・大キレット6でございます。

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2012年 8月5日

風のない穏やかで暖かい夜だった。
持ってきたダウンパンツはおろか、ダウンジャケットも要らないくらいシュラフの中は暖かかった。
でも、やはり今日の行程が心配で、夜中に何度か起きた。

隣の山岳会は、4時過ぎに出発だ。
あまり薄暗い中、大キレットを通過するのも危険だと思い、日の出を待って出る事にしよう。

南岳小屋から上高地側方面を見れば、槍方面へ向かう人達のシルエットが。

120805_                                            これから槍方面に行く人はいいよねー(緊張しないもん)。


そして遠くに富士山も。

120805_1                     くっきり見えてめでたい感じ、とゲンを担ぐ。そして緊張。

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テントを撤収している時、近くにいたソロ軍団の皆様に声を掛け合う。
話せば皆、大キレット方面に向かうとか。
しかも皆初めてのコース。
ならば一緒に行きましょう、と言う事になって日の出を待って出発となりました。

さっそく写真を撮って頂く。
120805_2                       笑顔だけど、既にいっぱいいっぱいだ。

 今からもすけ、この後ろを下って登ります!

さあ、ドキドキの大キレットがいよいよ始まります!

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2012年10月15日 (月)

【もおすけ日記】オンナ一人でテン泊大キレット5

今日は、お店のスタッフの女子でお食事を頂いて来ました。
と、極めて普通の書き出しで始まるもおすけです。皆様こんばんにゃ。

書きたい事がいっぱいあるのに、更新が追いつかない。
嗚呼 早く頑張らなければ。

そんなこんなの大キレット報告・5です。

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2012年 8月4日 16時。

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テントの中で寝転がる。

朝の快晴から徐々に雲が増えてきて、今じゃあっという間にテントは雲の中に包まれてしまった。

水分の多い霧。
一気に体も冷えてくる。
横着せずに体の汗を拭き、着替えて夕食の準備に取り掛かる。
いつもは担ぐ生野菜も、今回はなし。
でもパワーをつけるために豚肉だけは持ってきた。

本日は、岳食の餅入りわかめうどん。
出来上がる頃に霧も晴れてきたので、外のテーブルで食べる。

120804_8                      頑張ったもおすけに、ご褒美のおうどん。


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流石に大キレットに一番近い山小屋。

皆さん山慣れた風情の方ばかりで、ビール片手に地図を見ているお兄さんや
賑やかに夕食をとる山岳会の団体の皆さん、ここにくるのは何度目だ等と話し合っているソロのおじさん達。
そんな中にド素人&高所恐怖症のもおすけが一人。

ご飯を食べ終わる頃、西の空も開けて来た。
私も空を眺めていると、傍にいた関西からいらっしゃったと言う4人組のパーティさんと仲良しになる。
立ち話で盛り上がり、小屋の中で一緒に飲もうと言う事になって私も混ぜていただく事になりました。

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Hさんたち4人組は、西穂山荘からジャンダルム越えしてここ南岳小屋まで来たとか。

すごい、すご過ぎる。
大キレットや涸沢岳の状況などを教えてもらいながら、いろんな話に花が咲く。
嗚呼、明日大キレット越えがなければもっとお話したいのに。
それでも楽しくお話できたお蔭で、多少の緊張感と恐怖心は和らいだ。
明日は下山と言うHさん達から、余った食材まで頂いてテントに戻る。

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シュラフにもぐって目を閉じると。

普段は楽しみが減ってしまうので、見ることはない人様の山行記録のブログ写真などを見たら
怖くなってしまった前々日。

行くだけ行って、これ以上無理と思って引き返す時、怖くて引き返す事も出来なくなって
動けなくなってしまったらどうしよう。

いろんなことを想定していると、不安がこみ上げて来てなかなか寝付けなかった。

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2012年10月11日 (木)

【もおすけ日記】オンナ一人でテン泊大キレット4

先日から祝って頂いてばかりのもおすけです。皆様こんばんにゃ。

そう。
先日5日は、もおすけの誕生日。
おめでとうワタシ。
ありがとうアタシ。

そしてたくさんのメッセージやら、プレゼントを下さった皆様。
本当にありがとうございます。

こんなに沢山の方から祝っていただいて、もおすけ感激でございます。
で、もちろんお誕生日山行もして参りましたよ。

この報告はまた後日。

まずは大キレットの報告からですよね。
いい加減、書き上げないと。

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2012年 8月4日

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まずは天狗池を目指して登る登る。

多少のハイペースで登っても、足に疲れはなかったのだが
なんだか力が沸かなくなった。

大好きおやつのカ~ルとかパンとか食べているのに。
水分補給のヴァームウォーターも、脱水症状にならない様にこまめに摂っていたのに。

ところがこれがいけなかったのです。

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製薬会社に勤める薬剤師のワンちゃんと、看護師のかなちゃん。
二人が声を揃えて言っていたのが『ヴァームウォーター飲んで運動すると痩せる。』であった。

スポーツジムで運動前・中に、ヴァームを飲んで運動すると痩せる。
その台詞通りワンちゃんは驚くほど細くなっていた。

なら、ヴァーム飲んで山登ったら痩せられて脂肪の分が軽くなって更に軽く動ける!
一石二鳥じゃん!!

そう思った私は、ポカリやアクエリアスの代わりにいつもヴァームを飲んで登っていた。
実際、石の湯ロッジのイケダシェフのご馳走のお蔭で太り、前代未聞の数字をたたき出した私の体重も
この“ヴァーム&休日すべて登山”のお蔭で、この夏で5キロ痩せて10代の頃の体重&体脂肪に戻った。

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駄菓子菓子。

だがしかし。

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脂肪が付き過ぎている方には、急激な運動をすると膝や腰に負担がかかり過ぎるために
逆に体(特に関節)に負荷がかかりすぎてしまう場合があります。
そういう方には、この“ヴァーム&軽い運動で、まずダイエット”はお勧めなのですが・・・

正直、激しい運動量の登山時のドリンクには向いていませんでした。

まず、大量の汗をかくため、異常なまでの水分を必要とします。
常に給水できない環境&激しい発汗量の山には不向き。
加えて栄養補給をしなければならない登山に必要なカロリー・ナトリウム・カリウムなどは
ほかのスポーツ飲料と違って、殆ど入っていないに等しい含有量。
これまた激しい登山には栄養不足となってしまうのです。
つまりは本当にダイエットが目的な方に、お勧めの飲料だったのです。

そうとも知らず、この飲み物だけで“スポーツドリンク飲んでるから!”と思って
ガンガン登れていた私って・・・。
単純と言うか、なんと言うか。
スポーツドリンクのお蔭や!と思っていたパワーは、もともとの体力だったのね、と自分でも呆れてしまいました。

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そして季節は猛暑の8月。

標高1400m近くを一気に登り切ろうと急ぎ足。
カロリー不足でバテて当然だったのです。
視点がふらつく感じで、きっちり足元が見れない感じ。
気は張っているつもりでも、どうにも集中力が落ちているのを感じるのです。

も:『ああ、即効性のカロリー補給できるやつ…』

最高にのどが渇く午後の1時過ぎに、カロリーメイトをヴァームで流し込む。

天狗池は雪渓の下で見えず、槍の雄姿が写っているところを見ることは出来なかった。

それよりもこのふらつき。
さっきまで早足で登れていたのに、一段一段に力が入らない。

カロリーメイトをもう1ブロック。
ドライフルーツも食べる。
ああなんでこんな時にスナック菓子ばかりで、栄養価の高い行動食を持ってこなかったんだ。

ワタシのバカバカバカ。
いやいやうまい棒は美味しいんだけどさ。

などと、もう半分ワケわかんない思考回路で、それでも休まず登る。

どんなにフラフラでも足は止めない。

こんなにへばっても朦朧としても“遅く着いてはダメ!”とだけは脳は記憶しているのだ。

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途中、一瞬分岐で迷う。

そして更に登っていく。

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15:40分、ようやく南岳山頂に到着。
傍にいたおじさんに頼んでシャッターを押して頂く。

120804_6                                       えぇとポーズは… と思っているうちにシャッター切られました。

これで、何とか15時台に南岳小屋に着ける。
“絶対”と自分に課している“最悪でも15時台”にはなんとか間に合いそうで
ここにきてようやくこの日初めて、ゆっくり歩けた。

120804_7                                                                     かわいい南岳小屋さん。

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『遅くなってすみません!』と言いながら受け付けをお願いすると、小屋番さんはてっきり小屋泊だと思った様で
テントの受付をお願いすると、逆に拍子抜けしたようでした。

テント場は大小合わせて12~3張りほど。

ソロテントの塊に混ぜてもらってテントをササッと張って。

体を放る様にゴロンと横になる。

嗚呼、着いた。

初めてのエネルギー切れでバテて、一人なだけにフラついて思うように動けない自分に
不安にもなって、焦って疲れた。

結局コースタイムより1時間ショート。

もっと縮められるハズだったのに。

とは種々の自分のせい。

明日の大山行の予習のおさらいもしなくちゃいけないのに、とにかく今は体を休めたい。
冷えかかった南岳の風を受けながら、着替えもせずに仰向けになって寝転がった。

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2012年10月 1日 (月)

【もおすけ日記】オンナ一人でテン泊大キレット3

皆さんご存知でしたか?
ブログ更新をずっとサボって、忘れた頃に更新する事を“しろぷー現象”と言うそうですよ!?
皆様こんばんにゃ、しろぷーことおさるのもおすけです。

ああ。
仕事も山登りも忙し過ぎる。
特に山登り。
家の用事ほったらかして、登りに行くもんだから。
家の中が散らかる散らかる。
嗚呼お母さんごめんなさい、綺麗好きの母に叱られそうな散らかり様です。

そんな好きな事最優先・嫌いな事後回しもおすけの久々の更新、オンナ一人でテン泊大キレット3で
ございます。

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2012年 8月4日

ババ平のテント場を通り過ぎ、登り坂に入る。
あー、槍ヶ岳山荘も見えるー。
あっちの方が近いし泊まりたいけど、絶対テント場一杯でテント張れないもんなぁ。
そんな事思いながら、ひたすらハイペースで登る。

すると上から腰にスリングを巻きつけられたおじさんが、レスキューの人達と一緒に降りてきた。
どうやら足を捻挫したようで、包帯を巻いた足でびっこでゆっくりと降りていた。
なので私は道の端によって、レスキュー隊とおじさんが通過するのを見守ってから再び登りだした。

それはよかったのだが。

場所がよくなかった。

ずいぶんと上がってから、南岳へと向かう天狗池への分岐が出てこない。
あれ?もうすぐなはずなのに、と思いながらも急いで歩いて息が切れて立ち止まる。
ふと横を見ると左手の下方に、道が見える。

あれ?

あ?

そう。

さっき要救助者のおじさんに道を譲るために、道の端に寄った所のちょうど自分の背の後ろに
分岐の看板があったのだ。
道を譲る事に夢中で、気がつかなかった。

あーーー。
せっかく急いだのに、時間と体力が勿体無い。
急いで戻らなきゃ。
駆け足で分岐まで降りる。
そして天狗池に向かってまた登り返す。

ハアハアハア。

しんどい。
体力と時間のロスを悔やみながら、早足で登る。

さっきまで青空だった槍の空も雲が出てきだした。
嗚呼、本当ならゆっくりと眺めながら登る道なのになぁ。

120804_5                                 ずっとこんな傾斜を登る。景色は最高、時刻は無情。

そしてこの辺りから、初めてと言ってもいいエネルギー切れ(バテて)してきた。
その事に気づいたのは、もうちょっと歩いてからだったけど。

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