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2012年12月

2012年12月28日 (金)

【もおすけ日記】笠新道から登る笠ヶ岳・完結編

昨日は厳冬。
皆様こんばんにゃ、おさるのもおすけでございます。

いやぁ、昨日は寒かった。
八ヶ岳に行ってたんですけどね。相変わらず業務用冷凍庫でしたわ。
早く今の山行日記を書きたいから、年賀状も書かずにブログ更新。
笠ヶ岳・完結編でございます!

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2012年 9月7日 快晴

朝目が覚めて、換気窓から空を見る。

真っ青だ、やたっ!

ワクワクしてご飯を食べて、空身で双六岳へおさんぽ。
この天気だもん、テンションも上がるよね。

120907_                          とっても嬉しい分岐の道標。

来年は懐かしの三俣山荘に遊びに行きたいな。

チングルマの果穂も朝露に濡れて綺麗。

120907_1                              チングルマって花よりも果穂の方が好き。

嬉しくってずんずん歩く。
さんぱちさんの言うところの、

さ:『もおすけ姉さんは、暴走列車のように駆け上がっていきました。』

てな勢いで、シュポッポと駆け上がる。

山頂に着いたら、今度はブロッケン現象がお出迎え。
120907_2        私はしょっちゅうお目見えするブロッケン現象。実は結構稀有な現象だとか。

嬉しくって、山頂の記念写真はこの笑顔。

120907_3                               やったね双六。最高の天気だよ。

緩やかな山頂からの景色は、奥深い裏銀座が全て見渡せる最高の眺望。

も:『来年はさ、あっちまで行きたいよね!』

と、さんぱちさんと話していました。

散々山頂で遊んでから、ようやく下山。
下りもまだ写真撮ったりして。

120907_4                               双六小屋ともおすけ     byさんぱち

小屋の広場からは、懐かしの三俣山荘と鷲羽岳が!

120907_5                            嗚呼懐かしい。またあそこにも絶対行くぞ。

テントをたたんでパッキング。
今日は綺麗な景色を眺めながらの下山です。

120907_6                            また来るからね、笠&双六岳。

そしてもおすけはテクテクと歩き出します。

120907_7                                  荷もココロも軽いぞ。

これだけ天気がよけりゃ、いっくらだって元気出るよね!

120907_8                            さんぱち君、早くついて来なサイ。

振り返ると、昨日見えた時 嬉しかった景色がニコニコと手を振ってくれているよう。

120907_9                                もおすけまた来てね。

うん、また来るよ。
そして昨日は雨で見れなかった槍ヶ岳~西穂高岳の稜線。
こんな景色を眺めながらの山歩き。

空中散歩をしているようです。

120907_10                        いまだ槍ヶ岳に登った事のない私。来年は登るぞ!

更に歩いていくと眼下に赤い屋根の小屋が。
鏡平山荘です。

120907_11                 これぞジオラマ。雄大な山に囲まれておとぎの国みたいね。

だってほら、こんな所にあるんですよ。

120907_12                          対山の稜線からこの景色を眺められる幸せ。  


でも、この小屋だって標高2300mのところにあるんです。
すごいなぁ、こんな山の上や稜線の天辺に小屋建てたりするニンゲンて。
それを許してくれる大自然もすごいなぁ。
さんぱちさんと、今日は最高だねぇご褒美デーだねぇさぶちゃんもこれなくて残念だねぇ等と話ながら
ウキウキと歩く。

120907_13                                            ウキ。

小屋を眺めながら緩やかな坂を下れば、あっという間に見ていた鏡平山荘が目の前に。

120907_14                                       わぁーい着いた~♪

天気も最高だから外で休憩。さんぱちさんは待望のこれを。
120907_15                             鏡平山荘名物・カキ氷。と、もんきち先生。

私はカフェ・オ・レとうまい棒で至福のひと時。
いやほんと、天気のいい日のお山は最高だねーと二人ともご満悦。
そりゃそうです、だってこの景色だもの。

120907_17                               これがホントの鏡池。

ここで以前お話した

ア:『なんかこないだ、大キレットをテン泊装備でソロで登った40代の女の人がいたんだって。』

と喋っていて思わず“私のこと?”って思ったアフロ君カップル達。
彼らは『ここから動きたくないなぁ。』とお尻に根っこが生えた御様子で、幸せそうにニコニコと
この風景を眺めておりました。

うんうん、わかるなぁ。だってこの景色だもんね。
私達もずっと居たかったけど、降りなくちゃ。
名残惜しいけど、歩き始めます。

ここからはシシウドヶ原、わさび平小屋とさくっと降りて。
水に浮かんだきゅうりやバナナが美味しそう。

120907_18             バナナを浮かべるのは反則だ。美味しそう過ぎる byおさるのもおすけ

やっぱりお腹が空いたねぇ、ってことで小屋でお昼ご飯。
さんぱちさんはカレーライスを、ワタクシはやっぱりこれを。

120907_19                             大好きラーメン。美味しそうでしょ!?

あっという間にペロリと平らげて、大満足。

それからもゴキゲンでお喋りしながら下山して、温泉入って綺麗さっぱり。
さんぱちさんとの初山行は、とっても楽しい三日間だったのでした。

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いつかまた、ここからあの頂へ。

120907_20


美しい山々の稜線を歩きに。

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2012年12月24日 (月)

【もおすけ日記】メリークリスマス☆

皆様メリクリ。おさるのもおすけでございます。

少し前にお話していた“幸せの数珠繋ぎ”。

友人ゆーかちゃんのおめでたに続き、おししょーのコンテスト入選、そしてさんぱちさんも同じく入選。
さらに今度は、親友よねちから、素敵な贈り物が届きました。

それは私の大好きなシュトーレン。
ドイツの伝統的なクリスマス菓子のそれは、ドライフルーツがたっぷりと入っていて、
クリスマスを楽しみに毎日少しづつ切って食べる美味しい美味しいお菓子なのであります。

シュトーレンなら、神戸のフロインドリーブが一番。
海外物も含め、色々食べましたが、ここのが一番美味しゅうございます。

この美味しいシュトーレンが、先日よねちからプレゼントされたのです☆

121224_                                                          ワタシ的に最高な風景。


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今夜はクリスマス・イヴ。
食後に美味しく頂きたいと思います。
よねち、ありがとうねー。

皆様も、メリークリスマス☆
素敵な一日をお過ごしください。

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そして、もんきち先生は旅に出ます。
先生、旅先でいい子にしてるんだよ。

121224_1                                 うん、いい子にしてる。

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2012年12月21日 (金)

【もおすけ日記】笠新道から登る笠ヶ岳・4

おそろしや年賀状。
まだ取り掛かっておりませぬ。
年末は例のごとくお山に行くので、それまでには書き上げないと。
嗚呼そしてブログも、年内の山行は年内に書き上げたかったのだが、どうやら無理そう!?
(うっすらとまだ自分に期待している能天気なワタシ)

万里の道も一歩から。

あ違った、千里の道も一歩から(大きく取り過ぎた)。

いつか追いつくさ、まずは笠ヶ岳の報告・4でございます。

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2012 9月5日 夜

さんぱちさんと外で夕暮れの中、夕食をとる。
その後はさんぱちさんのお部屋にお邪魔して、これまでの話や明日の予定など。
寝る前にトイレを…と、あ~あ ちょびっとめんどくさいな、と思える山荘まで登る事10分。
ヘッドライトの灯りで階段状の岩場を上がるのは、転びそうで慎重になる。

とゆっくり上がっていると、雨がポツポツ。
濡れるとダウンがしぼんじゃうからその前に小屋に着かなきゃ、と急ぐも
あっという間に土砂降りに。
辛うじてびしょ濡れになる前に、小屋の玄関に駆け込めた。

登山は速く歩けなくてもいい、という意見もあるが、私はそうは思わない。
こんな雨じゃなくても、雷や吹雪などの悪状況下では危険を回避するために
一刻も早く安全な場所に移動できるという事は、安全な登山と言う意味でも大切な事だと思っている。
急いで逃げなきゃいけない時に、バテてしまっていては逃げ遅れるもの。
皆さんはどう思いますか?

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話を戻して。

小屋に入って、ダウンを脱いで付いた雨粒をバフバフとはたき落とす。
そんな事をしていたら、後ろのテーブルから

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お:『あー、山頂のスプーンのお姉さんだ。』

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と声が。
びっくりして振り返ると、山頂で一緒にスプーンを探してくれたおじさん達だった。

スプーンはあった?ええお蔭さまでありましたありがとうございました どこにあったの?
アハハそれが恥ずかしながらテントの中だったんですよーお騒がせしました、等と会話をしてトイレに行く。

すると、アケミちゃんがやってきて立ち話。
仕事が終わったらテントに行っていい?うん、もちろんだよと返事をしてテント場に戻る。
土砂降りの通り雨は、この時すでに上がっていた。

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さ:『降りてくるライトの灯りが余りにゆっくりやから見とったわ。』

も:『だって滑りそうで怖いもん。でも行きは濡れずに済んだんだよ、すごいでしょ!?(←得意気)』

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そんな話をして、テントに戻る。
しばらくしてからアケミちゃんがスタッフのお友達二人を連れてやってきた。
もおすけのソロテントに女子四人。
横並びに体育座りで『どう見てもビバーク状態だね。』と笑いながら話す。

聞けば今日、私とさんぱちさんが最後の稜線でどんどん離れて歩いていくのを望遠鏡で見ていたと言う。

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ア:『最初は近かったのに、どんどん離れて しかも女の子がすごい勢いで登ってくるから
   きっとケンカして頭に来た女の子が 一人で先に歩いてきたんだ、と思った。』

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これには私も大爆笑。
そうか、私らの動きはそんな風に見えたのね、確かにそう見えるよねー、と想像しては笑った。
山の時間としては遅い九時過ぎに、解散して眠りにつく。
雨上がりの澄んだ空気が心地よい 笠ヶ岳の夜でした。

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2012 9月6日 雨

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雨音で目が覚める。
あーー、雨かーー、本降りの中で撤収&続いて次のテン場で設営と言う連泊は初めてだなぁ。

いやーどーしよー、停滞もありかなー、でも停滞して明日晴れたら残念だしなぁとあれこれ悩む。

雨音が大きいので、隣のテントにいるさんぱちさんにメール。
時間はあるから一時間待って、それで停滞か進むか決めよう、と。

そして二度寝。
大好きな二度寝。

起きたらほぼ止んでいたので、いそいで撤収&出発だ。

そして歩き始めたら、再び雨。
強い雨。
指先が濡れて冷たくなってきた。
抜戸岳もこんな雨だからカット。

弓折岳もカット。

晴れてたら最高の稜線歩きだったのに残念よねー。
でもいつか絶対また来るもん!(しかも快晴の日に)
と、一人ココロの中で思いながら無言で歩く。

ようやくの思いで弓折岳分岐に到着。
120906_                                折れたの?折ったの?弓折岳分岐。


ここには数名、それぞれ休憩を取っていた。
小雨の中、私達もようやく腰を下ろして休憩。
菓子パン食べて、うまい棒食べて、少し元気出たけどまだここから一時間強あると聞いて
まだそんなにあるの?もういいよー、と昨日元気に笠新道を登ってきたヒトとは思えない弱音を吐く。

天気が悪けりゃテンションガタ落ちな私。

それでも行かなければ。
歩かなければ、目的地に辿り着かない。
当たり前のことを山は教えてくれる、と思ったかどうか。

まだまだかかるのかなー、と思っていたら 霧の晴れ間から小屋が見えた!
あーーー、もうここまで来たのかー、小屋が見えるとホント嬉しいよね、もおすけ元気出たよ、と
途端に元気になってさんぱちさんに話しかける。
本当に視界が悪かった中、小屋が見えると嬉しいものです。

120906_1          赤い屋根の山小屋、登山者にとってこれほど安堵するものはありません。

運がいいことに、ここらで雨もようやく上がり、テン場について荷物をおろす。
テント設営&受付をしに小屋へ行く。
ここには去年、三俣山荘で一緒だった桂ちゃんが働いているはず。
手土産のお菓子を持って伺うも。

何と桂ちゃんは、今日下山したとのこと。
うわー残念、会いたかったのにー。
スィーツ好きの桂ちゃんに持ってきたクッキーの箱は雨で濡れて角が潰れていた。
でも、せっかくだから皆さんでどうぞ、と渡すと受付のお兄さんはコーヒーをご馳走して下さった。
ありがとう、珈琲もスタッフさんの心も温かい双六小屋。

120906_2                                    食べかけのきゅうりはご愛嬌。

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私はさんぱちさんのくれたスィートポテトを、さんぱちさんはお酒とマルタイのとんこつラーメンを。

その後、私は寒かったのでお昼寝、さんぱちさんは向かいの山まで散歩(後で聞いて昼寝した自分を悔しく思う)。

120906_4                                広々とした双六小屋。    byさんぱち

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夕食は信州の特産麺・おざんざを使った天麩羅うどん。

120906_3                           もちもちの麺はかなり美味しゅうございます。

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昨日より冷え込んだ夜、明日に期待を持って眠りに就くことにしました。

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2012年12月19日 (水)

【もおすけ日記】笠新道から登る笠ヶ岳・3

そんなわけでワタクシが、無事に帰還したもおすけです。
皆様深夜にこんばんにゃ。
山ばっかり行っているから、やっぱり更新が追いつかない。
嗚呼忙しい。

と言いつつ、とにかく書いていくしかないのねと思う師走。
年内に追いつくのは厳しくともとにかく書こう笠ヶ岳の報告・3でございます。

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笠ヶ岳山荘のテラスで、持ってきたプリンやさんぱちさんの差し入れスィーツを食べようとするも。
お気に入りのスプーンがない。

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あれ?

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テラスで食べようと思ったから『おっといけない、これがなくちゃ食べられない!』と
ソフトシェルのポケットに入れたのに。

ありうる可能性は、笠ヶ岳山頂。
一緒に入れてたカメラを出すときに落としたのだろう。

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も:『さんぱちさんも、も一回山頂に行く?』

さ:『ここで留守番しときます!』

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ちぇっ。

何が悲しくてしんどい(実際は全然しんどくなかったけど)笠新道登ってきた後に一日にピークを二回も
踏まなきゃならんのか。

あーでも体力あってよかったー、そんなにしんどくないもんね、夏の初めの私ならきっとバテてたな等と思いながら
サクッと10分で再び山頂へ。

思い当たるところを辿る様に、血眼になって探す。

だってこのスプーン。

調理バッグに入りつつも、きちんと手の長さに合う様にやすりで削ったオリジナルなのだ。

あんまり真剣に探しているもんだから、傍にいたおじさん二人も探してくれた。

が、なかった。

お礼を言いつつ、代わりに記念撮影をしてあげてテラスへ下山。
仕方ないから、コーヒースプーンでプリンを食べる。

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も:『ここからテント場までで落ちてるかもしれないから、さんぱちさんも見といてね。』

さ:『ほんまにポケットに入れたんですか?』

も:『うん、で、落としたらいけないと思ってファスナーまで閉めたんだもん。
   でもこれでテント前とかにあったら笑うよね。』

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などと話しつつ、テント場に戻ったら。

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も:『あっ!!あった!!さんぱちさん、あったよーーーー!』

さ:『笑。姉さん、どこにあったんですか?』

も:『思っきしテントの中。』

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120905_8                                     あるまじき光景。

いやーーーよかったよかった、お騒がせしたけどよかったーーー、と一人満足。
さんぱちさんはいい迷惑。

で、晩御飯を作ろう、今日は特製リゾットだよーとお詫びにもおすけが作る。

フリーズドライのトマトスープに、たまねぎ・豚肉・ソーセージととろけるチーズにバジル。
真ん中には卵を落として半熟に。

120905_9                            山の上では、汁気のあるものが美味しいの。


見つかったスプーンで食べたそれは、大層美味しいものでした(勝手に大満足)。

120905_7                          笠ヶ岳のアケミちゃんと。ゴキゲンな二人。


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2012年12月17日 (月)

【もおすけ日記】またまた初挑戦!

こんな深夜にホットミルクとおせんべいで、シアワセな夜食に喜んでいるもおすけです。

みなさま深夜に今晩にゃ。もぐもぐ。

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実はこんな時間に更新している暇はないのですが、明日はお山に行ってきます。

でもわかっているけど、天気はいまいちです。

う~ん、念力で何とかならんか。

そう思っています。

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そしてまた、新しい課題に初挑戦。

報告は帰ってからに~。

ではオヤスミナサイ。もぐもぐ。

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2012年12月15日 (土)

【もおすけ日記】笠新道から登る笠ヶ岳・2

そんなわけでワタクシが、先日久しぶりにお山に行ったもおすけです。
皆様こんばんにゃ。

久しぶりに行ったお山。
時を同じくするかの様に、爆弾低気圧が上陸してすっかり冬山となってしまいました。
この報告はまた後日。

出来れば年内に書き上げたい。

う~ん、無理か!?

で、まずは書き途中になっている笠ヶ岳の報告・2でございます。

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笠新道に入ってからは、ずっと急登・急登・急登。
一人だったらしんどいけれど、さんぱちさんと一緒だから気持ち的にしんどくない。
基本ソロが好きではない私にとって、これは大事。
しかも8月の山行で学んだので、今度はバテないようにヴァームでなくてアミノバイタルを溶かして持参。

このアミノバイタル。
りんちゃんが言うところの“ドーピング剤”的効果がある、と私も思ってしまうほど即効性が高い。

職場で、

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も:『これって、実力以上のものが出ますよねッ!』

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って言ったら

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キ:『間違ってもお客さんに、そんな事言わないようにっ!』

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と、副てんちょに釘を刺されました。

えぇえぇ、こう見えてももおすけも大人ですからわかってますよー。

でも、実力以上のモノが出るような気になってしまう気がしてしまうくらい(ああややこしい)
即効性があって、馬力が出ます。

つまり疲れにくい。

とは言うものの、あんまりこういうものに頼りすぎてしまうと体が慣れてしまうので
多用は控えているもおすけですが、今回はお試し。
そして、あまりの効果の高さにびっくり致しました。

全く疲れない。

しかもずっと元気。

つまり迷惑なほどハイテンション。

結果、水しか飲んでいなかったさんぱちさんは途中ですっかりバテて、
私に『電解質の水を飲め~!』とハッパをかけられ、私は全く疲れ知らず。
対照的な形相のコンビは、ナンダカンダで杓子平に着きました。

途中、見つけたお菓子のようなきのこ。

120905_                              何これ、食べられる???

視界が開けて御機嫌なさんぱちさん。

120905_1                     ここまでが長かったー(きつかったッス)。

こんなシルエットの笠ヶ岳、見た事なかった。

120905_2            見る角度によって、結構違う形の山なのね。でもどこから見てもかっこいいわ。

途中、梅きゅうり休憩を取ったりして(ここんとこはさんぱち日記参照)

http://sanpati2012.blog.fc2.com/blog-entry-29.html

その後は私がお先に失礼!と、一足先に笠ヶ岳山荘へと急ぐ。

理由は三つ。

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1・稜線が見えてゴールが近いと急がずにはいられない(毎度の事です)。

2・早くおトイレに行きたい。だって、新穂高からここまで途中に小屋などは一切ないんだもの。

3・お店のお客様・あけみちゃんが山荘で働いているのだ。もうすぐ会える~♪

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と、早足要素が三つもあれば、急がずにはいられない。
でも基本、山でパーティは離れて行動してはいけません。
でもでも、この稜線まで来たら互いの姿もずっと見えるし、ここからあとは山小屋目指すだけ。

と、一足お先にと、先を急がせて頂きます。

で、テント場に着いて荷物を降ろす。
あーのど渇いたー、ってお水をゴクゴク。
120905_2m                 プラティパスよりラッパ飲み。良い子は真似してはいけません。

で、テントを設営し、受付に。
アケミちゃんに会えるはず。
山の上で誰かに会えるのは、とっても嬉しい。

ワクワクしながら受付をして、アケミちゃんを呼んでもらう。
久し振りの再会だ。

互いに再会をハイテンションで喜び、とりあえず先に山頂行って来るわ、と
話もそこそこに山頂へと向かう。
コースタイム20分とあるが、空身ならサクッと行けます。
山頂に着いた達成感。
雲はちょっとあるけど、やっぱり嬉しいよね。
で、さんぱちさんに撮ってもらう。

120905_4                             テヘ、もんきち先生もご満悦。

山頂からは、笠ヶ岳山荘と綺麗な池と、これまで歩いてきた道が綺麗に見れました。
120905_3                           山の上の池って神秘的で綺麗よね。

ご機嫌で降りて、今度はこげな写真を。

120905_5                      看板を担ぎ上げるオンナ。もはや看板娘とは呼べぬ。

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で、飲みもの買って休憩しよー、と小屋へ入るとアケミちゃん。

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ア:『いやぁ、会えてすっごく嬉しいよ!おごるよ、なんか飲むでしょ?』

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と、差し出してくれたは缶ビール500mlがどどーーんと二本。
いやーありがたいけど私 下戸なんよーと言うと、私にはコーヒーをご馳走してくれました。

そしてやさしいさんぱちさんは、京都のスィーツをたっぷり持参。
先生、スィーツに囲まれて至福。

120905_6                          おやつをくれる人はいい人だ(さぶも見習え)。

こんなダメ人間な発想になってしまうほど、お山の上でのスィーツはうまい。
ご機嫌でおやつタイムを満喫するもおすけなのでした。

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2012年12月 6日 (木)

【もおすけ日記】幸せの数珠繋ぎ。

そうです。

今日も仕事を終えたら、そそくさともおすけ邸へとんぼ返り。
お約束のストーブ横でシアワセなひと時を過ごしているもおすけです。
皆様こんばんにゃ。

そりゃもう幸せですワ。
あまりの幸せ具合に、ここから離れたくないほどです。
冬山に行かなきゃ行けないのに、幸せ過ぎて闘志が萎えてしまっております。

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いかん。

これではいかん。

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でも、いいじゃぁ~ん♪ だってシアワセなんだから☆

そうだよねー、幸せ一番だよねー。

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・・・ハッ!

いかんいかんっ!

やっぱり雪山にも行かなければ!!

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などともおすけの中で、天使と堕天使が格闘していてココロの中はぐーるぐる。

それにしても幸せだー。
ま、どうでもいっか、などと思いつつパソコンのキーを打っております。

で、本日もハッピーな報告を頂いたのでご紹介。
徒然なる日記でございます。

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先日、おやびんと二人で上州の幕岩へクライミング。
ザ・適当って感じの準備で行った為、やはり忘れ物。
カラビナ・スリングを忘れてしまいました。

ついでにカメラも。

そしたら兄ちゃんにこんな写真を携帯で撮られたまではいいが、落書きされてるし。

■口は悪くても腕は確か(てトコが悔しい)おやびんブログ↓

http://blogs.yahoo.co.jp/hgtcw843/archive/2012/12/03

兄ちゃん、ご丁寧にしっぽまでありがとう。

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そして兄ちゃんのブログにも載っていますが、何と彼は好日山荘さんの登山学校講師もするらしい。

■カッコよさそうに写ってるけど、口は悪い↓

http://column.kojitusanso.jp/ksguide/author/author39f23/

なんだかいろんな所で先生チックな事をしてるようだが(だから私にも偉そうなんだな?)
お仕事がたくさん入るのは良い事です。

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いやー、よかったよかった。

なぁんて喜んでいたら。

今度はオシショーからメールが。

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オシショーとは、友人ちくりんがつけたあだ名で、まだど素人だった私達を二人も連れて
甲斐駒・黒戸尾根に連れて行ってくれた ありが~い友人である。

“一緒に行く”なんて滅相もない。
地図もコンパスも持たず(オシショーが全て装備してくれていた)、登山届けも全て記入してくれ
正に“連れて行ってくれた”友人だ。
今思えば、装備こそ一揃えしていたものの、初めての高山とはいえ
知識も技術もろくにない私達を、よくも連れて行ってくれたものだと思う。

今更ながら、オシショーありがとう。

そのオシショーから深夜にメール。

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シ:『先日初めて出した写真が賞をいただきました。来年のアルペンナビに載るとウレシイのですが…。』

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添付してあったURLを開くと、そこにはオシショーらしい綺麗な綺麗な八ヶ岳の夜空が載っていました。

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■山も写真も、ずっと私のお師匠です。

http://www.tateshinakougen.gr.jp/yatu/photocon/index.html

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来年のアルペンナビの冊子にこの写真、使われるといいねぇ。

おめでとうのメールを返信したら、再びオシショーからメール。

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シ:『5月に珍しい虹(環水平アーク)を撮ったのでそれで応募したんですが、折角だからと
   もう一つ添えて出したものが賞を頂くことになりました。世の中分からないものです。』

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と。

そうよね、世の中そういうこともあるよねー。
で、これが環水平アーク。
初めて見たけど、不思議な虹だねー、ていうかこれ、環水平アークって言うんだねー。

Img_2381a                              すがすがしくって綺麗な写真。

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こうして嬉しい事が数珠繋ぎで報告されると、自分の事の様に嬉しいよね。
って、喜んでいたら、翌日にはまた嬉しい事が。

ハイ、明日に続く。

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2012年12月 5日 (水)

【もおすけ日記】あったかくて幸せ。

かゆいかゆいを通り越したら幸せに。
の、もおすけです。皆様こんばんにゃ。

何を隠そう、3週間ほど前から蕁麻疹が大発症。
夜になると体中の肌という肌が、立体地図のように腫れ上がる。
そして猛烈に痒い。
薬を飲まなければ、一晩中寝れないほど。

でも、出来るだけ薬に頼りたくなくて頑張っていたら。

シアワセなことがたて続きに起きたので、山行報告はお休みして
ちょっとここでご報告。

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当たり前ですが、信州の冬は寒い。
初めて冬を越した去年は、神戸で使っていたディロンギのガラスパネルヒーターでは追いつかず、
私は大丈夫でも、寒くてとても友人を呼べる部屋ではなかった。

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これはストーブを買わねば。

でも、可愛くもなんともない灯油ストーブじゃあ 置く気にならないしなー。
一番の候補はアラジンのストーブだけど、これも持ってる人多いし、何より隙間に埃が溜まったり
灯油がこぼれたら拭きにくいしなー。

       1212_0                           買うなら断然ブルーフレーム。

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アンティークな雰囲気だけど、デザインがごちゃごちゃし過ぎてちょっと好みのラインから外れるなぁ。

ならトヨトミのこれかな。

炎もレインボーで、外観もシンプルで可愛いし。




1212_00


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                 小さいながらも賢く愛い(うい)やつよ。

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と、PCで検索して、ほぼこのストーブに決まりかけていたら・・・。

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たまたま見つけたアンティークストーブ。

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な、なんだ!?この可愛さは。

暖かい色の炎が大きなガラスほやの中で揺らめいて、それだけで気持ちも暖かさを増しそうだ。
まず、ガラス部分がとても大きい。

そしてストーブの灯りだけで、約30Wもの明るさがあるのだ。

何よりガラスがプレーンな円柱でなく、凹凸の模様があるのが美しい。
火を入れたら、部屋の壁にその影が映ってきっと綺麗に違いない。

もう一目惚れ。
一瞬にして、このコに心が決まった。

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そして、待望のストーブが届く。
人生で初の灯油とやらを購入し、火をつける。

綺麗。

あったかい。

そして信州に来て、この部屋の窓からの綺麗な景色と 眠らせていた骨董に登場して頂き、
この新しいお仲間・ストーブが加わって、更にこの家が大好きになった。

一番嬉しかった事は、見た目にも暖かいと言う事。
山をやるようになってから確信しましたが、『暖かさは幸せ』だ。

温かみのあるオレンジの火が、なんとも癒される。
このストーブの傍に座椅子を置き、ブランケットに包まりながら熱いカフェ・オ・レを飲むと。

1212__2                                      最高に幸せな夜(毎日)。


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すーーーーっごくしあわせ。

大好きな音楽を聴きながら、このストーブの灯りを眺めているだけで癒される。

それはテントの中のキャンドルランタンの灯りに、暖かさと癒しをもたらされる感覚と似ている気がする。

   
大好きなこの地に引っ越してきたら、やはり土地の気と合うのだろうか。
楽しい事ばっかりで、どんどんシアワセになっていく。

そんな風に思いながら、毎日そそくさと家に帰ってはまったりしているもおすけなのでした。

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2012年12月 1日 (土)

【もおすけ日記】笠新道から登る笠ヶ岳・1

いやぁ、人の書いたブログを呑気に読むのは大層楽しい。
とか読みふけってて、自分のブログを一向に書く気がしなくてうだうだしてるもおすけです。
皆様こんばんにゃ。

人様のブログは、お気楽に読めて、そして楽しい。
それに比べて私のブログ。

普段は自分のブログを読み返すことはあまりないのだが、他人のを読んでから
改めて自分のを読み返してみると。

・・・・・。

おもしろくない。

全くもって面白くない。

ワタクシ、皆様に『ブログ面白いね。』と言われ、面白いのかと勘違いしておりました。

いやー、面白くない。

何より自分で読み返して、文章長すぎて読む気しないもんね。
(実際すっ飛ばしてる。)

こんなつまらないブログを読んでくださっている皆様に改めて感謝しなければ。

皆様本当にありがとう。

そんなわけで、自分で読み返すのもしんどい位だから、心掛けて“サクッと”報告。
さんぱちさんと行く笠ヶ岳・1でございます。

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2012年 9月4日 夜

仕事を終えて、そのままの足で安房峠を越えて新穂高の駐車場へ向かう。
車の中で夕食を済ませ、そのまま就寝。車中泊。

2012年 9月5日 うす曇

朝起きて、朝食。
終わってから、さんぱちさんにメール。
さんぱちさんはもう起きていて、急いで準備をして いざ出発!

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さんぱちさんと、と言っても実は行けなかった白馬山荘の帰りを猿倉で出迎え、
皆でお昼ご飯を食べた時にちょびっと話した位である。

さぶちゃんの時もそうだったが、殆ど面識なくても『山いこ!』と誘うアタシって。
かつて若かりし頃、赤面症で異性と話するのも逃げてだったと言っても
誰も信じないだろーなー。

で、いろんなお喋りしながらてくてく歩く。
私としては、普通の歩きだったのだが さんぱちブログによると歩くの早かったらしい。

で、笠新道登山口入り口に到着。
ここから本格的な登りとなります。

そう、皆さんがよく言う『しんどい笠新道』の始まりです。

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