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2013年1月

2013年1月25日 (金)

【もおすけ日記】八ヶ岳で焼肉山行・2

そういえば。

大泉洋ちゃんばりの天然もじゃ毛のさぶちゃんは、いっつも髪の毛は伸び放題。
でも、夏だけ長期縦走に入るので、ばっさり短くなっています。

それから二ヶ月後の10月。
ちょびっとだけ伸びてきたさぶおの頭は、先生のそれと似ていました。
121008_0                                     ちょびっとお揃いだな、さぶ。

そんなさぶちゃんを含む山男達との、八ヶ岳焼肉山行・2でございます。

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中山展望台から赤岳鉱泉へ帰る。

もうもっくん達も着いてるんじゃない?お腹空かしてるかなー、なんか食べてたりして。
いやいや、これから焼肉ってわかってんだから今食べないでしょー。

と歩きながら話して戻ってみると。

赤岳鉱泉の自炊部屋のところで、めいちゃんがカレーライスをパクついているではないかっ!
ガラス越しに叩いて、何やってんのよー、焼肉だよわかってんのー?とツッコミを入れる。

腹ペコだから、いくらでも入るから大丈夫、とめいちゃん。

外のテーブル&ベンチで焼肉パーティの準備です。

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せっかくの焼肉パーティ。
美味しい和牛とお野菜と。
まずはビールで乾杯…と話していたら、なんともおすけとめいちゃんの誕生日が一緒だということが発覚!
あわせて乾杯!

121008_2                                 焼肉パーティの始まりだー!


肉焼け、肉焼け!

121008_3


はやり、というかやっぱりお肉はあまり気味。
でも、温かい汁物は冷えた夜に嬉しいもの。
121008_3m                        信州と言えばきのこ汁。乾麺も入って〆にぴったり。

めいちゃん&もおすけのバースディだから、食後のデザートは栗のロールケーキ。
121008_4m                                            センセイもお喜び。

奇跡の一枚?さぶちゃんがオトコマエだー、伊藤英明みたいだーと大騒ぎして盛り上がったショット。
121008_5                            たまにわオイラだってかっこよく映りたい。

きれいな星空も眺められ、小屋泊隊とテント泊隊とに別れて就寝。
楽しい夜は静かにふけていきました。

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2013年1月22日 (火)

【もおすけ日記】八ヶ岳で焼肉山行・1

ちょっと休んだつもりが一週間。
月日が経つのはあっという間ねぇ。

そういえば、先日の爆弾低気圧。

翌日からは丸二日かけて雪かき作業。
もちろんワタクシは、雪かきパンダマシーンと化し 夕方5時までガムバリました。

いい加減、雪かき作業に飽きた頃。
本日最後のお仕事、とコレを作成。

130114_1                                                                               イデゾウには、雪だるま。

130114_                                                              ケイちゃんの車には、雪ウサギ。

そして副てんちょの車には↓

130114_2                                                                              やーい、ウンコウンコーっ。

ええ、いい年していたづら大好きなんですもおすけの八ヶ岳・焼肉山行の報告でございます。

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2012年 10月8日 

今回は楽チン&ご馳走山行。
八ヶ岳の赤岳鉱泉・標高2300mでの“焼肉パーティ”である。
なんて贅沢な。
しかもアウトドア用のフライパンなどではありません、本物の鉄板。
肉も、和牛&豚肉&野菜沢山と大量に担ぎ上げる。
なもんで、今回はさぶテントにお邪魔、鉄板はさんぱちさん、食材はさぶ&もおすけが分担して出発です。

1_20121109202141                                       わー、楽ちんな上にご馳走だーーーと、浮かれるおさる。

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でも。

今回一番のハイテンション者は。

三人での初山行は初めてのさんぱちさん。
既にスキップしだすほどの、浮かれようだ。

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サ:『ぅわー、生しろぷーに生さぶちゃんの会話やー。』

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とか何とか、人をシュークリームか何かの様に言いながら、小躍り状態で歩き出す。
確実に私よりハイテンション。
負けててなんだか悔しいぞ(おかしな対抗心)。

で、何やってんのよ。
121008_m                                       気色悪い男同士の撮影会。

モデルはさぶお。

121008_                           紅葉とオレ、どうよ(とは言っていない)。

鉄板担ごうが、鍋入れようが アプローチとも言うべき2時間はしんどくも何ともない。
あっという間について、まずはお茶タイム。
本日のさんぱちさんの差し入れスィーツはミニホットケーキ。
先生にぴったりね。

121008_1m                         さんぱちさん、いつもありがとう(さぶも見習え)。

本来ならここでお昼のラーメンと言いたいところだが、今日はこの後ご馳走だからね、
と我慢して、後発隊のもっくん達を待つ間に、中山展望台へとお散歩する。

121008_1mm                          紅葉もなかなかのものでした。

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2013年1月13日 (日)

【もおすけ日記】お誕生日の記念登山・4

めずらしく、真面目に仕事をしていると。

 

件のチエさん、突然口を開く。

 

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チ:『あのね、もおすけにお誘いがあるんだけど。』

 

も:『ハイハイ、何でしょう。』

 

チ:『もおすけ、私TVに出ようと思ってるんだけど 一緒に出ない?』

 

も:『ハイハイ、いいですよ。』

 

チ:『え、ほんとにいいの?』

 

も:『もおすけの大好きなチエぞうさんのお誘いなら、喜んで。んで、何に出るの?』

 

チ:『あのね、欽ちゃんの仮想大賞!』

 

も:『はー…。』

 

ち:『昨日、TVで見ててもおすけと一緒に出たら合格出来そうって思ったんだよね。

 

  そしたら旦那も同じ事考えてて“もおすけと一緒に出たら、入賞するんじゃない?”って。だから出ない?』

 

も:『いやー、小学生の時は“こんなんなら私が出た方が入賞できる!”とか本気で考えたけどさ、
   まさか四十を過ぎて、出場する誘いが来るとは思わなかったわー。』

 

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そしてチエぞうは、嬉しそうに名案でしょ?とばかりにネタを教えてくれたが、そのネタじゃあ

 

ヒュルルルル~ン(ハイ残念不合格)。

 

と言う音が聞こえてきそうでした。
やはりネタは私が煮詰めないと。

 

の、もおすけです。皆様こんばんにゃ。

 

この年で、欽チャンの仮想大賞に誘われる私って。
その事自体が既にネタとして面白いが、私の人生、まだまだ面白いことが待っているようです。

 

ちなみにこのチエぞう。
直感で、私にとってのラッキーパーソンだと思っています。
超天然の底なしの面白さがある、無限大の可能性を持った人だと これまた勝手に思っています。

 

今日もそんなチエさんと楽しくお仕事してきたもおすけの、お誕生日登山報告・4でございます。

 

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2012 10月5日 快晴

 

地蔵岳のとんがりの天辺から降りてきた私。

 

121005_10                                 いやー、緊張したわー。

 

眺めるのと、上から見下ろすのとは恐怖感がまるで違います。
でも、鳳凰三山の中でも一番の目標にしていたので、願い叶って大満足。
あとは稜線上の空中散歩を楽しむばかりです。

 

てくてく歩いて振り返る。

 

 

 

121005_11                         こっから見てもやっぱりかっこいいなぁ。

 

 

 

稜線上の穏やかな道。右側に南アルプスの北岳を眺めながら進んでいくと
あっという間に観音岳。

 

ソロだからしょうがない。
観音岳山頂にある岩場に登って、お約束のセルフタイマー。

 

121005_12                             皆様、ここでは岩岩感をお楽しみください。

 

これから向かう薬師岳方面を眺むる。
121005_13                                   きれいきれい。

 

北岳も、はっきりくっきり見えました。

 

121005_14                             センセイ、ちょっとかぶり過ぎ・・・。

 

 
そして偶然にも、同じ日に従兄弟のおやびんは北岳バットレスに登っていた様で。

 

 

 

■どんどんひょうきん者になっている おやびんブログ

 

http://blogs.yahoo.co.jp/hgtcw843/archive/2012/10/5

 

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向かい合わせの山域を選んでいるなんて、やっぱり血なのかしら。

 

稜線の紅葉と、遠く北岳の紅葉を眺めながら更にてくてく。
三山最後のお山、薬師岳に着きました。

 

121005_15


ここで荷物を降ろし、おやつ休憩。
とにかく紅葉が綺麗です。

 

121005_16                パレットの絵の具、全部使ってみましたって感じの色彩が素晴らしい。

 

ゴキゲンで中道を下って、青木鉱泉へ。
最後の林道で、御座石に車を置いてきたという男性と話しながら鉱泉へと向かう。

 

この青木鉱泉~御座石間の登山道。
目印も少なく、かなり荒れているとのことで私も検討した結果、辞めたルートだ。
歩いて一時間。
鉱泉について一息した後のこれは結構しんどい。
なので鉱泉から御座石まで、お送りすることにしました。

 

お誕生日最後の御褒美は、楽しみにしていた鉱泉名物・葛切りです。
でも、お兄さんが車で送るお礼に、とご馳走してくださったので遠慮なしによばれちゃいました。

 

この日は丁寧に剥かれた葡萄とレモンの輪切りが。
121005_17                               山登りの後には最高の甘味です。


とにかくあっさりしていて、それでいて葛切りはもっちりしていて美味でした。
おにーさん、ご馳走様でした。

 

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2010年の誕生日は上高地。

 

2011年の誕生日は燕岳。

 

そして2012年の誕生日は鳳凰三山。

 

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誕生日を毎年山で迎えられている事に深く感謝して、

 

そしてこれからも、ちょっぴり謙虚を心掛け(沢山は無理ね)。

 

これからも楽しく山に登って、楽しくブログを書き続けたいと思いますマル

 

なので、皆様今後共 おさるのもおすけをどうぞよろしくお願いいたしますペコリ

 

 

 

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【もおすけ日記】お誕生日の記念登山・3

話を続けると。

雪かきパンダマシーンの後、数名のお客様から

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客:『あなたが雪かきパンダ?』

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と聞かれたのが、私ではなくてチエぞうだったと聞いて大爆笑したもおすけです。
皆様おぱようございます。

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私もケイちゃんも、誰一人聞かれることなかったのに、チエさんだけがブログを見たお客様から聞かれたとか。
ブログの内容を知らなかったチエさんは、『は??パンダ??』と何のことかわからなかったそう(雪の日はお休みだった)。

お客様たちも『あんなパンダを被りそうなのは・・・あの人に違いないな!?』と目星をつけたに違いありません。

まあ当たらずとも遠からず。

そんないたづらっ子的なオーラを放つチエぞうを先輩に持つもおすけの、お誕生日登山報告・3でございます。

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2012年 10月5日 快晴

AM 4:00 起床。

ヘッドライトをつけて朝食を作る。
本日は、

・パン・オ・ノア・レザン
・ズッキーニ&チーズちくわのソテー
・目玉焼き
・カフェ・オ・レ

121005_                              パン朝食は、フライパンが便利ねー。

しっかりと食べて、テント撤収。
全てを詰め込み、まず目指すは地蔵ヶ岳。オベリスクで有名な山です。
登って行くほどに紅葉がきれいで。

121005_1                            この先に期待してしまう景色。

視界が開けると、一面黄色のダケカンバ。
121005_2                      写真が斜めなのではなく、木の生え方が斜めなのだ。

コースタイムは1時間でしたが、テント装備を担いでも30分で着きました。
ザックをデポして、オベリスクに向かいます。

ええ、もちろんオベリスクの天辺に登る気なんですよ。

懲りずにセルフタイマー。
121005_3                          10秒だ、急げーーー!と 走って登るおさる。

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そして岩場をよじ登り、最後の垂直に近いオベリスクの象徴とも言うべき尖がった岩に手を掛ける。
10月の早朝、岩はかなり冷たくて指先が少しかじかんだ。
残置されたロープがあったので、それに掴まり何とか登りあげ。

やったぞ、登ったぞ!!

山頂からの景色。

121005_5                                甲斐駒センセイ、お久しぶりー!

普通の山より、立っているのがやっとの山頂と言うのは、景色が更に輝いて見えます。
富士山だって、ほら。

121005_6                                 もおすけ、お誕生日おめでとー。

富士山、ありがとーーー。
お誕生日の朝は、鳳凰三山の天辺で迎えられるシアワセ。
やー、天気も最高だし体調もいいし、人は少ないしほんと最高だね!

山頂感はわからないものの、折角だから懲りずにまたしてもセルフタイマー。
121005_7                  もうこうなると どこ撮ってんだか。限りなく端に写る私のひじ。

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岩の天辺の狭さが伝わる?一枚。

そしてオベリスクの天辺から、母に電話。

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も:『あ、もしもしお母さん?おはよう。 あのね、今山の上にいるんだけどね、 』

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上も上、てっぺんである。

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も:『こっちはお天気も良くってね、最高のお誕生日を迎えたよー。

   でね、お母さん、もおすけを産んでくれてありがとねーーー!

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朝からテンションの高い電話を掛けて来られ、母もいい迷惑である。

そして、岩の後ろに回りこむと、こんな鉄板が埋め込まれていた。
121005_4                            あれ?ホーオ三山だったの?君って。

風が吹くと、一気に体が冷えてきた。
景色を堪能して、降りることにした。

121005_8                                  下を覗くと、コワー。

足の掛け場は、上からでは全く見えない。
意を決して降りはじめるも、足の掛かり場も少ない。
ATC(下降器)を持って来ればよかった、アレが必要なほどだとは思わなかったなー、などと思いながら
誰もいない朝、かなり緊張して降りる。
とにかく指がかじかんで感覚がない中、自分の体重を支えて懸垂下降するのが怖かった。

ようやく降りて、ほっと一息。
達成感で一杯の朝でした。

121005_9

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2013年1月11日 (金)

【もおすけ日記】お誕生日の記念登山・2

寒い寒い。

どうでもいいけど、激さむの信州より もおすけでございます。
皆様こんばんにゃ。

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そういえば。
昨日の雪かきパンダマシーン。

UV&寒さ対策であの格好をして、走って行き、

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も:『てーんちょーー、雪かきスコップってどこにあるのーー?』

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って叫んだら、

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店:『お前は・・・、雪かきなめてんのかっ!』

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ですって。

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いーえー。

大真面目でございますよ。

しかもね、あのパンダ。

マフラー部分の先端はポッケになっていて、首はもとより手の平までも ぬくぬくになれるんですよ。
なんて素晴らしいんだ。

            121229_3_2                                 その上 肉球つき。イェイ。

雪が降ったら大変と言うけれど、まだまだ嬉しい新人移住者。
そんなもおすけの、お誕生日登山報告・2でございます。

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2012年 10月4日 晴れ

この道は滝三昧。仕事のストレスたっぷりの方や電磁波浴び浴びの人にはうってつけのマイナスイオンたっぷりコース。
続いてお次は五色滝。
121004_3                                    細くて長くて綺麗でした。

ところで、こんな綺麗な景観の登山道を登っていると言うのに、なんだか私は気持ちが悪い。
八月からの『休日全部登山』の疲れが出てきたのか、高山病でもないのに原因不明で具合が悪い。

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も:『ああ、色々担ぎ過ぎかしら。はやくテント場行って休みたいよー。』

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と思いながら、具合の悪い体を引きずってようやく鳳凰小屋に到着。
121004_4                      小屋に近づくほどに、紅葉が綺麗になっていました。

小屋のお姉さんにテントの受付をしてもらい、テント設営。
まずはゆったりとした服に着替え、冷えた体を温める。

121004_10                                   もおすけ、ドーナツ好きだよね。

そう、お誕生日登山ですもの。
好きなものを一杯持ってきたのです。
気持ち悪いと言いながらも、ドーナツ食べちゃうところが私。
外の紅葉を眺めながら、ドーナッツとカフェ・オ・レでおやつタイム。
そして至福の昼寝。

薄暗くなる前に、起きて夕食の支度に取り掛かる。

ハイ、そして本日の冒険。

121004_5                                  なかじーのフランス土産。

フランスのアルファ米的なドライフーズだけど、どうしても宇宙食に見えるパッケージ。
salad with chicken て書いてあるけど、サラダとチキン混ぜて美味いのか?

袋を開けて、水を入れ火に掛ける。
121004_6                        封を開けてほっとしました、中味はクスクスでした。

そして本日のメインデッシュ。
ズッキーニとパスタを火に掛けて・・・
121004_7                                   山めし礼讃さんのブログみたい。

クリームソースを入れて、ハーブミックスもプラスする。

121004_8                                   この日はバジルとオレガノ・黒胡椒を。

なんとなく買ったチーズちくわを添えて、完成です。



121004_9                              クスクスもエスニックな味が◎でした。

隣の大学山岳会の話をテント越しに聞きながら、地図を見て明日の予習。
明日の天気に期待して、早めに寝ました。

テント場から見えた星空は、天の川まで見えてとっても綺麗でした。

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【もおすけ日記】お誕生日の記念登山・1

寒い寒い。
家の中にいても、足の先が冷たくなります信州です。
皆様こんばんにゃ。

そういえば。

年末の大雪。

早めの出勤で朝から駐車場の雪かき。

日焼け対策&寒さ防止で臨んだ私。

121229_1                      紫外線対策もバッチリなパンダ。

フクちゃんに、“パンダ雪かきマシーン”と命名されておりました。

もおすけお気に入りのこのパンダ。

友人・キクちゃんからの中国土産なのですが、これがふもふもの肌触りで
あったかくてお気に入り。
家の中で通勤の車中で、かぶっております何度も言いますが信州の冬は寒いんです。

そんなさむさむな夜からお送りするもおすけのあったかブログ(そう言い切りたい)。

本日は、お誕生日登山報告でございます。

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2012年 10月4日 晴れ

前日までどこに行くか悩み、決めあぐねていた。
だって、今回は“お誕生日登山”。

スタッフのなかじーやフクちゃん、チエさんにお勧めの山を聞いてみたり。

せっかくのお誕生日登山。

こんな山に登ってみたい。

・初めて登る山で、
・山頂がとんがっていて“てっぺん感”のある山で、
・一泊二日・テント泊で行ける山。

剣岳やら苗場山とか、槍ヶ岳とか。
いろいろ候補があがりましたが、今年のお誕生日登山はここにしました。

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早朝、車を飛ばす。
向かった先は、山梨・北杜。
そう、今回は『鳳凰三山・ソロテント泊縦走』です。

この山にした理由は、上記の条件を全て満たしている他に、

・一日のコースタイムが短い(夏山なら日帰りでも行ける)=テントの中でのんびりまったり出来る。
・鳳凰って名前が素晴らしいじゃないの!縁起がいいわ~。
・前回行った木曽駒・空木の印象がすごく良かったので、同じ方面に行きたい。

ってことで、ここにしました。

散々道に迷いながらも、登山口である青木鉱泉に到着。
登山届けを出して、いざ出発です。

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青木鉱泉を後ろに、ドンドコ沢を登る。
ここをのも楽しみにしていた。
なぜならここは、大好きな本・山小屋ごはんにも載っていた場所だからだ。
青木鉱泉さんの清涼感溢れる甘味は、下山後のお楽しみにね。
そう自分に言い聞かせ、登り始める。

今回の荷物は重い。
お誕生日だから、ってご馳走を一杯担いできたのだ。

まずは最初の休憩場所、南精進の滝。
ここでさんぱちさんを見習って、セルフタイマーで撮影を試みた。

それがこれ↓
121004_1                                妙な臨場感だけが溢れる一枚。

・・・、どうやらワタシにセルフのセンスはないらしい。
さっさと諦めて、滝だけを撮る。
121004_                       普通に綺麗な一枚。マイナスイオンを感じて下サイ。

お菓子を食べたり、ナッツを食べたり。
思っていたより急登の道を、一人黙々と登る。

鳳凰の滝は、写りがいまいちだったので次。
白糸の滝です。

121004_2


この道は滝三昧です。仕事ストレスor電磁波浴び浴びの人にはうってつけです。

そんなこんなの滝見山行。

続きは明日。

 

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2013年1月 5日 (土)

【もおすけ日記】山ボーイと行く八ヶ岳

お店の福袋は大好評!

だもんで、一生懸命作ったチエぞう・イデぞう・もおすけは大喜び♪のもおすけです。
皆様こんばんにゃ。

本日初売りで、お店の福袋は大人気。
ああでもない、こうでもないと日夜組み合わせに苦戦した甲斐があると言うものです。
皆さまありがとうございます。
てんちょに代わってもおすけがお礼を…って何者やねん!とツッコミが入る前にさらっとかわし。

本日は、初登場の山ボーイとの日帰り山行の報告です。

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2012年 9月27日 快晴

前夜、諏訪インターで東京からのもっぴーを拾って八ヶ岳麓で車中泊。
私は3シーズンシュラフだけど、もっぴーのは単なるアウトドア用の化繊シュラフだから
フリースとか着てあったかくして寝てね、と忠告したものの、彼はスェットパーカーを羽織っただけで就寝。

翌朝、よく寝れた?の問いに、

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モ:『寒くて寝れなかった。』

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だから言ったじゃん、何でフリース着ないのよと言った所で後の祭り。
パンと温かいスープで朝食を済ませ、出発です。

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ご説明遅れましたが。

もっぴーとは、私が神戸で懐石料理屋さんで働いていた時に出会った男の子。
当時は現役大学生、素直で優しい性格から老若男女問わず、皆に好かれておりました(特に年上女性に大人気)。

その頃はスキューバに夢中だった彼でしたが、事ある毎に

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も:『山はいいよ~、海もいいけど 山はもっといいよーー♪』

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と、半ば強引に(!?)そそのかしていた私。

で、そんなもっぴーも巷の山ブームに乗っかり!?職場の人と富士登山。
でも天候やらパーティの体調不調やらで、二回ともピークハントならず。

も:『まあ富士山もいいけどさー、もっと他にも楽しくてかっこいい山一杯あるよ。』

と、またしてもそそのかし、今回の登山となりました。

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多少の睡眠不足は若さでカバーして頂くとして。
いざ出発です。

幸いお天気は最高。
初の百名山登頂という日は、やっぱり晴れていて欲しいものです。
最初にコンパス&地図の見方だけ教えて、軽快に歩き始める二人。
木漏れ日も綺麗で、この先の景色に期待できそう。

120927_2

富士登山、ガスの中の丹沢塔ノ岳以外登ったことがないと言う もっぴー。
周りの景色を堪能しながらの山登り。
120927_3                                                                    はじめまして 僕もっぴーです。

小屋までは軽いよ、ウォーミングアップだよと伝えるも、

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モ:『もうしんどいです。』

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と、もっぴー。

何言ってんのよ私より20歳近く若いのに、しかもまだここは登山のうちに入らないよ本番はこれからだよと
ハッパをかける。
途中小休止を入れながらも、予定時刻に行者小屋に到着。

休日のこの日は、見た事のない混雑でした(いっつも平日来てたからね)。
小屋の広場からは、遠く槍ヶ岳が。

120927_5                        ここまで綺麗に見れる日は、なかなかないよ。

よかったねー最高のお天気で、でも本番はこれからだからねしっかりと休息&栄養補給しといてね、と
お気軽にプレッシャーをかける私。
日帰り登山なら大した事ないだろうと思っていた彼にとっては、すでに誤算気味。

120927_6                             こんなにハードなんて聞いてないよー。

そうなのよね、初心者さんなら行者小屋or赤岳鉱泉で一泊する方が楽だしゆっくり愉しめる。
でも、休日がなかなか合わない私達は、日帰りが精一杯だったのだ。

休憩を終え、ここからが本格的な登山。
延々と続く登り坂。
あれ、既に遅れてるぞもっぴー。

120927_7                                  待ってクダサイ。

やだ待たない。
向こうに分岐の道標があるでしょ、あそこまで頑張れー止まるなー!
と、休ませないスパルタな私。

あ。

そういえば、いつからコレってあるんですか?

120927_8   いっつも冬山ばっかりで、夏山は今年が初めてだから気づかなかったマンモーマーク。

こんな写真を撮って遊んでいても、もっぴーはまだ来ない。

遅いぞ もっぴー。

120927_9                                  もうダメですここでいいです。

甘えるなー、若いんだろうがそこで休むなココまで来なさい!と
甘い言葉で誘った割には、超辛口な指導。極悪人である。

でも文科系か弱い女子やいいご年齢の方ならともかく、若い男子とくれば
いくらでも鍛えられるもの。
山にはまれば私なんて、あっという間に追い越されるだろう。
それまでの間、威張らせて頂きますよワタクシは(つまり威張りん坊)。

で、ようやく分岐点まで着いて、小休止。
120927_10                        青空に映える道標。ココロ高揚。


さあ、ここからが核心です。

.

も:『ここからは三点支持が基本だからね。ストックはしまってね。』

.

と、掴まり方、動き方と基本的な事を教えて、もっぴーから先に登ります。

120927_11                               二足歩行よりこっちの方が楽しいかも。

そう、私がここ赤岳を選んだワケは、“登山の醍醐味がぎゅっと濃縮されている”から。

・緩やかなアプローチは、初心者にはうってつけ。
・飽きた頃には山小屋が出現。山の世界独特の雰囲気をここで感じて、
・後半半分が本格的な登山。ラストはそこそこの岩場・鎖場の緊張感と高度感を楽しめて、
・晴れていたら360度のパノラマが楽しめる。そして百名山。
・そして帰りには温泉つき。

と、緩急併せ持った、初心者さんには山の醍醐味を楽しんでもらいやすい山だと私は思っています。

で、連続する岩場に慣れて楽しんできた頃に、山頂近くの道標が。
回り込んで山頂に登れば、最高のパノラマ。

120927_13m                                  今日はホントにいい天気。

.

も:『ハイ、山頂についたよ。』

モ:『わー、すげー。』

.

眼下に広がる雄大な裾野や視界の広さに驚くもっぴー。

.

も:『違うよ もっぴー。あっち見てごらんよ。』。

.

と、遠くを指せば、どーんと目の前には富士山が。

.

モ:『ぅわっ!』

.

遠く静かに、でも大きな存在感の富士山に気付き、小さく体を浮かせて驚くもっぴー。

120927_12                             私もここの、この景色が大好き。

山頂には、たくさんの人が笑顔で写真を撮ったりご飯を食べたり。
今年一番の大快晴、と言えるお天気に誰もが満足。

 私達も記念撮影。

120927_13                                 疲れも吹っ飛ぶ景色です   byもっぴー

散々 景色を眺めて写真を撮って。
山頂からの景色を満喫した後は、私達もお昼にしようか。

ガスもお鍋も二つ用意して。
昼食はもう目分量だけで味見しなくてもOKの、何度となく作っているこれ↓

120927_14                        山ご飯の8割が、この味噌煮込みうどんのワタシ。

風が強ければ寒さを感じる9月下旬ですが、ありがたいことにこの日は無風。
おうどんを食べながらでも、遠く北アルプスの山々・御嶽山に乗鞍・南アルプス、そして富士山と
全ての山々が見えていました。

シアワセなのは、私達だけでなく

120927_1                            雲上の景色を楽しむ人々。

今日は頑張ったもっぴーへのご褒美デーだね、今日は今シーズン一番のいい天気だよ、と話しながら
ご飯を食べて下山します。

…と気がつけば、もっぴーはまた後ろの方に。

早く降りてきなサイ。

120927_14m                          うえ~ん、もおすけ待ってよー。

ダメです、お姉さんはウソ鳴きしても待ちません。

モ:『登りほどじゃないけど、下りもやっぱりしんどいよ。』

120927_14mm                                 さっきより離れてるし。

 ダケカンバ、きれー。

120927_14mmm                                  と、喜ぶ青年。

赤岳鉱泉まで降りて、お茶タイム。
小屋の傍では紅葉も始まっていました。

120927_14mmmm


外のテーブルで休んでいると、ふと気がつけば鹿も遊びにやって来て。

120927_15m                                 もっぴー、また来る?

うん、来るよ(私が連れて)。
今度は雪の綺麗なシーズンか、小屋泊・テント泊の楽しさも知ってもらわないとね。

.

も:『どう?富士山とは全然違う登山じゃない?』

モ:『うん、こっちの方が楽しかった!』

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そうでしょそうでしょ。
富士山も綺麗だけど、“山登り”で言うと、こういう山の方が私は好きだ。

まだまだ連れて行きたい山がてんこ盛り。
それまでに、体力つけといてね。

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急ぎ足で温泉に浸かり、車を飛ばす。

夕暮れ時、車の中からも北アルプスが見えるほど、今日は一日中最高のお天気でした。

これから始まる彼の山の世界。

120927_16
もっぴー、また一緒に行こうね。

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2013年1月 4日 (金)

【もおすけ日記】木曽駒~空木岳縦走・2

そんなわけでワタクシが、神社に初詣行っておみくじ引いたら“一番”だったもおすけです。
年始からこりゃあ縁起がいいや!ってことで。

ゴキゲンでございます。

もちろんおみくじは“大吉”です。

あ、皆様こんばんにゃ。

不思議なんですけどね、山を登るようになってから、何故かおみくじは殆どが大吉。
すごい確率ですよねー。

でも、書いてある事が笑える。

『行いを慎むべし。任せて吉。』

どうやらあんまり我がまま言ってはいけないらしく、いい子にしてれば吉の様です。

なので、今年はいい子にして真面目に更新。
本日もガシガシ書いて参りますよー。木曽駒~空木縦走・2でございます。

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2012年 9月14日 快晴

AM4:30 起床

小屋の朝は寒くとも、テントのそれとは比にならない。
下半身をシュラフに入れたまま、朝食を作って食べる。

AM 5:00.

外に出て、夜明けを撮る。
とても綺麗な景色だった。

120914_                          日の出前の東の空には下弦の月。

日の出を二人で眺めて出発。

本日 向かうは空木岳。

120914_1


お世話になった桧尾避難小屋は、今朝も画になって。

120914_2m                            また泊まりに来たい小屋でした。

歩き始めると、日はどんどん昇っていきます。
空の色と共に、山の色も変わっていきます。
120914_4                             もうこんなに鮮やかな緑。

振り返ると、大好きな桧尾避難小屋はあんなに小さく。
120914_5                               また来るからね。

稜線は少しづつ紅葉し始めていて。

120914_6                                      ななかまどが綺麗。

紅葉を眺めたり、景色を眺めたり、岩場を越えたり。
120914_7                            楽しくても綺麗でも、慎重さは必要です。

そんなこんなしてたら、熊沢岳に到着。

120914_8


そのまま歩んでいくと、1時間ほどで東川岳へ到着。



水や食料が減った上、この快晴では元気が出るばかり。
そのままてくてくと木曽殿山荘まで足を伸ばします。
東川岳と空木岳の鞍部にあるこの山小屋は、とても清潔感のある小屋でした。

120914_9

ここで少しおやつ&トイレ休憩。

鞍部ですが、両側が切れているのでどっちを見ても眺望がいい。
かつてここを木曽義仲主従が木曽側から伊那側へここを山越えしたと言う。
装備とは言えない様な当時の姿でここを越えたと思うと、昔の人は本当に凄いなと思います。

さて、ここから空木岳山頂まではコースタイムで1時間半。
120914_10                                  さあ行きますか!
いざ空木岳へ。

しょっぱなからこの急登です。

120914_11                                     暑いよー。

天気の良さで順調に水も減りながら、50分で山頂に到着。
桂ちゃんの到着を待ってる間に、セルフでパチリ。

120914_12                           ワタクシ、偽ピークに何度も騙されました。


そして眼下には、憧れの駒峰ヒュッテさんが。
120914_13                                      皆様こんにちは。

桂ちゃんが到着してから、二人で駒峰ヒュッテさんに降りる。
休憩はやっぱりここのテラスよね、ってことで。

繁忙期以外は無人のこの避難小屋は、とにかく可愛くてそして綺麗。
地元の山岳会の方が管理しているというここには、愛情のオーラが小屋のそこここに溢れていました。

120914_14            新しいだけじゃない、愛情を持った手入れが感じられる清潔感と心遣い。

ここもいつか泊まりたい避難小屋。
なんて思いながら、テラスでお昼ご飯の準備を。
120914_15                                  まだかなまだかな。

出来た。

120914_16                               美味しそうでしょ。

そうだね、空木岳を眺めながら食べるカップラーメンは最高だよ。

食べているうちに、曇っていた空も晴れて。
120914_17                               最高のお天気(と、お昼ご飯)。

遥か遠くには、桧尾避難小屋も。

120914_18                                絵本のような風景。


桂ちゃんと二人、昨日からほんと何もかもが最高だよねー、楽しいよねー、美味しいよねーと
絶賛ワードを連発。
そのくらい楽しくて、気持ちのいい山歩きだ。

たっぷりお昼休憩を取ってから、下山開始。
少しづつ曇り始めてきました。

ガスってたらここは迷いそうだよね、尾根道に比べてかなり目印が少ないよね、と話しながら
慎重に登山道を外れないように進み、空木平避難小屋まで到着。
ここもとっても綺麗な避難小屋でした。

120914_19                        内装も外装も、綺麗そのもの。

ここでは休憩を取らずに、そのまま歩いて。

最後の池山山荘で小休止。

120914_20


登山口まで歩ききって、温泉&名物ソースカツ丼でお疲れ様。
楽しい楽しい三日間でした。 

今度は初夏に訪れたいな。
また来るからね、木曽駒・空木岳。

120914_3

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2013年1月 3日 (木)

【もおすけ日記】レスキューする人々

ハイ、再び皆様、新年あけましておめでとうございます。

一昨日山から帰ってきて、昨日はまったり。

今日はしっかりと朝祝い。

母が送ってくれた自家製のお餅と数の子、黒豆は柔らかくて絶品。
かまぼこにつけるウニひしおは妹の手作り。
お雑煮は親友・ミサちゃんがくれた骨董の漆の器。
これがもおすけ、大のお気に入り。
蓋にね、ナスの模様がついているの。

130103_                    あ、バックの門松はさぶちゃんからのプレゼント。


んで、蓋を開けたら金色の富士山が。
130103_1                              ああこりゃ目出たい。

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そして思う。

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も:『あれ?一富士 二鷹 三なすびの鷹は??』

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と、器の裏を探したりしましたが・・・

ありました!
富士山の横に細い金線で“多賀”と漢字で。

粋だなぁ。

と、朝からニコニコでお雑煮を食べました。

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山から帰ってきた翌日二日、さぶちゃんは乗鞍へスキーに行くとかで早朝インター近くのコンビにまで送りました。

早朝5時。

誰もいないコンビニ。

しばらくして私達の後から、二人組のハードシェル着た男性が。

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さ:『ねえしろぷー、あれって遭対協とかのユニフォーム?』

も:『うーん、違うんじゃないかなぁ・・・。大抵背中とか腕の所にレスキューってロゴがあるから。』

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と、返事をしたものの、よく見ると お一人は見覚えのあるお顔。
長野県警レスキューのAさんぽかった。

お二人は迷いのない動きで多目の食糧を買い込み、サッサと会計を済ませて出て行かれました。

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そして、夕方のニュースを見て あっ!

明神岳で遭難された方の救助に、釜トンネルから歩いて上高地入りする県警レスキューの方々の姿。
私達が見た、あの黄色と赤のハードシェルのユニフォームが映っていました。

ああやっぱり。

新年朝五時からレスキューに向かう方々。

私達登山者は、ただの娯楽で登っているに過ぎません。

でも当たり前ですが、レスキューする方達は新年早々、吹雪の中“勤務”でしかないわけで。
遭難された方にも、救助に向かう方にも家族があるのだから。

私達登山者は、絶対元気にお家に帰らなくてはいけません。
年始から改めてそう思いました。

救助を待つ方々もレスキューに当たっている方々も、どうか皆さん無事に下山できますように。
心からそう祈っています。

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2013年1月 2日 (水)

【もおすけ日記】木曽駒~空木岳縦走・1

皆様、新年明けましておめでとうございます。
おさるのもおすけでございます。

年末年始はどこに行っていたかというと、もちろんお山。
北アルプスでございます。

ガンガン更新して、追いつきたいと思います。

なので皆様、しばしのお待ちを。

まずは本日は、桂ちゃんと行く木曽駒&空木岳の縦走でございます。

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2012年 9月13日 晴れ一時曇り

木曽駒のロープウェー駐車場で待ち合わせる。
今回の相棒は、桂ちゃん。

桂ちゃんとは、昨々夏 三俣山荘で一緒に働いていた いっつも笑顔の明るい女の子だ。
ついでにいうと、食いしん坊である。私と同じ。
女子では私と二人きり、いつもご飯をおかわりしていた。

その桂ちゃんと大型ザックを背負っての縦走である。

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山小屋女子が、簡単にロープウェーで木曽駒登山、で終わる訳がない。

今回の試みは“避難小屋”。
屋久島以来、本州での避難小屋泊は初めてのこと。
しかも今回は、二日間分の水を担いでの縦走だ。

ワクワク、ドキドキ。

ロープウェーに乗る。

木曽駒ロープウェー山頂駅に着く。
ここは一年前、霧雨の中 さっちゃんと来て以来ね。

千畳敷カールをバックに、先生映えますなぁ。

120913_                                 そうでしょそうでしょ。

ここから木曽駒ケ岳山頂までは沢山の人がいました。
ゆっくり登る桂ちゃん。
120913_1                              おやつが一杯入ってるから重いのよね。

コースタイム通りで浄土乗越に到着。
もちろんおやつタイム。

いろいろ持ってきたよー、なんか食べる?と桂ちゃん。
120913_2                 今年働いていた双六小屋では“おやつ番長”と呼ばれていたとか。


これ以外にも、彼女は一杯持っていました。

天気はいいわ、会うのは久しぶりだわでゴキゲンで再出発。
途中、コマクサの花がご挨拶。

120913_3                       白馬山荘で見たものより、かなり色が濃かったです。

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休憩時間もちょびっと、再び歩き出してそして木曽駒山頂。

120913_4                            シャッター押すときもおやつは手放しません。


桂ちゃんの笑顔がいいですねー。

ゴキゲンな二人。

120913_5                               眩しい位の陽射しです。

ゆっくり休憩しておやつタイムを取った後。

殆どの人がここでピストンなのですが、私達は違います。

次に目指すは宝剣岳。
そう、これですよこれ↓

120913_6                             皆様ご存知!鎖場でござい~。

私が先に登り、桂ちゃんも慎重に渡っていきます。
120913_7                        でも高所恐怖症ではないのよねー。

そよ風が吹く中、無事に宝剣岳山頂に到着。
120913_8                                 可愛い山頂の看板。

それにしても、荷物が大きいと岩場は怖い。
それが下りとなれば、尚更だ。

少し下って振り返る。
120913_9                             さっきまでいた山頂はあんなに小さく。

そして下りきると、今度は上り。
またしてもこれです↓

120913_10                                       皆様ハロー。

こうなると俄然やる気になる私。

よし行くぞ、頑張れアタシ。

さぶちゃん、リンちゃんが“もおすけのバッテリー”と呼ぶシュラフマット。
私はザックの都合上、真ん中付けしているのですが(大抵はザックの下部)、
なんとなくアタシらしくて気に入っています。

120913_11                        本日フル充電で頑張っております。

今回は避難小屋。
水場もないから、各々6Lも水を積んでいるからザックが重い=振られて怖い。

120913_12                             でもおさるだから頑張る。

下からこの写真から撮っている桂ちゃんからのアングルで、傾斜がすごい事はわかるでしょう。
大型ザックではあんまり通りたくないなぁ、って感じです。

ようやく核心部は越え、安堵のもおすけ。充電池(シュラフマット)が宙に映えて素敵です。

120913_13                                    よし、越えたぞ。

下を見下ろすと、千畳敷カール&木曽駒ロープウェーの山頂駅が一望。
120913_14                      この切れてる感じのアングルは、宝剣岳ならでは。

宝剣岳を過ぎて、これは濁沢大峰の辺りかな。
120913_15                       おじさんの下に桂ちゃんが小さく見えます。

上まで上がると、これから向かう桧尾岳が。
そして左稜線にある、桧尾避難小屋、これが本日の私達のお宿です。
120913_16                          まだまだあるぞ、頑張らなければ。

鞍部から40分程で山頂・桧尾岳に到着。
先生の肩越しに、桧尾避難小屋が小さく見えます。

120913_17

ハイマツの緑の中の、丸いお屋根の避難小屋。
可愛いのでズーム。
120913_18                             んね?素敵でしょ? byもんきち先生

雲の切れ間から光が差し込んで、綺麗でした。
120913_19


それにしても、ワクワクするなぁ、避難小屋泊。

120913_20                                 登山版・ハイジの山小屋な感じ。

桂ちゃんの到着を待って、二人で記念撮影。

120913_21                             笑顔で到着!


ホッとするのは小屋に着いてからにしよっか、と山頂を早々に去り避難小屋へ。

ハイマツ帯を抜けて、可愛い避難小屋に到着。
本日の宿泊者は、私達以外にはソロのおじさんと台湾から来たと言うお兄さんとの四人。
片言の英語で聞けば、お兄さんは百名山制覇を目指し、ロングバケーションの度に日本に来ているとか。
既に42山制覇して、昨日は恵那山にも登ってきたと言う。
日本人でも各地に散らばる百名山制覇は時間がかかって大変なのに、海外から通いつめるなんてすごいなぁと
感心しました。

そんな話をしながら、本日の夕食はいつものこれ↓

120913_22             味噌煮込みうどん。本日は桂ちゃん好みで舞茸とサツマイモのかき揚げ。

9月の外は既に寒く、風も出てきましたが小屋の中は快適そのもの。
二人で幸せだねぇ、楽しかったねぇと大満足で床に就いたのでした。

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